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ドグラ・マグラ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ドグラ・マグラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全349件 21~40 2/18ページ
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ミステリー小説というジャンル分けだが、そもそもジャンル分けが不能というべき怪作である。 かれこれ30年間、大学生のときに初めて読み、これを超える異様な気分にさせられた小説にはまだ出会っていない。誠に奇妙な感覚を覚えた。 戦前にこのようなぶっ飛んだ発想を持っていた夢野久作の頭脳の中こそ、想像を絶するドグラマグラだ。 | ||||
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この本を読むとおかしくなるとよく言われていますが、私はおかしくなりかけたので、途中で断念しました。とても読み進められませんでした。内容も、文字の配列も最高に気分を害します。それを求める人にとっては、星5つ! | ||||
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稀代の大名作です。が、誰もが躓くポイントが「チャカポコ」です(笑)←読了された方なら頷いていただけるでしょう。 ただし!そこを越えられれば大丈夫。 読了後の人生においてココロのベスト・テンにランク・インする作品となることは間違いないです。若人よ、チャレンジすべし! | ||||
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とても満足しています。 | ||||
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三大奇書と言われており、気狂い者を扱った作品と言うことで避けてる方も居ると思うが、なんのことはない。推理小説としての骨太な構成に作者の哲学がしっかりと盛り込まれている。夢野氏の探究力、分析力、理解力、その凄さに圧倒される。彼の知能の凄さは作中に出てくる漢文、縁起文、和歌を読めばわかる(これらは一から創作されたのだろうか?それとも参考になる文献があったのか?)。それでいてキチガイを演ずるなど幅の広さが伺える。極端な表現の幅、それをもって自身の哲学を表そうとする力強さ。この世界の両極の先にある統合を夢野氏は見抜いたのだろう。この作品にはそれが見事に描かれている。 因みに二日あれば読めたのでそんなに難しく考えずに読んでもらいたい。 | ||||
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日本三大奇書の1冊を読ませて頂き、ありがとう御座います。難解でしたが、夢野久作ワールドの集大成を大いに体験出来ました。果たして、主人公は救われたのか、かえって精神障害を悪化させてしまったのかは、私にも判りません。真相を知りたい方は是非、お読み頂けたらと思います。 | ||||
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80年前の作品とは思えない発想、内容だと感じました。 | ||||
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面白かった。 常識人は自分の常識が通用しなくて混乱するだけだと思うので、手を出さないことをお薦めする。 非常識人は、常識を強要される部分があって不快に思うかもしれないので手を出さないことをお薦めする。 常識と非常識を行き来できる趣味人には、たいそう楽しめると思うのでお勧めする。 なに、無理する必要はない。他にもいくらでも楽しめる本はある。楽しめる人だけ楽しめばいいのだ。 | ||||
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学生時代に時間と根気が足らず、読み切る前に図書館に返却してしまったので今回リベンジ。 犯人や私の正体について推理しながら読むと推理小説、脳や遺伝、精神病に関して考えながら読むと学術論文のようで読み応えはあった。けど、後半の急展開からラストまでが長くて…ちょっと根気が試されました。ε-('∀`; ) 7割くらいの理解ですが(笑)、それなりに楽しめました。また読み直そうと思います。 | ||||
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上下巻ひとつでお願い出来るといいね! | ||||
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破裂して飛び散るような、 個性の飛沫のシャワーを浴びました。 これを書きたいんだ! という執念が、 文字から滲み出てきます。 難解な文章でも、 ちゃんと読めば理解できる。 いや違うな、 できるように書いてくれている。 たしかに、 読むのに時間はかかりました。 ぼくは部屋では読まないので、 一ヶ月くらいですね。 トイレ、電車、病院の待合所が、 読書の場所なので。 暇つぶしじゃないですよ? 人生にムダな時間をつくらず、 充実させたいだけです。 中でも、トイレが一番好きです。 他の本より、少しずつ読みました。 丁寧に読みたくて。 文章が読みやすいぶん、 集中力が途切れても読めてしまうので、 そうすると、 次に読んだときにわからなくなる。 と、思ったのですが、 けっこう忘れてても、 読めてしまいます。 不思議なことに。 まるで、好きな人なら読めるはず。 と言われているようでした。 はい、読めました。 ドグラ・マグラが読みたくて、 それも、楽しんで読みたくて、 それが、 読書を始めた数年前からの目標でした。 ドグラ・マグラの前に、 百数十冊を積みました。 昔の小説になれるために、 芥川だの太宰だの、 聞いたことのある文豪作品も読み、 また、意味不明でも投げないよう、 詩集なども買って読み、 少しずつ準備をしました。 心の準備が整い、いよいよ、 夢野久作ワールドに足を突っ込むと、 あれ? なんか、読みやすいぞ? と、嬉しい誤算。 (『少女地獄』から読みました) 江戸川乱歩さんと同じような、 読みやすさと狂気を感じ、 どんどん読めました。 ドグラ・マグラも同じです。 