母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。

悲鳴をも、焼き尽くす! ! ! 最悪の火災事故——唯一の生存者が語る、 看護学校時代の“雨宮リカ"の素顔とは? 生徒、教職員あわせて百二十余名の命を奪った「青美看護専門学校火災事件」。

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。

花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。

妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。

高尾で発見された手足と顔がない死体は、十年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。

医師の父、美しい母、高貴なまでの美貌を振りまく双子・梨花と結花。

地方の温泉街の河原で、子どもの惨殺遺体が発見された。

累計40万部突破の大人気〈ハラマキ〉シリーズ、最新刊！ 警視庁捜査一課の原麻希が、極右組織のボス、椿聖一郎の捜査を続けるなか、脅迫を受けた左派の論客のフォロワー4人が殺害される事件が発生。

奇妙な花嫁人形に隠された秘密に迫る、警察シリーズ第2弾! 新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。

いくつもの死体を残し、娘と思しき少女と逃走した雨宮リカを、警視庁は改めて複数の殺人容疑で指名手配した。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

致死率95％、凶悪なウイルスの大流行が収束した世界。

銀座第一消防署の消防士神谷夏美に非常招集がかかった。

「この番組が終わったら死のうと思います」深夜の人気ラジオ番組に一通のメールが届いた。

低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

三人組強盗が病院に押し入り、患者たちを人質に立て籠もった。

京都の人権派弁護士事務所から東京の大手法律事務所に移籍してきた新米弁護士・成瀬歌義。

東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。

巨大台風が九州に迫る頃、カジノ誘致を目論む代議士の要請で、十一階建ての豪華クルーズ船が航路変更の上、強行出航した。

文芸編集者の春川澄香は、新人作家の山科和美と打ち合わせをするため岩手県に向かった。

東京都内で連続爆弾テロが発生。犯人は前代未聞のテロ事件で逮捕されている教祖の釈放を要求してきた。

喫茶店経営者が、客を人質にして籠城した。猟銃を所持する犯人は交渉人を銃撃、そしてテレビでの生中継を要求する。

いい気味だ…… 予測不能の展開、予想外の読後感。

大学合格を機に住居を探していた理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つける。

お前に消防士を名乗る資格はない。

恋愛専門の便利屋・ユキは諦めきれない想いに悩む依頼人のために、いくつもの顔を使い分けていた。

2020年に開催される国際的スポーツイベント。その開会式で命を狙われたのは日本の総理大臣だった。

「明日。昼。

東京に住む保阪宗佑は、娘を暴漢に殺された。妊娠中だった娘を含む四人を惨殺し、死刑判決に「サンキュー」と高笑いした犯人。

法律が絶対視される学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた少女の変死体。

私は“善人”か、それとも“悪人”か 「ねえ……あそこに誰かいない?」。

14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。その残酷な犯行映像が闇売買された。

いたたまれない思いを抱えた被害者の思いを救う復讐代行屋。

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。

残酷でおぞましい事件に隠された真実とは。衝撃的結末に、撃ちぬかれる。

高齢ドライバーによる死亡事故、それは本当に〈老いの宿命〉だったのか? 高齢男性の運転する軽トラックがコンビニに突っ込み、店員を轢き殺す大事故が発生。

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。

39歳・妻子持ち・営業課長→28歳・新入男子社員 一時の迷いか、本気の恋か? ビール販売会社の営業課長を務める門倉友広は、一瞬で頭が真っ白になった。

魔の体育祭、ついに開幕! 梅雨の晴れ間の6月。凜香と瑠那が通う日暮里高校で体育祭が開催されようとしていた。

選ばれるのは才能か、果てしない努力か。超人気TV番組『料理の鉄人』に携わった著者渾身の料理バトル。

ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。

堂安誠人に双子の弟がいることを知る者は警視庁のごく一部。

「検察側、完黙崩せず」 実在の未解決事件の奥に待つのは光か、更に深い闇か 小4男児が自宅を出たまま失踪した。

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年 貫井徳郎文庫作品 連続刊行プロジェクト 第３弾　 貫井徳郎史上 最も切なく 悲しい誘拐事件 スリルと感動のどんでん返しミステリ！ 警視庁を震撼させた 世紀の誘拐事件の真実とは？ 元警察官の辰司が、隅田

南海電鉄岸和田駅にて無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市（32）は、自らを"無敵の人"と称する。

Ｌ県正護市北区で起きた連続放火殺人事件に対処すべく、鳥越恭一郎ら捜査一課強行犯係の面々は、正護北署へと向かう。

その女を、入れてはいけない。入れれば最後、家はたちまち食い尽くされる。

憑依作家・雨宮縁の担当編集者真壁は、戦慄した。

賑やかな町を離れ、国道沿いにある通称「国道食堂」。ドライブインというより、大衆食堂という感じだからか、そう呼ばれている。

歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日する。 警察が威信をかけてその警備にあたる中、現職総理大臣の孫娘が誘拐された。

捜査一課の刑事でありながら、法から逃れる悪を裁こうと殺人を犯してしまった簑島朗。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

1968年、静岡県千里見町に近づく台風は、五十年に一度とも百年に一度とも言われる豪雨をもたらしていた。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。