アリスの夜
- アリス (17)
- デビュー作 (105)
- 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞 (16)
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アリスの夜の総合評価:
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するすると文章が読めて、いつもより読書ペースが速かった気がする。 | ||||
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| 何故にドライバーで再雇用してもらえたんだろう・・・。 気楽にカード使うのが理解できない… 「奴が止めるまで使える」って。甘すぎやしないだろうか。 ドロレス・ヘイズよりも…ってのはどうなんだろう。 いや、でも気持ちよく読めました。 | ||||
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| 10歳の少女にそこまで入れあげるオトナがそんなにいるとは思えないですが、 まあ、そういった人種も確かに存在はするのでしょう。 つまり、10歳少女を性的対象として見ることができるか、否かでこの小説への 評価が割れる部分でもあります。 物語は場面転換を多用し、読む者を飽きさせません。その分、?な場面も多い。 ヤクザが自分に逆らった男を使用人として雇うだろうか?はたまた逃げ出そうとした 男を運転手として再雇用し、尾行をつけてまで監視する?(殺して別の奴に運転手 させたほうが手っ取り早い)などなど。 最後で主人公が死んだと思ったのに、生きていたり・・・・・ ですが、この作者は小説を書ける人であるのは、間違いないでしょう。 | ||||
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| 真彦とアリスの逃亡生活がスリリングで楽しめた。携帯のGPS機能によって居場所を発見されたり、テティベアに仕掛けられた発信機を元に隠れ家を襲われたりとハラハラする展開が多くておもしろかった。また、アリスの可愛らしさがよく描かれていて、純粋で屈託のないアリスの言動も心に響いた。 | ||||
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| 現実と戦う小説だと思いました。渋谷女子小学生監禁事件が起こる前に、 この小説が書かれていることは、特筆に値すると思います。それだけで はありません。奈良少女誘拐殺人事件で注目を集めたGPS携帯電話に よる追跡や、最近多発しているカードスキミング、蔓延するリタリン中毒 などなど、まるで未来を予言していたかのようなエピソードの連続です。 そして、日本をこんな国にしてしまった元凶は何なのか。私達の内なる敵は いったい誰で、彼らが今どこで何をしているのか。この本には、そこまでが、 はっきり示されていると思います。応募時の原題は「日出づる国のアリス」 だったそうですが、最後まで読み終わった時、その意味がよくわかります。 読後感が読む人によってはっきりとわかれるのは、この作品が読み手の 心を映し出す鏡だからではないでしょうか。本当に大切な人を守るために 自分のすべてを犠牲にすることができるかどうか。この作品はそれを 読者に問いかけてきます。 加害者の権利ばかりが守られ、被害者の人権がないがしろにされている 今の日本社会の現実から目を背けることなく読むべき小説だと思います。 お薦めです。ぜひ買って、じっくり読んでください。 | ||||
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| 発売当時、新聞にデカデカと広告が出ていて興味をひかれ、JR待ち40分で立ち読み敢行。イメージを浮かべやすいという評がいくつかありましたが、たぶんそのためでしょう、難なくぱらぱらといけました。一気に読めるというテンポのよさも確かにあり、この厚さにしては楽に読めるのではないでしょうか。内容そのものは、大沢在昌氏が言うほどの哀愁や感動はなし。はっきりいって、どなたかの評のとおり、読後感は不快で重い。そもそも手にとった理由が興味本意で自業自得。「私の知りたくもない世界」の展開でした。露骨な表現こそなくても、人物の描かれ方やひとつひとつの会話、状況などから、その背後にあるものがどんなものか読みとれます。作者の腕というべきでしょうが、明示的に表現されてないぶん、逆に想像させられます。もっとも、描かれていた場面はけっこう遠慮なかった。ダイコンおろしで膝をする気にはならないし、人間やめたら的な望みは確かに誰も口にはできますまい。これも世界の現実かも知れませんが、現実だったらそれで容認してええのか。現在、スマトラ沖地震の被災児がこの手の二次災害にさらされていることに思い及べば、今一歩の深いつっこみを欠いたまま、単に題材として扱うには幼児売春は重すぎる内容でした、というのが私の読後感想です…。 | ||||
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