日本一の過疎の村に引越してきた、若き司法書士の久我原。

孤独死した父は、最期の瞬間、何を考えていたのか? 生き別れた父の書いた「全遺産を小井戸広美に遺贈する」という遺言書。

デビュー作の絵本がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられた過去を持つ。

墨田・江東地区連続殺人事件の容疑者として相浦純也が逮捕された。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

第16回(2018年度)『このミステリーがすごい! 大賞』優秀賞受賞作が、文庫版で登場! 天才的な筋読みから「ヨミヅナ」と呼ばれる警視庁捜査一課、飯綱。

鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。

毎朝配達される幻灯新聞が食卓に話題を提供し、港にはエーテル推進機を備えた空中船が着水・停泊。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

同棲している彼女・桃里に、連続殺人犯と似ているといわれたことから、蒼太の日常に変化が訪れる。

「退職理由を自己都合から解雇に変えて!」元社員が怒鳴り込んできた。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。

神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。

新米刑事の三田村豪気が配属されたのは、警視庁捜査二課美術犯罪捜査班。そこは、美術品犯罪に対応する警視庁唯一の部署。

怒濤のどんでん返し、一気読み注意!! 強盗犯により密室と化す病院。

迷惑、顰蹙、無理難題。人生、困ってからが面白い! 奥田英朗の蔵出し短編集! 貴重な対談2本も収録。

昨年、夫の孝之が事故死した。まるで二年前に他界した義母佳子の魂の緒に搦め捕られたように。

不可解な謎と論理のアクロバット。

北関東のある町で、中学二年生の名倉祐一が転落死した。

アメリカで超常現象研究チーム『セクションO』が忽然と姿を消し、日本では著名なUFOライターが殺された。

平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

高校三年になった麻里子は、将来への不安からか周囲との隔たりに苛立ちを隠せない。

”どんでん返しの帝王”が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ! 死ぬ権利を与えてくれ――。

「六甲山に小さな別荘があるんだ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。

中学教師・鈴木のスマホに、ある日「自殺相談室」という怪しいSNSから招待が届いた。

カンタベリーへの道中、同じツアーの参加客が各自、とっておきの不思議な話を披露し合うことに。

松城署の同期の刑事2人、桐谷と高坂。高坂は収賄容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放。

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。

「脳卒中は手術をするな!」を提唱してマスコミの寵児となった脳神経外科医香山和之進。

“あなたのココロ、リノベーションします" 大学で建築を学ぶ今西中(いまにしあたる)は、とある事務所でインターンをすることに。

江戸の町を舞台にした本格的ミステリー！　二転三転する驚愕の展開、鮮やかな謎解きに唸る!!　老舗の呉服店を襲った、ひとり息子のかどわかし。

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。

猛暑が続く京都市内で、女性の絞殺体が発見された。被害者は染織作家・由良美津子、39歳。