雨の夜、夜行列車に



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    初公開日(参考)1987年12月
    分類

    長編小説

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    雨の夜、夜行列車に (角川文庫)

    2017年01月25日 雨の夜、夜行列車に (角川文庫)

    「今夜、九時の列車よ―」組織の金を盗んで命を狙われている逃走中の宮部は、自宅で彼を待ち続けている妻の亜紀子と、夜行列車で落ち合う約束をしていた。しかしその列車には、宮部を逮捕しようとする刑事たち、地方へ講演に出かける元大臣とその秘書、自殺しそうな元サラリーマンと駆け落ちしようとしている元部下など、各々の幸せを掴むための人たちが、乗り込もうとしていた。彼らを待ち受ける衝撃の結末とは―。(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    夜9時に東京駅を出発する列車に乗ろうとする人々が絡み合う人生ドラマ

    殺人や不倫が登場するのに、なぜか心が和らぐのが、赤川次郎作品の特色と言えるでしょう。『雨の夜、夜行列車に』(赤川次郎著、徳間文庫)も、まさに、そういう長篇小説です。

    夜9時に東京駅を出発する列車に乗ろうとする、さまざまな人々。講演旅行に出かけようとする、認知症が進行中の元大臣(74歳)と、彼に長年、忠実に仕えてきて、急に妻になってほしいと言われた家政婦。会社を首になったことを家族に言えず、自殺を決意したサラリーマン(45歳)と、彼と結ばれ、自殺を思い止まらせようとする元部下の女性(20歳)。そのサラリーマンを必死に探す娘(17歳)。組織の小金をくすねたため、覚醒剤密売組織と警察の双方から追われる男(29歳)と、その肝が据わった妻(27歳)。この夫婦を張り込み中に、自分の妻の不倫を知った刑事(42歳)。その妻(35歳)は、夫と一緒に張り込み中の部下の刑事(27歳)と不倫中で逃避行を計画しているという賑やかさ。

    「一人の女で人生が変る。そんなことが本当にあるものだとは、沼木は考えたこともなかった。ドラマや小説の中ではよくある話だ。ふと行きずりの女とホテルに入り、どこまでも行動を共にすることになる男・・・。そんな役回りを、自分が演じることになろうとは。いや、米田恵理は、決して、「行きずりの女」ではない。しかし、ただ単に、かつて勤めた会社にいた女の子であり、それ以上のものではなかったのである。もし、米田恵理が、自らこうして沼木の胸に飛び込んで来なかったら、沼木は彼女に男としての欲望すら感じることがなかっただろう。『――どうして』と、恵理が呟いた。汗ばんだ肌を、二人はベッドの中で、しっかりと寄せ合っている。沼木は、夢じゃないかと思った。こんな風に、荒々しいほどの情熱をこめて、妻を抱いたことなど、一度もなかった。若いころでさえも」。

    ばらばらに見えて、実際は複雑に絡み合う、色取り取りの人間関係を深刻ぶらずに描きながら、男と女の愛とは何かを考えさせる赤川の手腕はさすがです。本書を手にしてよかった! やはり、赤川作品には癒やされるなあ。
    雨の夜、夜行列車に (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:雨の夜、夜行列車に (トクマ・ノベルズ)より
    4191535935
    No.3:
    (2pt)

    赤川次郎先生らしくない。

    赤川次郎先生らしくなく、
    登場人物の行動を追って書いてるのか、
    少しわかりずらかったです。
    回りくどく、シンプルさは
    ありませんでした。
    雨の夜、夜行列車に (角川文庫)Amazon書評・レビュー:雨の夜、夜行列車に (角川文庫)より
    4041044596
    No.2:
    (1pt)

    読むんじゃなかった・・・

    読み終わって、何一つ心に残るものはありませんでした。無理矢理ハッピーエンドをこじつけたようなエピソードが少しだけありましたが、後味の悪さだけ残る作品でした・・・。
    雨の夜、夜行列車に (角川文庫)Amazon書評・レビュー:雨の夜、夜行列車に (角川文庫)より
    4041044596
    No.1:
    (5pt)

    自分の意思を貫いたのは誰か。

    雨の夜、東京駅9時発の夜行列車に乗る人達の,
    その前の数日を並行して記述している。

    逃亡者とその配偶者。
    駆け落ちをしようとする2人。
    事実上のハネムーンの2人。
    犯人を追いかける2人の刑事。
    何人かの関係者。

    自分の意思を貫いたのは誰か。
    雨の夜、夜行列車に (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:雨の夜、夜行列車に (トクマ・ノベルズ)より
    4191535935



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