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私刑
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私刑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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検視官シリーズは、最初が良くてだんだん...なんて評をどこかで聞いていたせいか、食わず嫌いだった。常夏のバケーションのプールサイドの伴にと携えていったが、どうしてどうして、おもしろい。仕事面で成功すればするほど、家族とはうまくいかなくなり、愛する人とは別れ、不倫をして、不幸になっていく。おまけにストーカー的なシリアスキラーに私生活でも狙われてくる。現代の正義の騎士は、人を救えば救うほど自分は不幸になっていき、それに耐えて仕事をするしかないとでも言っているかのようだ。そこに現代性があるのだろう。小説の中のヒリヒリ感がたまらなく愛しかった。 | ||||
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サスペンス色の強い作品。精神的に追い込まれながらも、仲間と協力し、ゴールトを追い詰めていく、スカーペッタ。 前作でギクシャクしていたルーシーやマリーノとの関係は多少穏やかに見える。 老いを感じ、愛に飢えた生身のスカーペッタが描かれ、どこか共感しながら、いつのまにかコーンウェルの世界に没頭している。 | ||||
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パトリシア原作本はかなり読破。原著で読んでも無駄の無い筆運びで、パトリシアの性格は男性的なのでは?と思う。現にラブシーンは少なく、著述も極めて下手で匂わすだけが多い。翻訳者も無駄なく翻訳され名著だと思う。 | ||||
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パトリシアコーンウエルの小説は数冊読みましたが、内容があまり記憶にない、精神安定の為には良いかもしれません、女性の美貌と男性並みの職歴経歴を積んだ場合の成功例でしょう、実際例えばスーパーモデルのクラウデイアシーファーの全盛期のブロマイドはもう過去のモノであるが、著名な写真家が撮影した、ヘアメイクアーティストやスタイリストも協力した彼女のブロマイド原本を多数万枚生産して、また該ブロマイドが大量製造生産しても倉庫に眠っているだけでは何も起きません、また私が遠い外国の女性を何にも接せずには知りようがない訳です、該ブロマイドを売り儲ける為には該ブロマイドのプロモーション活動もするでしょう、ビルクリントンが大統領になった際、妻のヒラリーロダムクリントンは度の強い眼鏡を捨て髪を自然な金髪の色に染めてemmanuelle第四話ですか? | ||||
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ケイ・スカーペッタのシリーズ中ではもっとも読み応えのある一冊だと思います。 なぜかシリーズで評価が高いのがunnatural exposureらしいのですが、それよりはこちらのほうが存在感がある人ばっかり出てきて、展開も速く、面白いです。 | ||||
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事件は解決する。 しかし、読み終わったと同時に、切なくなる。 雪の降る中、全裸で発見された女性の遺体。 彼女はいったい誰なのか? 小さな手がかりを元に、被害者の身元を割り出す、Dr.スカーペッタ。 今回は、ケイの推理する場面、当時の最新の科学捜査の方法など、 本当に引き込まれる材料が多い。 物語の中で、確実に時間が進んでいるとわかる要素が多いのもいい。 まずは、ルーシーの成長。 ぽっちゃりして、イケてないめがねをかけたPCオタク並みの知識を持ちながら、 初登場時は10歳。 いつの間にか成長している。 昔の面影は、天才的な知能と、達者な口。 どんどんきれいになっている(らしい)。 FBIでCAINを開発中。 さらにルーシーは、男性ではなく、女性に興味があることが判明。 次にマリーノの昇進。 どんどん出世していくマリーノ。 口が悪くて、死に急ぐような日常生活を送るものの、 ケイとのコンビはますますよくなっていく。 他にも、 ・ケイの自宅(自宅が危険になり、よく引っ越す) ・ケイの車 など、時間の経過をふんだんに組み込んでいるので、分かりやすい。 全体的に通じるのだが、 寒い時期の出来事が多いなぁと思った。 また、タイトルの「私刑」は2つに通じるものであった。 一つ目は、マンハッタンで殺された女性。 それと、ラストにケイが取った行動。 ちなみに「私刑」とは、 >法律によらず、個人や集団が勝手に犯罪者などに加える制裁。私的制裁。リンチ。(大辞林より) | ||||
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FBIに協力するリッチモンドの検視官、ケイ・スカーペッタシリーズの6作目です。シリーズ途中から登場する殺人鬼ゴールトとの最終決戦です。殺人鬼が全脳の神のように神出鬼没にあらわれ、話の展開が現実離れしすぎた感はありますが、だからこそといえるのか、たたみこむように攻めよる恐怖感と息もつかせぬズピード感で、一気にとりこまれてしまい、読破してしまいました。このシリーズは全て読んでいますが、最高の作品だと思います。 | ||||
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今までのケイ・スカルペッタシリーズでは、話の終わり近くに犯人は判明していた。しかし今回は、話のはじめにケイが以前目撃している猟奇殺人者、テンプル・ゴルトが容疑者として登場する。そして、腐敗しきった政治家の裏やゴルトの生い立ちなどで話をどんどん盛り上げていくコーンウェルは、息をつく閑を与えてくれない。読んでいて、居ても立ってもいられなくなる理由は、殺人をするために生まれてきたような犯人の魔の手が、ケイの姪であるルーシーやケイ自身にまで及んでくるからだろう。ニューヨークの地理が詳細に描かれているため、作者が実際に足で調べたことを想像させる。しかし、なぜかゴルトを思い浮かべる時、スティングの風貌が合わさってしまうが、これは作者の意図なのだろうか。 | ||||
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