■スポンサードリンク


死因



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
死因 (講談社文庫)

死因の評価: 4.10/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(4pt)

ルーシーの成長。

シリーズ第七作はあるジャーナリストの溺死体から始まって、最終的には国際的な陰謀に至るというこれまでにない規模の大きな物語である。しかしながら前半で登場し、いかにも重要なものであるかのように記される「本」が、いつの間にか脇へ追いやられていたり、「教団」の首魁の最後の行動がおよそ理解できないものだったり、冒頭で登場する「大佐」に対する決着が描かれなかったりと意外と遺漏は多いような気がする。そのあたりを修正したならば、おそらくはより面白いものになっただろう。一方本書の一番の読みどころはと言えば、ついに叔母を救出する程にまで成長したルーシーの姿ではないだろうか。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.8:
(4pt)

「私は医者よ!」 カルト対スカーペッタ

顔見知りりの記者が不審な死をとげ、スカーペッタに近い人が殺される。軍やカルト教の影か見え隠れし、スカーペッタシリーズ最大の危機が目の前に立ちはだかる。
前作のような切迫した感じはないが、得体の知れないものに対する不安が読者に重くのしかかる。

シリーズをここまで読んで来て、ルーシーとマリーノは、性別と姻戚関係を除けば全く同じキャラと言ってよく、彼等はスカーペッタの守護天使だと確信した。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.7:
(4pt)

思ったより面白い

一時の勢いはないけれど、やっぱり面白い。シリーズのファンなら読んで損はないと思う。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.6:
(4pt)

検屍官

紙の本でパトリシア・コーンウェルは10冊くらい読んだが、今度は電子本で新刊も含めて読もうかなと…。 面白いからお勧めです。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.5:
(4pt)

面白かった

昔に読んだ記憶があって再読してみました。やはり女性の主人公は面白いです。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.4:
(4pt)

宗教モノ

多くのサスペンス・推理小説で登場する題材が「宗教」である。
今まで読んだ「宗教」が関わった作品で、
「これは面白い!!」と思ったのは、
アレックス・カーヴァの「こぼれる魂」である。
通常の宗教観ではなく、カルトを取り上げ、独自のゆがんだ解釈をもった教祖のいる集団である。
そもそもは、日本で地下鉄サリン事件を起こしたのがとある教団だった事から、
カルトの教祖が真犯人である作品が数多く見られるようになった。
逆に、カルトが出てくるものの、非常に希薄なものが多いのだが、
A・カーヴァの作品はよかった…P・コーンウェル・ファンだから、
設定が似ているような、そうでないような…
…と、書く場所が違うのだが、
コーンウェルは、「カルト+テロ」を組み合わせての作品だ。
ただし、先にカーヴァの作品についてのレビューを入れたのは、
やはり、カルトが題材の作品は、難しいということ。
教祖は、教典を作った本人だが、あまり表に出てこない人なので、
いまいち感が漂う。
なので、★マイナス1。
ラストのシーン、ルーシーの活躍がすばらしかった。
それでも、やはり当時では最先端の科学。
その科学がロボットの中で
現在はロボット工学も大幅に進歩している。
おもちゃのようなものだが、当時としては、ものすごいものだったんだろう。
そういった意味では、この作品はとっても勉強になる。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.3:
(4pt)

宗教モノ

多くのサスペンス・推理小説で登場する題材が「宗教」である。

今まで読んだ「宗教」が関わった作品で、

「これは面白い!!」と思ったのは、

アレックス・カーヴァの「こぼれる魂」である。

通常の宗教観ではなく、カルトを取り上げ、独自のゆがんだ解釈をもった教祖のいる集団である。

そもそもは、日本で地下鉄サリン事件を起こしたのがとある教団だった事から、

カルトの教祖が真犯人である作品が数多く見られるようになった。

逆に、カルトが出てくるものの、非常に希薄なものが多いのだが、

A・カーヴァの作品はよかった…P・コーンウェル・ファンだから、

設定が似ているような、そうでないような…

…と、書く場所が違うのだが、

コーンウェルは、「カルト+テロ」を組み合わせての作品だ。

ただし、先にカーヴァの作品についてのレビューを入れたのは、

やはり、カルトが題材の作品は、難しいということ。

教祖は、教典を作った本人だが、あまり表に出てこない人なので、

いまいち感が漂う。

なので、★マイナス1。

ラストのシーン、ルーシーの活躍がすばらしかった。

それでも、やはり当時では最先端の科学。

その科学がロボットの中で

現在はロボット工学も大幅に進歩している。

おもちゃのようなものだが、当時としては、ものすごいものだったんだろう。

そういった意味では、この作品はとっても勉強になる。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.2:
(5pt)

現実みを小説に与える多発する事件

米国海軍にちょっと触れるかと思えば、狂信的カルト宗教を匂わせ、さらに政治的なからみも出てきて、どうなってしまうのかと思う。しかし、最後には善vs悪の姿がくっきりと浮かび上がる。考えてみると、人間には絶えず多様なことが平行して起こっている。一つのことだけ描写しては、事実からかけ離れるところをコーンウェルは器用に書いているのではないか。ルーシーも成長し、〔ということは、ケイもマリノも年を取ったということだが〕ケイとの会話も大人同士の会話となり、その裏にある双方の気持ちが手に取るようにわかる。今までの中でルーシーとの接触が一番多い本ではないだろうか。それだけ、ルーシーもケイも危険にさらされることになり、読者としてはハラハラする。さすが、料理の本も出しているコーンウェル。ケイが忙しく時間の無い中、いとも簡単につくるイタリア料理の描写にはよだれが出そうになる。まねして作ることもできるので、料理の好きな人にもお奨め。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930
No.1:
(5pt)

現実みを小説に与える多発する事件

米国海軍にちょっと触れるかと思えば、狂信的カルト宗教を匂わせ、さらに政治的なからみも出てきて、どうなってしまうのかと思う。しかし、最後には善vs悪の姿がくっきりと浮かび上がる。
考えてみると、人間には絶えず多様なことが平行して起こっている。一つのことだけ描写しては、事実からかけ離れるところをコーンウェルは器用に書いているのではないか。
ルーシーも成長し、〔ということは、ケイもマリノも年を取ったということだが〕ケイとの会話も大人同士の会話となり、その裏にある双方の気持ちが手に取るようにわかる。今までの中でルーシーとの接触が一番多い本ではないだろうか。それだけ、ルーシーもケイも危険にさらされることになり、読者としてはハラハラする。
さすが、料理の本も出しているコーンウェル。ケイが忙しく時間の無い中、いとも簡単につくるイタリア料理の描写にはよだれが出そうになる。まねして作ることもできるので、料理の好きな人にもお奨め。
死因 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死因 (講談社文庫)より
4062633930

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!