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恋に至る病



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【この小説が収録されている参考書籍】
恋に至る病 (メディアワークス文庫)

恋に至る病の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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(6pt)

恋に至る病の感想

 「宮峯は私のヒーローになってくれる?」
その日から僕は寄河景のヒーローになり、常に彼女の味方でいることを誓う。 彼女の愛がいくら猟奇的でも、暴走する願望が殺人に発展しても僕は彼女の隣にいる。 これは僕と彼女の、僕が化物と化した彼女を殺すまでの物語。

 粗筋とプロローグを読めばこの物語の行く末が破滅的な方向へ進んでいくことは想像に難くない。 2人の奇妙な愛の形は自殺教唆ゲーム『青い蝶』をもってより歪なものになっていく。 そして歪から生まれた、さらなる歪が悲劇的な結末を迎えさせている。 評判通りラストの仕掛けが面白いのに加え、男女2人をメインにした構成により男と女の読者それぞれ違った解釈、見解が披露され考察も中々楽しい。 

りーり
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