■スポンサードリンク
黒蝿
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒蝿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.44pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今までのシリーズ中で最も出来が良くなかったと思います。章の区切りが短く読みやすいのはいいが、以前の深みは無くなったような気がします。リズム感は今はやりの「24」に近いものがあるかも知れません。「やっちまったか」と思ったのは、主人公ケイの設定年齢を意図的に下げた事です。何が何でも続きを書きたいという事か、または映像化を狙っての事でしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思わせぶりに心臓をおさえてベットに倒れこんだよね?次の登場で普通になかったことになってて笑う!すべてがそんな感じで偶然、煽り、偶然、突然、何ともないの繰り返し。しかも強引だから意味わかんないというか内容がない。昼ドラかよ...ちょ~つまんねー多人称なら他にもっとおもしろい作家いっぱいいるし、むしろページ数重ねといて多人称に失敗とは才能がないのでは?てゆうか人物多すぎ。少なくとも向いてないからやめてくれ上下買ってまんまとハメられた。一体彼女は何がしたかったのか...? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
う~ん、シリーズ中で良かった?悪かったの?と聞かれたら…申し訳ないけど悪かったほうに近いと思いますね…出版されていたこと知らずに、ハット思ったときに購入しましたが、いままでの作品とは違く、キレがなかったように思えます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待望の本だっただけに、期待が大きかった分、肩透かしをくらった気分です。「主人公も著者も人生に迷ってしまったの???」という疑問を持ってしまいます。ケイの持ち味である芯の強さはどこへいってしまったのでしょうか?(内容的にも女探偵を主人公とした小説とかぶっているところがあるような・・・。)スピード感ある展開で一気に読ませてしまう話展開はさすがなのですが、シリーズを全作読んでいるものとしては、登場人物の変わりように戸惑うばかりです。人生には最良の時もあれば、最悪の時もある、主人公ケイにとってその最悪の時を描いている作品だと考えたいです。次回作に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、最後まで読んで、損したって感じ。はあーーー??ケイもマリーノもルーシーも皆別人なんじゃないか?というくらいこれまでと違ってる!終り方も、ページか、締め切りがギリギリだから無理やりって感じだし、途中出てくる婦人警官も必要なのか?とにかく疑問だらけのシリーズ最駄作だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
語り口が一人称から変わったとか,登場人物が歳をとったとかの次元ではない.話に深み盛り上がりがないし,人物描写も上辺だけだし,もともとブレークのきっかけとなった法医学などの専門分野の描写もなく,何もない感じ.思わせぶりな記述が続くが,結局深く語られなく終わってしまった. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
皆さんと同じく三年待った続編でしたが・・・、あまり夢中になれませんでした。いつもは一気に読んでしまうのに、ケイが語り手ではないので頭が混乱してしまいました。前のようなずっとケイが語る親密感が物足りなかったのかな。何はともあれ十年来のファンなので次作に期待したいです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりの検死官シリーズに大喜びしすぎたせいか、疑問と物足りなさだけが残った後味の悪い作品に思えた。スカーペッタの姪がマリーノの息子を暗殺した時から『どんな理由をつけても殺人だ。こんなことしていいのか。』という疑問が芽生えたが、結末に至っても結局納得できなかった。話の終わり方も無理やりドタバタ終わらせた感じがした。安物のメロドラマみたい。検死官シリーズは最初から読んでいるので、スカーペッタが急に若返っていたのも不自然だった。読者を馬鹿にしているのかとさえ思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前から3年もあいていたとは。日本語版もペーパーバックも出るのを待てずに、ハードカバーを買ってしまった。もちろん、後悔はしてないけれど、ちょっと複雑。