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【ディーン・R・クーンツ】
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ウォッチャーズの評価:
10.00/10点 レビュー 1件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点10.00pt
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やはりこれこそクーンツの最高傑作
やられた。クーンツがこんな作品を書くなんて。はっきり云って昨日までは世評に云われているような言葉を理解できる犬と人との交流がさほど感動的ではなく、寧ろベストセラー作家クーンツの感動させようというテクニックが透けて見え、あざとさを感じ、せいぜい9ツ星どまりだと思っていた。この評価は最後のシーンでちょこっと加点されたが、今回の「やられた」感のキモはここではない。私は<アウトサイダー>にやられたのだ。まさか最後の最後で<アウトサイダー>にああいう事をさせるとは思わなかった。何とも哀しい末路である。しかしこの結末で非常にニュートラルな感慨を抱け、最後の静謐なエピローグがより際立って感じた。これこそがまさに単なる物書きと作家とを隔てるサムシング・エルスなのだ。しかもクーンツの悪い特徴である素っ気ない結末で締め括られるわけでなく、カチッと最後のピースが当て嵌まるかの如く、素晴らしいエンディングを用意しており、心にずっしりとストーリーが残った。殺し屋ヴィンス、追跡者レミュエル、これら脇役が全てプロットに最後の最後まで機能しているのもクーンツにしては珍しい。文句なく満点である。
やられた。
クーンツがこんな作品を書くなんて。
はっきり云って昨日までは世評に云われているような言葉を理解できる犬と人との交流がさほど感動的ではなく、寧ろベストセラー作家クーンツの感動させようというテクニックが透けて見え、あざとさを感じ、せいぜい9ツ星どまりだと思っていた。この評価は最後のシーンでちょこっと加点されたが、今回の「やられた」感のキモはここではない。
私は<アウトサイダー>にやられたのだ。
まさか最後の最後で<アウトサイダー>にああいう事をさせるとは思わなかった。何とも哀しい末路である。
しかしこの結末で非常にニュートラルな感慨を抱け、最後の静謐なエピローグがより際立って感じた。これこそがまさに単なる物書きと作家とを隔てるサムシング・エルスなのだ。
しかもクーンツの悪い特徴である素っ気ない結末で締め括られるわけでなく、カチッと最後のピースが当て嵌まるかの如く、素晴らしいエンディングを用意しており、心にずっしりとストーリーが残った。
殺し屋ヴィンス、追跡者レミュエル、これら脇役が全てプロットに最後の最後まで機能しているのもクーンツにしては珍しい。
文句なく満点である。