「お嬢様の素晴らしすぎるお考えは、 残念ながら『休むに似たり』でございます」 1笠原邸の殺人　 自宅にて、絞殺死体で発見された資産家の老人。

霧ヶ峰涼はエアコンみたいな名前だが、カープファンにして鯉ヶ窪学園高校探偵部の立派な副部長である。

馬なのに「名探偵」のルイスが牧場の娘マキバ子を相棒に事件を解決!? 『謎解きはディナーのあとで』の著者がおくる痛快ミステリ!

警視庁に栄転した風祭警部はミスを犯して国立署に舞い戻り、麗子の後輩にど天然な新米刑事・若宮愛里が加わり、国民的ミステリの新章始動！富豪の家で長男の首吊り死体が発見されるが、直前、部屋には“誰もいなかった”という証言が。

閑古鳥さえ寄りつかない鵜飼探偵事務所に、待望の依頼人が訪れた。その男は、なんと烏賊川市の有力企業社長・小峰三郎。

レジェンドへのリスペクトを胸に 人気作家7名が全力執筆! 真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、 女子高に潜入する火村とアリスや 不可解なダイイング・メッセージに挑む 江神たちEMCの面々まで。

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。

私立鯉ケ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故か探偵部に入部してしまう。

事件の最後に「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの？」の決めセリフが炸裂する大好評「赤ずきんシリーズ」の第３弾が登場！ 今作では「アラビアンナイト」の世界で赤ずきんが大活躍します。

水神。化け猫。

よそ者の自分が広報紙を作っていいのかと葛藤する新藤結子。ある日、取材先へ向かう途中で町を大地震が襲う。

ミステリー小説好きが集まり、酒を手に熱い議論をかわす占魚亭なるバーで、某推理作家が自作を語り始めた。

誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもー。

おしゃべりと食べることと仕事が大好きな33歳のひまりは、ある夏の日交通事故に遭ってしまう。 目が覚めると体が動かない。

探偵の音更風゛(おとふけぶう)は、カルト的人気監督・鳳灾子(おおとりさいこ)から新作映画の監修を依頼された。

「とにかくヘンな小説をお願いします」 そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。

スープ屋「しずく」店主の麻野は料理の腕前に劣らず、店に持ち込まれる謎や事件の推理力も評判だ。

男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。

岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。

勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新庄で「なんでもタチバナ」をはじめた橘良太。

『招き寿司』チェーン社長・豪徳寺豊蔵が破格の金額で探偵・鵜飼杜夫に愛猫の捜索を依頼した。

人生にトキメキを与える大切なもの、それは酒、酒、酒、あとは、趣味じゃろがい!そのためには、そうだ、金だ。

大正8年、帝国新報の記者・可能勝郎は、玉電で東京郊外の世田谷村にやってきた。

連戦連敗の鯉ヶ窪学園野球部のグラウンドからベースが盗まれた。われらが探偵部にも相談が持ち込まれるが、あえなく未解決に。

しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。

さまざまな着ぐるみが集う烏賊川市のビッグイベント「ゆるキャラコンテスト」。

西荻窪のシェアハウスで暮らす、葵、美緒、礼菜。

花も盛りの明治40年――高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。 甲野昇。

警視庁捜査一課殺人犯捜査第二係に所属する女性刑事・志々目(ししめ)春香と後輩の男性刑事・藤堂遥の〈ハルカ〉コンビ。

烏賊川市警の失態で持ち逃げされた拳銃が、次々と事件を引き起こす。

天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。

我々は、なぜ小説を読むのか。

東京・谷中には、おいしい食べ物、下町情緒、そしてミステリが揃っている! 下町情緒あふれる谷根千にある、鰯専門の居酒屋。

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。

凄惨な殺害方法と、稚拙な犯行声明文で世間を震撼させた「カエル男連続猟奇連続殺人事件」。

婚約から三年かかってやっと入籍した百瀬と大福亜子。 しかしまだ、結婚式を挙げられていなかった。

あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。

憧れの警視庁捜査一課に異動となった椎名真帆。だが、与えられた仕事ば雑務ばかりだった。

妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。

気分はスケルトン探偵! 東京・四谷で発見された江戸時代の人骨。

鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。

月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。

若手刑事・小山田聡介は『八王子署の椿姫』こと椿木綾乃警部(39歳独身)に蹴られることをこの上ない楽しみとするドMの(実は)キレ者。

一葉(ひとは)には母と2人だけの秘密があった。正体不明の異形――「泣き女」が見えるのだ。

死が、かけがえのない生を輝かせる。 啓栄大学演劇研究会卒業生の元に届いた脅迫状。

日本初、007の本格的後継小説! イアン・フレミング著「007は二度死ぬ」の後日譚にして、原典の謎や矛盾を解決する一篇。

東京地方裁判所、104号法廷。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

人間の身体と記憶を乗っ取る人工生命体〈蛇〉は、“衣裳替え”を繰り返し悠久の時を生きてきた。

「私が犯人です！」「俺が犯人だ！」、全員犯人です！ 社長室で社長が殺された。

「完全なる密室」の謎を解け。横溝賞作家による衝撃不可避の本格ミステリ! 富山県の沖合に浮かぶ油夜島。

絵本作家として活躍する高城好子はかつて美弥子の継母だった。

いま、もっとも注目されるミステリ作家による短編集。

東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。 人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。

ほろ苦くも瑞々しい、科学と、恋と、ミステリー。 思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。

「まるっきり歯ごたえのない推理ですわ!」 毒舌名探偵が、美人女将として帰ってきた! 本屋大賞受賞『謎解きはディナーのあとで』著者による、本格ユーモアミステリー! 猟奇的殺人 vs. 料理的推理!? 二代目安楽ヨリ子、手料理をふるまい、難事件の謎を解く