江戸川区内の交番に勤務する巡査長・山中浩平のモットーは、地元住民と仲良くすることだった。

東京郊外で若手カメラマン誘拐事件が発生。しかし犯人からの要求はなく、三日後にカメラマンは無事保護された。

人気歌舞伎役者・尾上竜之介が、「忠臣蔵」公演の翌日にTV局女子アナ・山本由美とともに服毒死した。

警視庁に次々と送りつけられる白骨。

片山津温泉の旅館で東京のカメラマン、湯浅が射殺体で発見された。

妻の直子から、後輩の相談にのってほしいと、笠原由紀を紹介された十津川。一週間前、由紀の兄・功が亡くなった。

東京・三鷹で白骨死体が発見された。死体のポケットには、未使用の「ワイドビューひだ13号」名古屋発高山行きの切符が。

隣接する軽井沢に負けない観光地にするため、群馬県嬬恋村の特別係に任命された竹田清志と三木あずさ。

東北新幹線「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」で殺人事件が発生! 事件の裏に隠された陰謀とは――十津川警部が真相に迫る!

インターネットで鉄道模型を販売していた男が殺害された。

警視庁の吉田刑事の留守宅が放火され、焼け跡から女の刺殺体が発見された。休暇で鹿児島へ向かう最中の事件だった。

東京・谷中の喫茶店「カフェ猫」が全焼し、店内からオーナーの刺殺体が見つかった。

四谷のお岩稲荷近くの路上で若い男が銃撃された。運転免許証から、男は近くに住む吉良義久と判明したが、彼は記憶を失っていた。

雑誌「われらの時代」の編集者、若杉誠は、取材で名古屋と世界遺産・白川郷を訪れた。

「終戦記念日」と連続殺人の闇! あの日、日本で何が起きたのか!? 十津川警部が戦後70年の謎を追う! 「それ」は八月十五日ではなかった! 連続殺人の裏にある歴史の真相とは!? 都内のホテルで殺された女性は、伊勢神宮の吟行から帰ってきたばかりの俳句の先生だ

殺人請け負いグループに十津川が挑む! ファミリーレストランチェーンの社長・岡崎秀明が誘拐された。

十津川あてに、井岡さつきと名乗る女から手紙が届いた。

闇に包まれた都会の夜には犯罪という罠が待ち受けている。今夜もどこからか脅迫者たちの足音が聞えてくる…。

フリーライターの森田は、震災後の被災地の記事を書くため、松島を訪れる。

“島崎修一郎 過チヲ正シテ死亡ス”十津川は妻・直子と休暇で訪れた野尻湖で、奇妙な文言が刻まれた石碑と遭遇する。

退職した刑事が娘を誘い、岡山県の吉備線の旅に出た。

豪華列車「ななつぼし」へ十津川警部が潜入捜査! 警視庁副総監からの命令で、九州を走る豪華列車「ななつ星」へ乗り込んだ十津川警部。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

北陸本線を走る特急サンダーバードが、乗っ取られた。四百人以上の乗員乗客を人質にした犯人たちは、十一億円を要求する。

十津川警部、牙をむく美しき京人形を封じ込む。

母親孝行がしたくて、九州の名所を巡る超人気豪華列車「ななつ星」ツアーに悪知恵を働かせ紛れ込んだ小悪党・賀谷大三郎。

フリーカメラマンの木村敦は、沖縄に貢献したとして藍綬褒章を受章した故緒方秀郎が「陸軍中野学校」出身であることに関心を抱く。

射殺されたのは東京駅構内にいたミス岡山だった。

新宿西口の高層ビルに事務所を構える私立探偵・左文字進。ある日、友人の矢部警部が拳銃で撃たれ入院した。

ポツダム宣言受諾か否か。

浅草の映画館で、妊娠3か月の女性の死体が発見された。死因は青酸死。

代議士をめった刺しにした男が出所した。12年間動機について黙秘を貫いた男が向かったのは故郷・会津若松。

兇器、アリバイ、動機―完璧な条件で行なわれる完全殺人。しかし、やがて訪れる時効の向う側には…。

S大学の講師・篠塚昭夫は、韓国人の留学生アン・ミカとの浮気を妻の恵子に知られてしまった。

スランプに陥ったミステリー作家の吉田は、執筆環境を変えようと、東京郊外の古い洋館を購入した。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

エリート官僚の妻・青木美加が殺され、十津川らの極秘の捜査が始まった。

運命に翻弄された姫の化身か。千姫の末裔だという美女が、骨董鑑定番組に打かけを出品したところ、問い合わせが殺到。

陸羽東線の無人駅・堺田。その駅前で、日本海と太平洋へ川の流れが分かれていく。

徐福マニアの社長が殺された。秦の始皇帝の命を受け、不老長寿の薬を求めて旅立った徐福。

大手銀行監査役を退職し、歴史研究会で活躍していた桜井信行が自宅で自殺した。

運河の見える駅で恋人は殺された――十津川警部たちが悲劇の恨みを晴らす! 十津川警部と東海道をめぐる殺人事件簿! 傑作短編集。

1号車と7号車にパノラマラウンジカーを備えている、サロンエクスプレス踊り子。

著者待望の書き下ろしミステリー! 元刑事の橋本豊は、仕事仲間の佐々木恵美と二人で私立探偵事務所を立ち上げた。

不老不死温泉で殺人事件が起きた。重要参考人として、休暇で訪れていた警視庁刑事の酒井が連行される。

京都・宮津。建設会社社長中西は、“東京の病院で監禁されているので助けて欲しい”という手紙が結ばれた風船を発見。

鉄道ファンに人気の無人駅、信州・姨捨駅を休暇で訪れた警視庁捜査一課の亀井刑事は、奇妙な服装の男を目撃して驚愕する。

「とき403号」で、60代とみられる男性の刺殺体が発見された。

東京の老夫婦が、鳥取から津和野へ。息子が借金を苦に自殺し、その金を返済する当てのない夫婦が選んだ死出の旅だった。

京都を走る嵐電（らんでん）こと京福電鉄と京都の町を愛する会員7名の「嵐電会」が、寺社巡りをし、終点の嵐山まで行くという企画を立てた。

優雅なクルーズで起こった事件の連鎖。それは恐るべき殺人と計略の始まりだった。

十和田への帰郷を楽しみにしていた奥田は、なぜ殺されたのか?彼を慕うスナックのママ・明子は、奥田が乗るはずだった「はやて13号」で、青森に向かった。

北陸新幹線・上越妙高駅の完成記念式典に出席した十津川警部。新幹線開業の功労者である吉岡浩一郎の捜査が目的だった。

野々村は、十五歳で伊勢から東京へ移住。遷宮で湧く伊勢に七十年ぶりに帰郷し、同級生と再会。

高校時代の友人で画家の本山に誘われて熱海を訪れた十津川。