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アリスの夜
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アリスの夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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'@何故にドライバーで再雇用したんだろう…'A気楽にカード使うのが理解できない…「奴が止めるまで使える」って。'Bドロレス・ヘイズよりも…ってのはどうなんだろう。いや、でも気持ちよく読めました。 | ||||
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何故にドライバーで再雇用してもらえたんだろう・・・。 気楽にカード使うのが理解できない… 「奴が止めるまで使える」って。甘すぎやしないだろうか。 ドロレス・ヘイズよりも…ってのはどうなんだろう。 いや、でも気持ちよく読めました。 | ||||
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10歳の少女にそこまで入れあげるオトナがそんなにいるとは思えないですが、 まあ、そういった人種も確かに存在はするのでしょう。 つまり、10歳少女を性的対象として見ることができるか、否かでこの小説への 評価が割れる部分でもあります。 物語は場面転換を多用し、読む者を飽きさせません。その分、?な場面も多い。 ヤクザが自分に逆らった男を使用人として雇うだろうか?はたまた逃げ出そうとした 男を運転手として再雇用し、尾行をつけてまで監視する?(殺して別の奴に運転手 させたほうが手っ取り早い)などなど。 最後で主人公が死んだと思ったのに、生きていたり・・・・・ ですが、この作者は小説を書ける人であるのは、間違いないでしょう。 | ||||
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10歳の少女にそこまで入れあげるオトナがそんなにいるとは思えないですが、 まあ、そういった人種も確かに存在はするのでしょう。 つまり、10歳少女を性的対象として見ることができるか、否かでこの小説への 評価が割れる部分でもあります。 物語は場面転換を多用し、読む者を飽きさせません。その分、?な場面も多い。 ヤクザが自分に逆らった男を使用人として雇うだろうか?はたまた逃げ出そうとした 男を運転手として再雇用し、尾行をつけてまで監視する?(殺して別の奴に運転手 させたほうが手っ取り早い)などなど。 最後で主人公が死んだと思ったのに、生きていたり・・・・・ ですが、この作者は小説を書ける人であるのは、間違いないでしょう。 | ||||
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真彦とアリスの逃亡生活がスリリングで楽しめた。携帯のGPS機能によって居場所を発見されたり、テティベアに仕掛けられた発信機を元に隠れ家を襲われたりとハラハラする展開が多くておもしろかった。また、アリスの可愛らしさがよく描かれていて、純粋で屈託のないアリスの言動も心に響いた。 | ||||
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真彦とアリスの逃亡生活がスリリングで楽しめた。携帯のGPS機能によって居場所を発見されたり、テティベアに仕掛けられた発信機を元に隠れ家を襲われたりとハラハラする展開が多くておもしろかった。また、アリスの可愛らしさがよく描かれていて、純粋で屈託のないアリスの言動も心に響いた。 | ||||
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現実と戦う小説だと思いました。渋谷女子小学生監禁事件が起こる前に、この小説が書かれていることは、特筆に値すると思います。それだけではありません。奈良少女誘拐殺人事件で注目を集めたGPS携帯電話による追跡や、最近多発しているカードスキミング、蔓延するリタリン中毒などなど、まるで未来を予言していたかのようなエピソードの連続です。そして、日本をこんな国にしてしまった元凶は何なのか。私達の内なる敵はいったい誰で、彼らが今どこで何をしているのか。この本には、そこまでが、はっきり示されていると思います。応募時の原題は「日出づる国のアリス」だったそうですが、最後まで読み終わった時、その意味がよくわかります。読後感が読む人によってはっきりとわかれるのは、この作品が読み手の心を映し出す鏡だからではないでしょうか。本当に大切な人を守るために自分のすべてを犠牲にすることができるかどうか。この作品はそれを読者に問いかけてきます。加害者の権利ばかりが守られ、被害者の人権がないがしろにされている今の日本社会の現実から目を背けることなく読むべき小説だと思います。お薦めです。ぜひ買って、じっくり読んでください。 | ||||
