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【黒川博行】
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熔果の評価:
7.67/10点 レビュー 3件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
熔果の感想
お馴染みの伊達・堀内シリーズ第4弾というところですね。文庫版が発行されるのを待って、読んでみました。いつものごとく、安心して楽しめる定番の娯楽小説です。元大阪府警。ヤメ刑事の2人のコンビが今回シノギとして狙うのが、密輸された行方不明の金塊。半グレ集団やヤクザと対峙しながら、金塊を追いかける。この間のやり取りは、もうシリーズ4冊目となってマンネリ化しているのだが、それが分かっていてもハラハラドキドキで楽しめる。2人の会話も面白いし、旨そうな食い物の話題や伊達の鬼嫁のエピソードは、いつものように良い味だ。事件の詳細は控えるが、数年前に福岡であった金塊強奪事件の裏事情も垣間見れる。さて、読み終えて気になったのは、少し陰が見えてきた堀内の言動。妙に刑事時代を思い出し、懐かしむ。当方読んでいて、最後に堀内が死んでしまうのではないかと想像しながら読んでいた。実際は、最後はすべて一件落着。ハッピーエンドで終わったわけであるが、もし第5弾があるのなら、そちらで片方が亡くなり、このシリーズが終わりになるのではないかと想像する。著者の黒川氏もそれなりの高齢である。解説の最後には、黒川氏は75歳の今でも執筆意欲に衰えが無いと書かれていたが、当方はシリーズを終わらせる布石を第4弾で打ったものと感じた。恐らくノー天気なキャラの誠やんがチンピラに刺されて死ぬのであろう。そして、堀内が杖を突きながら静かに二人のコンビを懐かしむのであろう。数年後の第5弾の発行を楽しみに待ちたい。
おもしろい、テンポ良い、読みやすい、主役2人のキャラと掛け合い最高。
今度もしゃべる、食う、暴れる、絶好調の二人
堀内と伊達のヤメ刑事コンビ・シリーズの第4作。金塊強奪事件で消えた5億円の金塊を追って大阪から淡路島、福岡、湯布院、名古屋まで二人が走り回る痛快なバディ・ノワールである。競売で落札した物件の占有者排除に向かった伊達は、現場にいたチンピラが金塊密輸と金塊強奪事件に関係していたこと知る。しかも、白昼堂々と実行された犯行が狂言強盗らしいと読んだ伊達は相棒・堀内を誘い、消えた金塊を横取りしようと計画した。しかし、事件に関係するのは半グレグループ、ヤクザ、怪しげなブローカーなど一筋縄ではいかない奴らばかり。はったりと暴力・知力では決して引けを取らない堀内・伊達コンビも苦戦を強いられ、二人とも負傷する羽目に陥った。それでも目には目を、歯には歯をで警察や暴力団の伝手を頼り、金塊を手に入れるのだった…。実際に起きた事件を想起させるストーリー、いつもながらの強烈なキャラクター、テンポのいい会話とユーモアなど、読み進めるのが実に楽しい一級品のエンターテイメントである。さらに本作では、一人で暮らす堀内の自由さの影の一抹の不安も垣間見え、しみじみした味わいも加わっている。シリーズのファン、黒川ファンには絶対のオススメ。バディもの、ハードボイルドのファンにもオススメする。
お馴染みの伊達・堀内シリーズ第4弾というところですね。
文庫版が発行されるのを待って、読んでみました。
いつものごとく、安心して楽しめる定番の娯楽小説です。
元大阪府警。ヤメ刑事の2人のコンビが今回シノギとして狙うのが、密輸された行方不明の金塊。
半グレ集団やヤクザと対峙しながら、金塊を追いかける。
この間のやり取りは、もうシリーズ4冊目となってマンネリ化しているのだが、それが分かっていてもハラハラドキドキで楽しめる。
2人の会話も面白いし、旨そうな食い物の話題や伊達の鬼嫁のエピソードは、いつものように良い味だ。
事件の詳細は控えるが、数年前に福岡であった金塊強奪事件の裏事情も垣間見れる。
さて、読み終えて気になったのは、少し陰が見えてきた堀内の言動。妙に刑事時代を思い出し、懐かしむ。
当方読んでいて、最後に堀内が死んでしまうのではないかと想像しながら読んでいた。
実際は、最後はすべて一件落着。ハッピーエンドで終わったわけであるが、もし第5弾があるのなら、そちらで片方が亡くなり、このシリーズが終わりになるのではないかと想像する。
著者の黒川氏もそれなりの高齢である。解説の最後には、黒川氏は75歳の今でも執筆意欲に衰えが無いと書かれていたが、当方はシリーズを終わらせる布石を第4弾で打ったものと感じた。
恐らくノー天気なキャラの誠やんがチンピラに刺されて死ぬのであろう。そして、堀内が杖を突きながら静かに二人のコンビを懐かしむのであろう。
数年後の第5弾の発行を楽しみに待ちたい。