「疫病神」コンビ、待望の復活。

疫病神・ヤクザの桑原保彦に頼まれ、賭け麻雀の代打ちを務めた建設コンサルタントの二宮啓之。

華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。

建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。

戸鹿野智貴、28歳。若きカリスマ経営者と言われる彼は、女と旅行に行った異国の地で、薬物密輸の疑いで逮捕される。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

衝撃だった。ここまで悲惨な状況だとは思ってもみなかった。

最新型特殊装備“龍機兵"を擁する警視庁特捜部は、警察内部の偏見に抗いつつ、国際情勢のボーダーレス化と共に変容する犯罪に立ち向かう――由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作、特捜部入り前のライザの彷徨を描く「済度」、疑獄事件捜査の末に鈴石主任が悪夢

圧倒的な密度と熱量。

人気シンガーソングライターの上条梨乃は、ある朝、渋谷のゴミ捨て場で目を覚ました。

「発明家クレイソンを調査してほしい」在米のコンピュータ・セキュリティの専門家笹生勁史に、通産省から極秘依頼があった。

血が湧いている。いや、蠢(うごめ)いている。

かつてなくリアルに描かれる捜査の実態と癒着、横領、隠蔽、暴力、…日本警察の真実のなかにあぶりだされる男たちの強烈な光と闇。

片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。

山城長政、通称“武将さん”は、中三条商店街にあるカフェの店長。

娘の嫁ぎ先を攻め滅ぼすことも厭わず、下克上で成り上がる戦国大名・宇喜多直家。その真実の姿とは一体…。

第18回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作 太平洋戦争前夜の帝都・東京で帝国海軍軍令部特別班と米英露のスパイの知略と謀略が火花を散らす! プロット、筆力、そして主人公たちの魅力を選考委員[あさのあつこ・笠井潔・今野敏・藤田宜永]が絶賛。

血も凍る暴虐に見舞われた故郷から秘密を抱えて脱出したウィグル人亡命団と、彼らを取材中のジャーナリスト仁科曜子が、白昼の東京で襲撃された。

この街の闇社会で生きる陳小生は、刑事の羅朝森からある男を捜して欲しいと依頼される。

アメリカが敵視した、人命を軽んじ易々と玉砕するという野蛮な日本人観が、一人の米軍諜報部員の報告で覆った。

刑事からある女性のあとを尾けるよういわれた俺。

本当に客を掴んでいるのは誰か―。

ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、『特命指揮官』の〈警視庁捜査二課・郷間彩香〉シリーズ第2弾! 捜査二課特殊知能犯罪係主任を拝命した彩香だったが、班員をまとめきれずに空回り気味。

七年前、雨で増水した川で、安城友市の兄が命を落とした。

殺人の代償。それは、誰も愛さないことだった。

矢端竜一、四年ぶりの帰国。だが、彼の胸中に特別な感慨はない。

「刑事を辞めるか、人間を辞めるか」 新宿署の一匹狼刑事・佐江は法を捨て、日本最大の暴力団最高幹部・延井は、面子を捨てた。

1945年8月、砂漠の町ロスアラモス。

59万部突破『生存者ゼロ』の著者が放つ最新作! 東京に謎の武装集団が極秘裏に上陸し、都内各地でテロ行為が発生。

ラブラドール・レトリバーのナインと山小屋で暮らす元刑事・村瀬の前に、突然見知らぬ青年・秋山亮が現れた。

末期癌で死に瀕する男―矢坂。闇金で築いた巨額の遺産をめぐって5人の人生が交錯する。

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、 仮面の男・黒沼が所有する孤島での、 夏休み恒例のオフ会へ。

それは、「推理」でなく「検証」。

アーネスト・G・アルグライト――英国の霊媒師一族の末裔で、 息抜きのため時折日本を訪れる、21歳の美青年。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。

検索エンジン・サービスを軸に世界有数の巨大企業となった『オッド・アイ』。

喫茶店“リーベル”のマスター、竜堂佐貴。彼には“特殊”な友人がいる。

放浪の数学者探偵、降臨! "堂"シリーズ文庫刊行開始! 新たな理系&館ミステリ。

警視庁との契約を解除されたユーリ・オズノフ元警部は、旧知のロシアン・マフィアと組んで武器密売に手を染めた。

東京都の果ての美しい島。少女、椰々子は、死者を通し預言を聞く力を持ち、不吉だと疎まれている。

官僚もギャンブラーも瞠目せよ。これがニッポンのおもてなしカジノだ! 世界中からVIP客を集めろ――。

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。

潰れかけたシャッター商店街に、元ヤミ金の男が流れついた。 影山清（偽名）３２歳、口を開けばウソをつく。

失敗は許されない。敗北も許されない。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

捜査のためなら、俺は外道にでもなる。

やんちゃが少し過ぎた俺は、祖父の差し金でマンションの管理人見習いに。だがそこは、「なんでもアリ」の殺し屋専用住居だった。

空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、殺人分析班の如月塔子は納戸の奥に隠し部屋があることを知る。

ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。

祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、二十歳の頃から十三年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。

特養老人ホーム「敬徳苑」で入所者が何者かに殺害された。

「事件発生?嫌だな…」史上最弱(?)の刑事登場! 撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か―― 弱気な刑事の活躍ぶりに笑って泣ける、著者会心作! 甘糟達夫は、35歳の巡査部長。

辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事田原稔は、正式な函館西署着任の前日、殺人事件発生の報を受ける。

「お前が戦わなければ皆殺しだ」強盗殺人事件の捜査中に自分をかばった同僚を亡くし、その責を負って警察を辞めた牧しずりは、同僚の息子・岬人と出会う。

教皇の勅書に従い、各地で魔女裁判が行われた15世紀末。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。