思ったより時間かからずに、勢いで読んでしまったけど^^;話の展開が、あちこちに行って振り回されるのは、いつもと変わらない気がするけれど、何だか距離?を感じたり。なんだろう?何だろう?と思いながら読んでいるうちに終わってしまった、という感も否めないかも。う~ん、好きな作品なんだけど、これだけは言いたい、と思うのは、悪者とはいえ、ロッコやベヴが、意外にあっけなく(?)死んでしまっていた気がすることかなぁ・・・。もちろん、これまでの伏線もあったんだろうけど。次作には期待。ベントンとケイの今後は?そして何より、シャンドンは? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第一作目からずっと読み続けているスカーペッタシリーズの最新作で、前回の出版から3年もの間待ち続けていたものだっただけに肩透かしを喰ったような不満の残る作品だった。これまでのシリーズはスカーペッタの一人称的書き方だったのに対し、今回の「黒蠅」は三人称的な書き方、と話の進め方も違っているのだが一番大きな変化はスカーペッタの描き方に鼓動が感じられない事。以前だったら疲れて疲れ切った彼女を描いてもその鼓動を感じる事が出来たのにこの作品からはその鼓動が感じられない。辛口な意見を言えば、それでも作者コーンウェルの力量で一度読み始めれば一気に読めてしまう作品の熟成度は高いので救われているように思う。作者の主人公に対する思い入れは他のものに移ってしまったのか、それとも単にスランプなのかは分からないがシリーズの今後を思うとちょっと心配になるところではある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3年ぶりのケイに、なかなかなじめない自分。なぜ?・・・そもそもケイがあまり出てこない。彼女は、恋人を失い、仕事(立場)を失い、家を失い、・・つまりいつものあの居心地のいい部屋や彼女の料理が出てこないんである。それは、ストーリー上、仕方ないのだが、そのせいか、ひどくつまらなかった。 また、狼男や、美男子の弟というキャラクターが成功しているとは、思えない。こういっちゃあなんですが、もういいって感じ。マリーノが出てきて、ホッとするような具合。いや、ホントは、マリーノが1番心配。そのためだけに、このシリーズを読み続けるかも。(ナンダカンダいっても、最後まで読んだ!けっこう、下巻は、一気読み。) いつもの付き合いだから、ケイに付き合ったけれど、昔ほど楽しい時間じゃなかった。それは、登場人物みんなが歳を取り、変わっていくのだから仕方がないのだけれど・・・。しかーし、ケイだけ若返るなんてずるいような気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3年ぶりの検死官シリーズなので、毎年冬にこのシリーズを読んでいた私にとってはなつかしく、久しぶりの友人にあったような気がしました。主人公のケイ・スカーペッタよりも、現役として活躍しすっかり大人になった姪のルーシーの成長ぶりに親のようにうれしく感じてしまいました。最後の数ページであっという間に事件の決着がついてしまうのが少し物足りないですが、この終わり方だとすぐに次回作ができるのでは、いやもうすでに書き上げているのではないでしょうか?期待してます! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
検屍官シリーズの過去の作品とは文体がガラッと変わっているので、多少の違和感はあったが、話の展開が早く、一気に読めた。ルーシーと新しい相棒ルーディの活躍は、ハードボイルド調でかっこいいし、新しく登場したニックという女性刑事も魅力的だ。次回作が既に楽しみである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ファンとしては待ちに待った本作だったけど、読み終わったあとの肩透かしをくらったようなショックはやっぱり否定できません。緻密な描写や深く多岐にわたる知識には相変わらず感心しますが、逆を返せば、そういう著者の得意とする部分ばかりが目につき、肝心のストーリーが薄っぺらくなってしまっているように感じました。もしくはそれを隠すのにそういう技巧に走ってしまったのでしょうか?また各章が今までになく短く、場面も転々と変わり、テンポとしては読みやすいものの、結局、読み手としてはうまく感情移入できないまま、物語だけがくるくると移りかわってしまって逆効果。今までになく熱くなれない、スカーペッタシリーズでした。加えて、冒頭近くから、それだけは勘弁してほしい、と思っていた3流ドラマ顔負けの展開にはやられた、の一言です。また、いろいろといわれているスカーペッタの若返り、あとがきをみるまで気づきませんでした。個人的には年齢くらい辻褄が多少あわなくってもいいのでは、と思うけど、あんな風に堂々と公表されると興ざめです。