ユグノーの呪い



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初公開日(参考)2005年03月
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長編小説

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ユグノーの呪い (光文社文庫)

2007年03月01日 ユグノーの呪い (光文社文庫)

メディチ家の末裔である美少女・ルチアは、ある日突然、目と口が不自由になった。16世紀に先祖が新教徒・ユグノーを大量虐殺した呪いなのか!?ルチアのトラウマを取り除くため、ヴァーチャル療法士・高見健吾は僚友・礼子とともに、彼女の記憶空間へと入り込む。そこでは殺戮の限りが尽くされていた―。第8回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品。 (「BOOK」データベースより)




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ユグノーの呪いの総合評価:7.50/10点レビュー 4件。Cランク


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(6pt)

ユグノーの呪いの感想

ヴァーチャル記憶療法士という職業がある。仕事は精神的なことがらが原因で身体の疾患等を抱える人たちを治療のため、そのトラウマとなった心の傷を取り除き新しい記憶を植えつけること。本人の記憶の中に入りそのトラウマを排除し記憶を上書きすることが任務となる。主人公は以前の任務中に危うく現実世界に戻れなくなる事故に合い仕事から遠ざかっていた。だが、勝手の相棒 長谷川礼子からの連絡で高額報酬の誘いに自分自身の再起を賭けて挑む決心をする。だが、被験者の記憶世界には恐ろしい罠が仕掛けられていた。
メディチ家の末裔アントニオ・メディチ。その娘ルチア。彼女の記憶の中は16世紀のフランス。1572・8・24サン・バルテルミーの虐殺とユグノーとの宗教戦争をバックにしたその世界。二人の活躍と謎の出来事。そして明かされる意外な犯人。ちょっと毛色の変わったミステリーとして、そう、梅原克文の二重螺旋の悪魔などを読まれた人には楽しめると思います。人物描写や全体の構成が良く作品世界に浸れました。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(3pt)

作者の気持ちは理解できる

作品の主旨は理解できたんですけど、合衆国やらの外国ものに慣れてしまっているせいか、もたついてしまって、しかもRPGのようになっていて、ゲーム感覚にしたかったのかな、と思ったのと、やっぱり日本人作家はアジア以外の外国を舞台にすると違和感があって馴染めなかったです。
ユグノーの呪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ユグノーの呪い (光文社文庫)より
4334742149
No.2:
(4pt)

ミステリーというより近未来SF

これは近未来の話である。
そこでは他人記憶空間に入り込み、心の病気を治す、医学、心理学、言語学の知識を有したヴァーチャル治療士による治療が大変な成果をあげていた。
人の記憶に入りこむというのはSF映画のインナースペースが体内に入って病気を治すというのと同じ発想ではあるが、主人公が患者である少女の記憶の中にいる兵士を倒していって、どんどん画面をクリアしていくというのはまるでゲームの世界である。
背景にサンバルトロミーの虐殺という歴史的事項があるものの、内容は、おちぶれた主人公に古い友人(美女)から連絡が入り、その美女と冒険にでる。美女とはそりがあわないながらも心の底では惹かれている、
主人公がダメ人間だったはずがいつの間にか武芸の達人になり、幾多の困難を乗り越える。
そして犯人は以外な人物。最後には美女との関係に含みをもたせるような感じでジ・エンド・
構成は王道だが、ここまで基本に忠実だとかえって安心して読めるから不思議である。
またヴァーチャル治療士という今までにない職業の主人公という発想は面白かった。
画面のクリアの仕方に私の興味ある「記号学」の要素が多数使われていたのが気に入ったのと、これからの期待をこめて★4にします。
ユグノーの呪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ユグノーの呪い (光文社文庫)より
4334742149
No.1:
(5pt)

未来が舞台の新感覚のミステリーだ

 舞台は2018年。精神病治療はバーチャル記憶療法士が患者の記憶に潜入しトラウマを絶つ方法が開発されていた。バーチャル記憶療法士健吾はユグノー呪いがかかったメディチ家の末裔・ルチアの記憶空間へ…! 最初から引き込まれ、一気に読んでしまう。手放しで面白かった。
ユグノーの呪いAmazon書評・レビュー:ユグノーの呪いより
4334924549



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