■スポンサードリンク


神様からひと言



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
神様からひと言
神様からひと言 (光文社文庫)

神様からひと言の評価: 6.60/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.60pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

何をしようが死にゃあしない。頑張れサラリーマン(非ミステリー)

リストラ寸前の若いサラリーマンが、「足の下に地雷が埋まってるわけじゃなし。何をしようが死にゃあしない」と腹をくくることで事態を逆転していくユーモラスなサラリーマン応援小説。パターンが確立されているジャンルの作品だが、完成度は高い。
池井戸潤がお好きな方にオススメする。

iisan
927253Y1
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

神様からひと言の感想

この作品では「お客様相談室」となっているリストラ部屋だが、今のご時世どこの会社にもそのような部署やそういう扱いを受けている社員さんが山のようにいるはずである。
自分のキャリアが無視され畑違いの部署に配属、嫌になって自分から辞めると言い出すように仕向ける。
会社も(辞めさせようと)必死、でもこっちはもっと必死だわな。大人の責任ってもんがある。会社の思惑なんて知ったこっちゃない。
我慢して、新天地でこつこつと或いは懸命に取り組んだとしてもフィードバックゼロ。つまり社内における存在価値ゼロ。やってられない。
まぁ実際のところ辞めたら負け(20代は除く)だけどそれじゃ物語にならない。
「会社や仕事なんかのために死ぬな」 勿論そうだけど、そんな上手くそして格好良くはいかないよ。
実際リアリティはないんだけど、上手くコメディドラマ風にまとめてそこまで現実と乖離してるようには感じさせないですね。
経営陣の時代錯誤も甚だしいマヌケなところなんて、どこの企業でも同じでしょう。この作品のような同族会社なんて特にね。

半沢直樹の場合は、東大、早稲田、慶応卒で尚且つその中の競争に勝ち残ったものにしか行き着けない世界での話だけど、この作品の場合はサラリーマンなら大半の人間が遅かれ早かれ経験できますよ。脅しじゃないよ。

おでんの具の喩え話は面白かったなぁ。
主役になりたいのか脇役に徹するのが向いているのか。
人間誰しも適材適所、または得意分野ってもんがある。
見栄や欲より「やりたい事」 結局そういう選択をした奴の方が人生成功してる気がする。
こういう事をしっかり考えた上で就職活動ってやるべきなんですけどね。
学生の時って気づかないんだよねー。

辛い思いをしているサラリーマン諸氏へ。
神の御加護があらんことを。負けるな!!ファイト!!

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(8pt)

神様からひと言の感想

最近、ドロドロ系の本ばかり読んでいたので、こういうハッピーエンドな小説を読んで心が洗われました。

サスペンス度は足りない(というか無い)けど、スカッとしました。

のきま
PLEETMYE

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!