読み物としてはまだまだ捨てがたい部分もあるので、ほんと、次回作での挽回に期待したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から最後まで疲れきって何のひらめきも見せない、ケイとマリーノ。ルーシーには殺しまでさせてしまいなおかつご都合主義のストーリー。我々が(読者同士で)知人のように話していた登場人物は、もういません(何作か前から?)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作から「死体農場」ぐらいまでが本当に面白かったので、それらと比較すると確かにつまらないかもしれません。でも、私はそれなりに楽しめました。あの人が生きていたというのも、前に伏線がはってあったのでそれほど違和感なかったし。ただ、文体があまりにも変わってしまったように感じられて、それだけは残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スカーペッタシリーズ最新作ということで、楽しみに買っちゃいました。ここ数作登場している悪の権化が今回も登場しますが、どーも今ひとつ迫力に欠けるかな?ストーリーの中心は、なんと言っても悪の権化とあの人の関係が明らかになり、まだまだ話は続くなー、というプロットなのですが、展開にかなり無理があるように思いました。あまりにもできすぎた展開は、まるで2時間ドラマとも思えるのです。でも!次回に期待してしまう私は、やっぱりケイ、ルーシー、マリーノたちの大ファン!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「女性警察署長ハマー」のシリーズは、あまりのつまらなさに3冊目にして買わなくなったけれど、このシリーズも、期待を持ち続けるのはそろそろ限界のよう。それでも上巻はチャプターの切り替えが今までになくリズミカルで好感を持てたのですが、下巻でだれてからは読み飛ばしてしまい、ルーシーのその後は気になるけど、もう誰かが書いたアブストラクトをネットで読めればいいやという気分です。「これが表現力よ」と言わんばかりの陰惨な場面の詳細な描写。相手の悪意ばかりを過大に感じ取り、自分がいかにつらい人生を歩いてきたかを角度を変えて何度も語る登場人物。読者に想像力はないとでも思っているのでしょうか。もう、うんざりです。さらに今回は、一つだけ、どうしても納得できないルール違反があります。最後に訳者に言及されております。言いたいことは分かるけど、それなら新しく仕切りなおしたら?と思わずにいられません。いさぎ悪すぎ。残念です。著者は作品を完成させることを放棄したのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最新作だけど 他のレビューにもあるとおり なんとなく物足りなく・強引な感じの話でした。コーンウェルは もう 検視官シリーズを書くのは嫌なのでしょうか?長年にわたるファンとしては この本は次作につながる複線なのだと思いたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スカーペッタの恋人は著者によって惨殺される方程式が覆されるところから、本編は始まる。証人保護プログラムというもので、実質的に数作前まで遡ることになる。証人保護プログラムが実施され、残された人間たちのその後を描いたものとしては最長になるのではないか?いつもの主人公視点ではなく、第三者視点で展開される物語は、1章が短く展開がスピーディーだとは思うが、短過ぎてその章の人物と出来事のリレーションができる前に次章に移ってしまうので、「このヒトだれだっけ?」が多かった。またここ数作で殺人事件よりもストーリー展開のメインとなっていた、政治的な腐った人間関係は描かれていないため、法に触れない悪党に対するイライラを引きずりながら事件の経過を追わずにすむ分読みやすい。逆に今回鼻につくのは、「正義」の名のもとに「殺人」が行われ、それに対する追求はほとんと行われないことだ。何が正義なのか、私はそんなことは知らないが、これまで少なくとも殺された側に立って犯人を追い詰めてきた人々が、身内意識だけで「制裁」を行った人間を「仕方がない」「これで良かった」受け入れてしまうところはいただけない。見贔屓を描いたのだといえば聞こえは良いが、ご時世がご時世なだけに「アメリカの正義」はこんなものなのか、と思えてしまう。「許すこと」自体は必要であるかもしれないけれど、それを「私」でやってしまったことは本作の穴。ヒトとしての禁忌を「正義」の名の元に外れて行く登場人物達の中、唯一ヒトの枠に踏みとどまったのは「あいつが死んじまったことよりももっと辛いのはな、やつを愛したことなんかなかったことだ」というマリーノだけである。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!