夜明けを知らずに―天誅組余話
- 幕末 (129)
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少年少女向けの文体で幕末の天誅組とはなんだったのかを天誅組に参加した少年少女という視点から物語に乗せて読者たちに伝えてくれます。幕末に興味ある人たちにはこちらからの切り口も理解が深まると思いました。 | ||||
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あらすじ紹介文がのってなかったので購入を躊躇っていましたが、仲町さんの他の作品がわりと好きなので、こちらも読んでみました。 結果、動乱の時代を生きた十津川郷士達の生き様や歴史的事変の裏であがいていた者達のお話が興味深く、思ったよりも楽しめました。 ストーリーの核となる少年雅楽が梅浜の娘と出会い、敬愛する兄、主計達と共に夜明けを夢見て動き出します。 そこに、ちょっぴりだけファンタジックな要素も入っていくことで、独特な雰囲気に仕上がっています。 ヒーローの在り様はどちらかというと平均的な感じでしょうか。 伏兵を見抜けず仲間を死なせてしまったり、仲間の誤射で傷を負ってしまったりと、戦に不慣れな描写がまた少年の内に潜む苛立ちや葛藤と相まってうまく描かれています。 ベースは天誅組達のことがメインですが、肝が据わったヒロインに淡い想いを寄せ、彼女を何とか守ろうとする雅楽の姿も印象に残りました。 また、何気に目立たぬところで活躍している夜雀たちも愛らしくて心に残りましたし、一風変わった歴史ものが好きな方にはよいのではないでしょうか。 欲を言えば後半部分、兄という支えをなくしたヒーローがその後どう生き抜いていったのか、もっと長めに見たかったです。 全体を通して人間の成長と歴史的な事件との絡みがうまく描かれていたように感じたので、あと数十ページかもう一冊ぐらいあってもよかったように思います。 お話の中味は違いますが、同レーベルから出ている著者様の「霧こそ闇の」の雰囲気に少し似た部分もあるように感じたので、あの感じが大丈夫な方ならそれなりに楽しめるのではないかと思います。 | ||||
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天誅組の変について調べていた、この本を知り、読んでみて、とてもおもしろかったです! もちろん、史実とは異なり、歴史ものファンタジーとして楽しみました。 ファンタジーであったも、思いや愛や悲しみというところでは、やはり通じるものがあると思います。 いや、むしろ、ファンタジーだからこそ、深く表現できているのでしょう。 感動しました。 みなさんにも、おすすめしたい本です! | ||||
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