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半落ち



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【この小説が収録されている参考書籍】
半落ち
半落ち (講談社文庫)

半落ちの評価: 7.88/10点 レビュー 16件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.88pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

次の長編に期待!!

視点人物を章ごとに変え事件を多面的に捉えながら核心に迫っていく。読み進むごとに興奮度が高まり、自ら物語の中に入り込んでいき、知らぬ間に謎を解こうとしている。松井今朝子さんの直木賞作品「吉原手引草」を読んだときも、こんな感じだった。
本作は直木賞を逃してしまった。選考に際して一悶着あったようだが、そもそも短編の名手が長編に挑んだことに無理があったのでは、という気もする。あのラストもピンとこないしなぁ。
『64』は評価が高いが期待してもいいのだろうか。

imikuto
OHVME207
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

半落ちの感想

ミステリーにも王道物、ホラー物など、いろいろとジャンルがあるかと思います
この作品はあらすじにも書かれているように、介護の問題、そして組織の軋轢といった社会風刺の色が濃いミステリー作品と感じました
元警部かアルツハイマーを苦にした妻を嘱託殺人
しかし、殺害後から自首までの2日間については黙秘という「半落ち」
彼をめぐり、警部をはじめ、異なる立場の6人の視点で物語が進みます
非常に評価が高く、話題になった作品です
文章も読みやすく、最後まで一気に読める作品だと思います
ただ、個人的には各主人公の組織の内部事情の色が強く、梶の半落ちをめぐってとはいえ、梶の印象 が薄く感じました
半落ちそのものではなく、警察等関係組織の内部問題がメインという印象でした


▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB

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