おけら参りを控え、寒さが身に染みる京都の歳末。お隣に住む陰陽師・晴明さんは骨董鑑定のお仕事に足を運ぶ。

わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。 夏椿が咲き、川に蛍が遊ぶ京都の初夏。

一家で京都に引っ越してきた女子高生・桃花。隣に住んでいたのは、琥珀の髪と瞳をもつ青年・晴明さんだった。

わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。 秋が近づく京都。

芽吹きの春が過ぎ、あらゆる命が活気づく夏。

わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。 紅葉燃え立つ京都。

桃花の家の隣にはあの陰陽師・安倍晴明が住んでいる。お隣に住む晴明さんは桃花と共に浴衣をまとい、今日も休暇を満喫中。

清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークの地にいた。

下級女官にもかかわらず突如緑峰から求婚を受けた沙夜。

ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。

十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由は、実は桜の狂い咲きだった?「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父が突き付けた条件は、その真相を探ること。

冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。

逆さまに咲くチューリップはありますか?―京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。

夏休みも終わった9月。清貴は、最後の修業先である「小松勝也探偵事務所」で働き始めた。

明智光秀最期の地と伝わる明智藪で、真っ赤に染まった竹が見つかった。

あるマンション建設予定地に、なぜか異常なほど雑草が生い茂る理由を教えて―そんな相談を受けた京都府立植物園の新米職員の神苗健は、「植物の探偵」こと「なごみ植物店」の店員・和久井実菜にその解明を依頼するのだが…。

東京、浅草。下町の一角に明治時代から四代続く老舗『甘味処栗丸堂』はある。

京都の一角に佇む「からくさ図書館」は、優しげな図書館長の青年と可憐な少女とが二人きりで切り盛りする、小さな私立図書館。

好きな品をお選び下さい。ここは式神の生まれる店、京都西陣かんざし六花。

平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は家賃四万五千円で夕食付き。

京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、アットホームな佇まいの私立図書館。

統合歴六四二年、クゼの丘。一万五千人以上を犠牲に、ペリドット国は森鉄戦争に勝利した。

冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」にも、秋が訪れていた。

初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少し。

泰山の裾野を切り開いて作られた綜国。十五になる沙夜は亡き母との約束を胸に、夢を叶えるため後宮に入った。

盛夏を目前に控えた京都。

“地獄代行業”の皓と助手・青児のもとへ、宿敵である荊から果たし状が届く。

和紗が亡霊に憑りつかれた――!? 安倍晴明も関わる大騒動が勃発! 迷家荘の蔵から謎の絵画が発見され、手にした和紗が倒れてしまう事態に。

進学のため金沢から京都へ引っ越してきた、双子の兄妹の直史とまどか。

京都で暮らす大学生・直史とその妹・まどかのお役目は、あやかしを語り、命を与える「語り手」。

進学のため京都・下鴨神社近くの寮で暮らすことになった女子高生の紫乃。

百花は叔母に誘われて行った「紙こもの市」で紙の世界に魅了される。

「人生のリセット、俺がしてやるよ」3年付き合った彼氏が既婚者だと発覚。

ニューヨークから戻ってきた清貴と葵。

天文二年、戦国時代の大和。筒井の里に住む狭霧には、病をもたらす物の怪を退治する不思議な力が備わっていた。

南都。京の都のごとく栄えるこの都市に、遥か異国の血を引く青年妖術師・天竺ムスルがいた。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

北鎌倉に建つアンティーク博物館に、その人はいる。眉目秀麗、博覧強記、慇懃無礼。

葵が大学2年生となった夏。

新垣澪は、丸の内の巨大企業、吉原不動産の若手社員、でした。今ではギリギリ丸の内にある子会社にて勤務中。

激動の幕末。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

若手社員の澪は、幽霊物件の調査と再生を業務とする子会社「第六リサーチ」で勤務中。

画商の息子で画家を目指す僕こと緑川礼は、冴えない高校生活を送っていた。

春。尚哉は変わらず高槻の助手をしている。

化け物や神仏に関する事件を専門に扱う警察組織「京都府警あやかし課」の隊員・古賀大のもとに、ある大男が現れた。

「君には才能がある、一流の泥棒になってみないかい?」謎多き美貌の青年、嵐崎の驚くべき勧誘。

大学2年の夏。尚哉は自らの耳と「死者の祭」の真実を探るべく、高槻・佐々倉と長野の旧小山村へ。

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

“お手元に始末したいものはありませんか”池袋を震撼させる大学生連続リンチ殺人、通称・てるてる坊主殺人事件。

不思議な事件を解決してきた小春と澪人が選ぶ将来は――。

東京出張篇、ついにクライマックス! 引き裂かれた小春と澪人の運命は!? 東京に災厄をもたらそうとする黒幕に拉致されてしまった小春。

大きな試練を乗り越え帰ってきた京都。新たな日常が、再び始まる! 東京を災厄から守り、京都に帰った小春。

感動の本編完結から５年後、小春や澪人たちの気になるその後とは……!? 小春（こはる）たちがそれぞれの進む道を見付けた５年後――。

京都に張られた護りの結界の補強に向けて、小春たち対策チームは準備合宿をすることに。

小春が京都・祇園の祖母宅にやって来てから約1年。