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鋼鉄都市の評価:
6.67/10点 レビュー 3件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
鋼鉄都市の感想
著者初読み。70年前に書かれた古典SFミステリー。かなりの未来が舞台になっており、現在から見ても想像の付かない時代の話です。なので、逆に古く感じると言う事でも無くストーリーを楽しめました。今流行の特殊設定ミステリーとはすなわちSFな訳で、そう言う意味では非常に現代に合った作品なのかも知れませんね。人間とロボットのバディ物として、また推理が二転三転する正統派ミステリーとして、そして閉塞感漂うディストピア物として、色々な面から楽しめる傑作。
ミステリの手法を使ったSFの名作という事で読書。SFだからと言って難しい言葉はないですし、登場人物も少ない為、把握しやすいのが良い。50年以上前の古典作品に分類されていますが、今読んでも分かりやすく楽しめました。人々はドーム型のシティの中で生活しており、外気や日光は直接浴びず、食糧危機の影響により子供の出生数や食事の内容と量まで制限を受けている窮屈な世界。知能・技術に優れた宇宙人との交流や、ロボットの発達により人間の仕事が奪われてロボットが憎まれているなど、現代でも少し感じる所があり、SF作品として興味深かったです。人々は皆、懐古主義者で、地球が唯一の世界であった時代を思い出すさまに哀愁を感じました。これらの世界観を土台に宇宙人が何者かに殺された事件が起きます。ロボット工学三原則により、ロボットは人に危害を与えられない。地球人も心理的理由から殺人を犯せない。本書のSF世界観ならではの謎で、作品を読んだ時に感じるテーマに沿ったミステリ要素が見事でした。ミステリとして期待してしまうと斬新な驚きはないのですが、世界を味わう感じで読むと楽しめます。希望に満ちた未来を感じる読後感も良かったです。 ▼以下、ネタバレ感想
著者初読み。70年前に書かれた古典SFミステリー。かなりの未来が舞台になっており、現在から見ても想像の付かない時代の話です。なので、逆に古く感じると言う事でも無くストーリーを楽しめました。今流行の特殊設定ミステリーとはすなわちSFな訳で、そう言う意味では非常に現代に合った作品なのかも知れませんね。人間とロボットのバディ物として、また推理が二転三転する正統派ミステリーとして、そして閉塞感漂うディストピア物として、色々な面から楽しめる傑作。