いい事続きの1日だった僕。ついダンスのステップを踏みながらバーへ入ると、彼はいつもの席に座っていた。

ファンクラブ会誌「三毛猫ホームズの事件簿」で、毎号書き下ろされているショートショート。

修学旅行中の高校生、結木寿子がスカウトマンの目に留まり上京。アイドルの階段を駆け上がる。

祐子の母は、父を裏切って家出をした。それを苦にして、父は自殺してしまう。

昔の男の死体を前に、美しいピアニストは言った。

高校一年の大宅令子は、編入先の全寮制山水学園へ向かっていた。同行する父は警視庁捜査一課の警部。

深夜の電車に乗った男が遇った昔の恋人、同僚、かつて一期一会の出会いをした親子。

駆け出しの舞台役者・三枝彩乃は公演の稽古に励む毎日だったが、ある晩、母が急病で倒れてしまう。

地味なOL生活を送っていた七代が、ついに出会った理想の男性、安人。

結婚を控えた女性警官が政治家をかばって凶弾に撃たれた! 悲劇の背後にはふかい闇があるようで――。

著者の傑作ショートショート14話+巻末に読みごたえ◎の短編1話を収録。どれからよんでもおもしろい。

「杉原爽香の娘を殺して」夜明け前の公園で交わされた契約が、危険な事件の連鎖を誘い込む。

大晦日に開かれるクラシック・コンサートの手伝いをすることとなった杉原爽香。

ナース仲間の久江、和子、千寿の三人は、休暇を取ってヨーロッパへ。ライン川の遊覧船で、初老の紳士が具合を悪くした。

祖母、母、娘。個性豊かな女三世代が贈る痛快ミステリ、開幕。

「二級天使」「ローン天国」「時間旅行」…。

家族旅行先で、入水自殺を図ろうとした“AYA”を助けた爽香と明男。

夜行バスで温泉へと向かう大学生のカップル。しかし、雪降る山中で突然、彼女が消える。

押しに弱く、彼氏の坂西と別れられず困っていた歩美。

高校二年の南尾小百合は、ある日、通学途中にバスを乗り過し、終点の小さな町に降り立つ。

「今夜、九時の列車よ―」組織の金を盗んで命を狙われている逃走中の宮部は、自宅で彼を待ち続けている妻の亜紀子と、夜行列車で落ち合う約束をしていた。

経営コンサルタントとして活躍する山上忠男の前に、かつての恋人・美沙が現れた。「私の恋人を助けてほしいの」と―。

著者の傑作ショートショート14話+巻末に読みごたえ◎の短編1話を収録。

著者が過去30年間に発表したショートショートから選り抜き、編成。全15話収録。

文具メーカー勤務の竹中秀治は、職場結婚することになった純江と新居を探していた。

着々と仕事を進める爽香の前にトラブルは絶えない!都市開発を主導する大企業が抱える複雑な事情。

大好評「幽霊」シリーズ第25弾! なんと宇野警部が、大晦日の国民的テレビ番組「赤白歌合戦」の審査員に? ケガをした警視総監の代役をつとめることになった宇野は、慣れないタキシードを着せられ、メークまでされて、審査員席で大奮闘。

洗濯機で女性が感電死する。製造元のK電気工業は欠陥を認めず、非難される。

山間の温泉町へ向かった列車から八人の乗客が消えた。

人気絶頂アイドルグループのコンサート会場で女子高生が刺殺された。被害者の手には、メンバーの携帯番号が。

テニス同好会の合宿中、妻子ある雇問と火遊びの後、何者かに殺された“彼女”が、後輩たちの前に現れて「私を殺した犯人を捜して」と(幽霊はテニスがお好き)。

佐々本家の三姉妹は、しばしば事件に巻き込まれてしまう名物“三姉妹”――長女綾子は二十歳の大学生、次女夕里子は十七歳の高校生、三女珠美は十五歳の中学生だ。

弱小「すずめバス」のバスガイド・町田藍は、エリートサラリーマンの元木から「自殺した親友を偲ぶバスツアーをしたい」と依頼を受け…(「友の墓の上で」)。

結婚式で花嫁の誘拐事件が発生。

因縁めいたつながりのある人々が集った“高原ホテル”。法廷で決定的な証言をし無罪をもたらした女性と結婚した千葉。

大人気「幽霊」シリーズ第27弾! 宇野警部と恋人の永井夕子が旅先のレストランで食事をしていると、”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。

ショッピングモールの受付が爆破された!偶然現場にいた今野夫妻により被害は最小限に。

中堅事務器会社の新人OL洋子は入社してすぐ、先輩の村上に一目ぼれ。独身でハンサムな彼と付き合うことになる。

観劇に訪れた正統なる吸血鬼の末裔フォン・クロロックとその娘で人間とのハーフであるエリカ。

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。

金森咲代は、とある女子校の創立者で現在も校長、理事長を兼任している。一方、夫の進二は、常に妻の付属品扱い。

ハネムーンから戻って来たばかりの保科伸子を待っていたのは、父親からの突然の告白だった。

広告代理店に勤める坂巻里加。仕事のオニといわれているけれど、本当は見知らぬ男とホテルに行ったりもしている。

“劇団Z”の観劇に赴いた片山兄妹とホームズ。

反政府的な立場を貫いたために、国を追われた人気作家・三宅。

「あの英秀治郎ですか?」 旅行社の風谷は信じられなかった。 誰もが知っている有名作家が、二十年ぶりに英国から帰国する。

【殺人を見に来ないか？】物騒な言葉の殺人予告!?　新婚の夫婦が初夜を過すと、翌朝にはどちらかが死んでいるという伝説がある花嫁の旧家。

駈け落ちを決行した哲と明子のトランクからナント死体が―。

社長から休暇取得を厳命された爽香は、部下のあやめたちと温泉旅行の計画を立てる。そんな折、恩師・河村布子から相談が。

殺し屋と名乗る男は、バーで酩酊状態だった。

大人はなんにもわかっていない、僕らがこんなに凄いってことを。パパやママの知らないお家だって持っている。

だだっ広い屋敷を相続した二十歳の鈴本芳子。彼女は豪邸以外に病院の第九号棟でも暮らしている。

N大ワンダーフォーゲル部、秋のキャンプ。奥多摩の山中に白い雨が降った。

東風亜由子、32歳、気鋭の映画スクリプター、もとい、正木監督の雑用係。

ロングランセールスを誇る大人気「花嫁」シリーズのノベルス第28弾。

大規模な都市開発プロジェクトに携わる爽香は、慣れない交渉に苦戦気味。