到底人など通いそうにない十津川の山頂に、絢爛豪華な洋館が聳えていた。そこに暮らすのは素封家・天主家の一族と召使い達。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

バチカンで法王選挙が行われる最中、美貌の天才科学者・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルトは、有名彫刻家の作品の除幕式に出席するため、メキシコのグアダルーペ寺院を訪れる。

英国での奇跡調査からの帰り、ホールデングスという田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。

ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

イタリアの小村の教会から申告された『奇跡』の調査に赴いた美貌の天才科学者・平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。

奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。

天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。

昭和10年9月。上野下町から児童30名が忽然と姿を消し、翌々日遺体となって発見された。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

昭和9年、浅草。神隠しの因縁まつわる「触れずの銀杏」の下で発見された男の死体。

「死のう!死のう!死のう!」国会議事堂他で五人の青年が叫びながら切腹自決を試み、日本中を震撼させた「死のう団」…。

二十世紀初頭、列強各国のスパイや地下組織がしのぎを削っていた魔都・上海で、五歳の少年・朱雀が見たものは?ファン待望の朱雀幻夜シリーズ、第一弾。

美貌の科学者・平賀と、古文書と暗号解読のエキスパート・ロベルトは、バチカンの『奇跡調査官』。

平賀、ロベルト、ジュリア、シン博士──人気キャラの魅力満載の短編集! さる宝石商が、呪いの宝石に悩んでいるという。

多忙を極める平賀とロベルトは、ハイチでの公務後に1週間の休暇を取るようサウロから厳命される。

奇跡調査官の平賀とロベルトは、FBI捜査官ビルから結婚式の司祭を頼まれる。

バチカン美術館にある絵画の前にマリア様が現われて預言をするらしい。

イタリアの森で、男女がゾンビに襲われるという衝撃的な事件が発生した。

「バチカン」シリーズをもっと楽しめる!キャラと謎が交差する短編集第7弾 結婚式に参列するため、イギリスのウエイブスタンを訪れた平賀とロベルト。

出雲でのフィールド・ワークを終えた橘樹雅は、 「出雲の本質は奥出雲にある」という 指導教官・御子神伶二のひと言で、奥出雲へ向かうことに。

日枝山王大学の民俗学研究室に所属する橘樹雅は、研究テーマ「出雲」についての見識のなさを担当教官・御子神伶二に指摘され、現地に旅立つ。

フランスの小村の教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。

アメリカ次期大統領候補の若き議員が、教会で眩い光に打たれ謎の死をとげた。

「バチカン」シリーズがもっと好きになる! 謎とキャラが交差する短編集。

碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。

天才発掘師・西原無量が所属する亀石発掘派遣事務所の所長の下に「庭から遺物が出た」と相談の連絡が入った。

”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。

ぐおぉーん、ぐおぉーん。

絶海の孤島・鬼界ガ島で神意に背きし者、ある時は蒼白く光り続ける死体となり、ある時は業火に包まれ死体となる。

建都まもない鎌倉―足軽の村上兵衛は、鶴岡八幡宮への参拝を願う瀕死の老人を哀れみ、八幡宮まで引き入れてしまう。

人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。

頼朝亡き後の鎌倉幕府は、嫡子・頼家と、その母・政子を中心とした北条氏とが反目、一触即発の状態になる。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

源頼朝、ついに死す!鎌倉幕府転覆を狙う牛若丸ら天狗たちの攻勢は、頼朝の死により、さらに激しさをましていく。

明治三十年代初頭。古今東西の書物が集う書舗に導かれる、一人の若き女性。

12世紀末、鎌倉―源頼朝に怨恨を抱いて死んだ源義経(牛若丸)が、怨霊となって復活した!頼朝、さらには鎌倉を滅ぼすため、様々な災厄を振りまくが、巷の陰陽師の頭・鬼一法眼によって、退散させられてしまう。

最新鋭の科学設備を誇り、「現代の魔窟」とも称される異形の実験島で続く怪事件。

「東洋のラスベガス」と呼ばれる娯楽施設島・オロゾシティで、「オロゾの寵児」こと天才ギャンブラー・愛馬光彦がある大勝負に勝った翌朝のこと―。

ヴァチカン聖庁の枢機卿を大叔父にもつ玄須聖人は、ローマ大学留学中。

推理作家・有栖川有栖は、盟友の犯罪学者・火村英生を、敬意を持ってこう呼ぶ。「臨床犯罪学者」と。

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。

人に見えないものが視える。闇の中に、他人の恐怖が悔恨が苦痛が悲哀が―視えてしまう。

ゴスロリ解剖医×霊が見える新米刑事のバディミステリ―、待望の第2弾! 八王子署の新人刑事・祝依 然(いわい ぜん)は一報を受け、八王子駅に急行する。

怖いものとは何だろう。本当に怖いものを知るため、とある屋敷を訪れた男は、通された座敷で思案する。

虚実は綯い交ぜになって物語になる。視界が歪み、記憶が混濁し、暗闇が臭いたち、眩暈をよぶ。

庭に咲く艶々とした椿の花とは対照に、暗い座敷に座る小山内君は痩せ細り、土気色の顔をしている。

東京駅近くのホテルで死体が見つかった。鑑識研修中の新人女性警察官・堀北恵平は、事件の報せを受け現場へ駆けつける。

綾瀬の入院中に彼女の高校で起きた連続落書き事件。

オランダ・ユトレヒトの小さな教会からバチカンに奇跡の申告が。

中島保を狙う国際犯罪組織。

時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。

中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。

多くの縄文遺跡がある長野県諏訪。