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現実と戦う小説だと思いました。渋谷女子小学生監禁事件が起こる前に、 この小説が書かれていることは、特筆に値すると思います。それだけで はありません。奈良少女誘拐殺人事件で注目を集めたGPS携帯電話に よる追跡や、最近多発しているカードスキミング、蔓延するリタリン中毒 などなど、まるで未来を予言していたかのようなエピソードの連続です。 そして、日本をこんな国にしてしまった元凶は何なのか。私達の内なる敵は いったい誰で、彼らが今どこで何をしているのか。この本には、そこまでが、 はっきり示されていると思います。応募時の原題は「日出づる国のアリス」 だったそうですが、最後まで読み終わった時、その意味がよくわかります。 読後感が読む人によってはっきりとわかれるのは、この作品が読み手の 心を映し出す鏡だからではないでしょうか。本当に大切な人を守るために 自分のすべてを犠牲にすることができるかどうか。この作品はそれを 読者に問いかけてきます。 加害者の権利ばかりが守られ、被害者の人権がないがしろにされている 今の日本社会の現実から目を背けることなく読むべき小説だと思います。 お薦めです。ぜひ買って、じっくり読んでください。 | ||||
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発売当時、新聞にデカデカと広告が出ていて興味をひかれ、JR待ち40分で立ち読み敢行。イメージを浮かべやすいという評がいくつかありましたが、たぶんそのためでしょう、難なくぱらぱらといけました。一気に読めるというテンポのよさも確かにあり、この厚さにしては楽に読めるのではないでしょうか。内容そのものは、大沢在昌氏が言うほどの哀愁や感動はなし。はっきりいって、どなたかの評のとおり、読後感は不快で重い。そもそも手にとった理由が興味本意で自業自得。「私の知りたくもない世界」の展開でした。露骨な表現こそなくても、人物の描かれ方やひとつひとつの会話、状況などから、その背後にあるものがどんなものか読みとれます。作者の腕というべきでしょうが、明示的に表現されてないぶん、逆に想像させられます。もっとも、描かれていた場面はけっこう遠慮なかった。ダイコンおろしで膝をする気にはならないし、人間やめたら的な望みは確かに誰も口にはできますまい。これも世界の現実かも知れませんが、現実だったらそれで容認してええのか。現在、スマトラ沖地震の被災児がこの手の二次災害にさらされていることに思い及べば、今一歩の深いつっこみを欠いたまま、単に題材として扱うには幼児売春は重すぎる内容でした、というのが私の読後感想です…。 | ||||
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発売当時、新聞にデカデカと広告が出ていて興味をひかれ、JR待ち40分で立ち読み敢行。イメージを浮かべやすいという評がいくつかありましたが、たぶんそのためでしょう、難なくぱらぱらといけました。一気に読めるというテンポのよさも確かにあり、この厚さにしては楽に読めるのではないでしょうか。内容そのものは、大沢在昌氏が言うほどの哀愁や感動はなし。はっきりいって、どなたかの評のとおり、読後感は不快で重い。そもそも手にとった理由が興味本意で自業自得。「私の知りたくもない世界」の展開でした。露骨な表現こそなくても、人物の描かれ方やひとつひとつの会話、状況などから、その背後にあるものがどんなものか読みとれます。作者の腕というべきでしょうが、明示的に表現されてないぶん、逆に想像させられます。もっとも、描かれていた場面はけっこう遠慮なかった。ダイコンおろしで膝をする気にはならないし、人間やめたら的な望みは確かに誰も口にはできますまい。これも世界の現実かも知れませんが、現実だったらそれで容認してええのか。現在、スマトラ沖地震の被災児がこの手の二次災害にさらされていることに思い及べば、今一歩の深いつっこみを欠いたまま、単に題材として扱うには幼児売春は重すぎる内容でした、というのが私の読後感想です…。 | ||||