よりヘンテコですけどね。 混乱、したのかしないのか。 するほど理解していないのか。 ただ、楽しくて、 読み終えた瞬間は、 あ、終わっちゃった!! と、 なぜかビックリしました。 狂人の頭の中、なのかな。 んーと、んーと、 そんなに、 奇をてらった作品じゃないです。 残酷ですし、 差別表現もでてきます。 でもそれは、 世の中を描いているからで。 世界は残酷で差別的で、 孤独で、いつも夢のようで。 生き方とは、死に方で。 生まれてしまったら、 人は必ず死ぬわけで。 生まれる前に、 その無情のすべてを体験する。 ……の? 知らんけども。 解説にもあるとおり、 たぶん、もっとシンプルで、 もっと短かった作品を、 こねくりまわして、 しつこくしつこく、 謎と嘘を繰り返して、 夢とうつつの間に着地したと。 狂人? いえいえ、みんなそうです。 気づいていないか、 見ないようにしているだけ。 人間は、自分の胸や腹のなかに、 切り開けば内臓があることすらも、 意識せずに生きているのですから。 自分をまともだと思えているのは、 たまたまです。 なにかが傾けば、 すぐにストンと闇へと堕ちます。 ★を満点にしたのは、 オススメ度でも娯楽性でもなく、 満足度と尊敬度の数値です。 この作品ほど、 その二つを感じる読後感は、 なかなかないと思います。 解釈とかは、 後回しにします。 してもできそうにないので。 せっかく天才が、 作家人生のすべてを注ぎ込んで、 楽しませようとしてくれてるのだから、 素直に楽しむのが正しいのだと、 ぼくは思います。 楽しかったです! 満足しました!! 夢野久作さんに伝えたいのは、 それだけです。 | ||||
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なにと比べての点数なのか、 どんな基準での点数なのか。 あとは、 よさやわるさはどこなのかとかも、 奇書をうたうと、 当てはめるのが野暮になるような。 それはズルイとは思うけど、 個性とか、独創性とか、 それでいて読みやすいとか、 好かれる理由は、 ちゃんとこの本にはあると思う。 短編なら奇書でもなんでもない。 これは、 長いから奇書なんだと思う。 上巻を読み終えて、 意外にも読みやすかったのに驚き、 もっとメチャクチャな、 意味不明なものを覚悟してたのに、 これまた意外にも、 読者を置いていくような話ではなかった。 むしろ、同じことを何度も何度も、 しつこいくらい繰り返すので、 ハイテンポで登場人物の多い、 現代の作品のほうがよほど難解なくらい。 昔の本なので慣れは必要ですが、 他の夢野久作さんの本を、 数冊読めば、準備はオーケーです。 魅了の魔力を持つ作家の、 つかまえて離してくれない、 ずっと浸っていたい文字の世界に、 物語が長いぶん、 思う存分、浸かっていられます。 ただ、 コレばっかり読んでると、 頭はおかしくならないけど、 バカにはなると思います。 勝手に物語のほうで引き込んでくれるので、 のめり込もうとする、 脳ミソの努力が不要だからです。 だらーっと読み、 疲れたら本を閉じる。 それを繰り返してたら、 読了に二週間もかかってしまいました。 たしかに少し忙しい日が続きましたが、 それにしても時間かかったなと。 それはやはり、 奇書だからなのかなと。 毎日少しずつ読んで、 じっくりと読み終わりました。 あ、まだ上巻だけなので、 なにひとつ解決してませんが笑。 最後のほう、 なんか少し難しくなったような気が。 気のせいかな? 出てくる人、 みんなが似たような主張なので、 だんだん、 誰がどいつなのか、 わかんなくなってきました。 登場する大学の先生も、 その先生の先生も変態的なので、 宣伝文句でよく、 著者の知識の集大成なんて書いてますが、 本当に? と、心配になります。 空想科学というか、 幻想奇譚というか、 知識というより空想力が売りのような、 そんな印象を受けたのですが、 これは知識なのかしら? 本当に? まあ、どうでもいいです。 前半とはいえ、 一冊読み終えただけで満足なので。 このホクホク感のまま、 下巻を読もうと思います。 なにかがちゃんと、 解決するのかな? 結果、なにも解決しなそうで、 そこもすごく心配なんですけど | ||||
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久しぶりにこんなに長い本を読みました。 最初から気が変になりそうな雰囲気が漂っていました。 | ||||
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読み直すとなお良い | ||||
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高校時代に知ったものの、何度か挫折。初めて読了! 読んだら死ぬらしい不思議ワールドです。 | ||||
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精神がおかしくなるって聞いてたから、ビビりながら読んだんですけど全然大丈夫でしたよ!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が大丈夫!精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が精神が | ||||
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これから読みます。 | ||||
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これから読みます。 | ||||
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は九州の方言?難しいけど面白い本です。 | ||||
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30年以上前に島田荘司の「占星術殺人事件」を読んで以来、ついに同レベルの興奮を得られる作品に出会えました。 (ただし占星術のような明快な謎解きではない。) それが昭和10年の作品とは! 着想、構成力も見事ですが、ぐいぐい引き込む文章力がすごいです。 チャカポコとか詩的ですらある。 新しいスタンダードになりそうです。 | ||||
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