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ユグノーの呪い



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【この小説が収録されている参考書籍】
ユグノーの呪い
ユグノーの呪い (光文社文庫)

ユグノーの呪いの評価: 6.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
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(6pt)

ユグノーの呪いの感想

ヴァーチャル記憶療法士という職業がある。仕事は精神的なことがらが原因で身体の疾患等を抱える人たちを治療のため、そのトラウマとなった心の傷を取り除き新しい記憶を植えつけること。本人の記憶の中に入りそのトラウマを排除し記憶を上書きすることが任務となる。主人公は以前の任務中に危うく現実世界に戻れなくなる事故に合い仕事から遠ざかっていた。だが、勝手の相棒 長谷川礼子からの連絡で高額報酬の誘いに自分自身の再起を賭けて挑む決心をする。だが、被験者の記憶世界には恐ろしい罠が仕掛けられていた。
メディチ家の末裔アントニオ・メディチ。その娘ルチア。彼女の記憶の中は16世紀のフランス。1572・8・24サン・バルテルミーの虐殺とユグノーとの宗教戦争をバックにしたその世界。二人の活躍と謎の出来事。そして明かされる意外な犯人。ちょっと毛色の変わったミステリーとして、そう、梅原克文の二重螺旋の悪魔などを読まれた人には楽しめると思います。人物描写や全体の構成が良く作品世界に浸れました。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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