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ジャズバー『foolish』を始めたがうまくいかなくなり借金の形に日雇い飯場で働き、今は怪しい芸能プロダクションの運転手の真彦、彼は社長蜂谷の運転手をしたり幼児売春のための娼婦を客の元へ送迎したりする。その中にアリスがいた、真彦はアリスを運んでいるうち彼女の虜になる。ある日、仕事中に死んだ少女の始末に立ち会ったことから真彦はこの仕事から抜け出し、アリスと共に逃亡する…少女売春が絡んだハードボイルドタッチの追跡劇、息もつかせない展開、一気に読破 | ||||
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強烈なスピード感と息詰まるサスペンスの連続で、最初から最後まで一気に読めました。読んでいて自然にイメージが頭に浮かぶので、とても読みやすかったです。小説を読んでるというより、映画を見てるような感覚でした。脇役も含めて登場人物のキャラが立っている点もいいです。残虐シーンは、私の場合は、それほど気にならなかったです。(もっとひどいのが、他にたくさんあるので)せつないラストでは、涙があふれてきて止まりませんでした。表紙の恋月姫さんの人形が、アリスのイメージにぴったりです。 | ||||
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強烈なスピード感と息詰まるサスペンスの連続で、 最初から最後まで一気に読めました。 読んでいて自然にイメージが頭に浮かぶので、 とても読みやすかったです。 小説を読んでるというより、映画を見てるような感覚でした。 脇役も含めて登場人物のキャラが立っている点もいいです。 残虐シーンは、私の場合は、それほど気にならなかったです。 (もっとひどいのが、他にたくさんあるので) せつないラストでは、涙があふれてきて止まりませんでした。 表紙の恋月姫さんの人形が、アリスのイメージにぴったりです。 | ||||
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やっとの想いで出した店も借金でつぶれてしまい・・彼女まででもその悪夢は単なる序章でしか無かった・・・やがてアリスという一人の少女に心奪われたマー君の戦いが始まる心にただ1つの正義を持って・・頑張れ・・・立ち上がれ今戦わなければ君は全てを失うのだ!追い込まれた男が戦う事で・・得たもの・・・失ったものは・・・やはり男はこうでなくちゃと思えるラストが又感動的・・・後ろ髪引かれる思い・・・読んで美保 | ||||
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やっとの想いで出した店も借金でつぶれてしまい・・彼女まで でもその悪夢は単なる序章でしか無かった・・・ やがてアリスという一人の少女に心奪われたマー君の戦いが始まる 心にただ1つの正義を持って・・頑張れ・・・立ち上がれ 今戦わなければ君は全てを失うのだ!追い込まれた男が戦う事で・・ 得たもの・・・失ったものは・・・やはり男はこうでなくちゃと思える ラストが又感動的・・・後ろ髪引かれる思い・・・読んで美保 | ||||
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帯に書いてある文章を読むと、性描写や暴力表現の多いバイオレンスまっしぐらな作品かと思いきや、そんな表現は多くはなく、意外とさらりとしている。 新人賞を受賞しただけに、書き足りない部分や、逆にいらないと思われる部分など、細かなところにケチをつければ多々あるが、全体を通しての物語の構成や、人物描写など、変に虚構ではない、リアルさを感じる作品になっていると思います。読んでいて、場面場面のイメージがし易い作品だと思いました。 | ||||
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帯に書いてある文章を読むと、 性描写や暴力表現の多いバイオレンスまっしぐらな作品かと思いきや、 そんな表現は多くはなく、意外とさらりとしている。 新人賞を受賞しただけに、書き足りない部分や、逆にいらないと思われる部分など、細かなところにケチをつければ多々あるが、 全体を通しての物語の構成や、人物描写など、変に虚構ではない、リアルさを感じる作品になっていると思います。 読んでいて、場面場面のイメージがし易い作品だと思いました。 | ||||
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