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(短編集)

謎解き広報課 公務員・新藤さんの田舎便り



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謎解き広報課 公務員・新藤さんの田舎便りの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
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(7pt)

「謎解き広報課」の感想

一年で辞めると決めて就職した田舎の町役場で、新藤結子が配属された部署は「広報課」。
最初は勝手がわからず、嫌々ながらしていた仕事なのに、回を重ねるごとにその魅力にとりつかれていくという話です。
五編の連作短編からなっていますが、最終話以外は、広報を発刊するために取材に行ったさきで、ちょっとした謎に遭遇し、それとなくその謎を結子が解いてしまう・・・と言う展開です。
最終話に、それまで各話に散らばっていた伏線を総括したような話が展開しますが、それぞれの短編には、興味を引くような謎があるわけでも無く、なにかバタバタしながら話が進んでいくので、それほど面白い話ではありませんでした。

ずいぶん前のことですが、私自身が「ガリ版」で小冊子を作っていたこともあり、その頃の緊張感を思い出しながら読んでいましたので、広報作りの楽しさだけじゃ無く、苦しさも十分伝わって来ましたし、その反面、やりがいを感じると言うことも、良く理解できました。
本書に、「(広報が)鍋敷きにちょうど良い」と言う台詞が出てきたのには、思わず笑ってしまいました。私もそんなことを言われた経験がありましたので・・・(笑)

ということで、私は結構好きな作品です。

トラ
WFY887SY

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