ユグノーの呪い
- 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞 (16)
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ヴァーチャル記憶療法士という職業がある。仕事は精神的なことがらが原因で身体の疾患等を抱える人たちを治療のため、そのトラウマとなった心の傷を取り除き新しい記憶を植えつけること。本人の記憶の中に入りそのトラウマを排除し記憶を上書きすることが任務となる。主人公は以前の任務中に危うく現実世界に戻れなくなる事故に合い仕事から遠ざかっていた。だが、勝手の相棒 長谷川礼子からの連絡で高額報酬の誘いに自分自身の再起を賭けて挑む決心をする。だが、被験者の記憶世界には恐ろしい罠が仕掛けられていた。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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作品の主旨は理解できたんですけど、合衆国やらの外国ものに慣れてしまっているせいか、もたついてしまって、しかもRPGのようになっていて、ゲーム感覚にしたかったのかな、と思ったのと、やっぱり日本人作家はアジア以外の外国を舞台にすると違和感があって馴染めなかったです。 | ||||
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これは近未来の話である。 そこでは他人記憶空間に入り込み、心の病気を治す、医学、心理学、言語学の知識を有したヴァーチャル治療士による治療が大変な成果をあげていた。 人の記憶に入りこむというのはSF映画のインナースペースが体内に入って病気を治すというのと同じ発想ではあるが、主人公が患者である少女の記憶の中にいる兵士を倒していって、どんどん画面をクリアしていくというのはまるでゲームの世界である。 背景にサンバルトロミーの虐殺という歴史的事項があるものの、内容は、おちぶれた主人公に古い友人(美女)から連絡が入り、その美女と冒険にでる。美女とはそりがあわないながらも心の底では惹かれている、 主人公がダメ人間だったはずがいつの間にか武芸の達人になり、幾多の困難を乗り越える。 そして犯人は以外な人物。最後には美女との関係に含みをもたせるような感じでジ・エンド・ 構成は王道だが、ここまで基本に忠実だとかえって安心して読めるから不思議である。 またヴァーチャル治療士という今までにない職業の主人公という発想は面白かった。 画面のクリアの仕方に私の興味ある「記号学」の要素が多数使われていたのが気に入ったのと、これからの期待をこめて★4にします。 | ||||
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舞台は2018年。精神病治療はバーチャル記憶療法士が患者の記憶に潜入しトラウマを絶つ方法が開発されていた。バーチャル記憶療法士健吾はユグノー呪いがかかったメディチ家の末裔・ルチアの記憶空間へ…! 最初から引き込まれ、一気に読んでしまう。手放しで面白かった。 | ||||
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