(短編集)

貴族探偵

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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6
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110
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あらすじ

2013年10月18日 貴族探偵 (集英社文庫)

信州の山荘で、鍵の掛かった密室状態の部屋から会社社長の遺体が発見された。自殺か、他殺か?捜査に乗り出した警察の前に、突如あらわれた男がいた。その名も「貴族探偵」。警察上部への強力なコネと、執事やメイドら使用人を駆使して、数々の難事件を解決してゆく。斬新かつ精緻なトリックと強烈なキャラクターが融合した、かつてないディテクティブ・ミステリ、ここに誕生!傑作5編を収録。(「BOOK」データベースより)

評判

貴族探偵の評価:

6.22/10点 レビュー 9件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.22pt

貴族探偵の総合評価:

7.14/10点 レビュー 70件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

貴族探偵の感想


麻耶雄嵩氏の短編集。 まぁ特筆する所が無いというか、別に貴族推理しないし事件が貴族だけが解けるような特異性もないし、これではただ傲慢貴族が立ってるだけの短編ミステリなのでは? ★は3。

りーり
9EDFH0HC
No.1
(3pt)

貴族探偵の感想


ミステリークイズなみの内容で
面白い話ではない
人にすすめなかった

この作者の作品は
「さよなら神様」だけだな
あとは私には、あわない
もう読むことは無い

jethro tull
1MWR4UH4

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.61
(5pt)

どっちもおもしろい。

ドラマは放送時に見ていましたが、原作を読んでいなかったので購入しました。色々変えてありますがドラマも小説もどちらもおもしろいです。貴族探偵と使用人の設定がとにかく良いです。
貴族探偵 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 貴族探偵 (集英社文庫)より
4087451267
No.60
(5pt)

どっちもおもしろい。

ドラマは放送時に見ていましたが、原作を読んでいなかったので購入しました。色々変えてありますがドラマも小説もどちらもおもしろいです。貴族探偵と使用人の設定がとにかく良いです。
貴族探偵 Amazon書評・レビュー: 貴族探偵より
4087713520
No.59
(3pt)

使用人は私の所有物に過ぎないよw

毎回新たな「名探偵」を創造する著者の本作の探偵は貴族。あくまでわたしが読んだのが「今回は」というだけで、貴族探偵初登場は2001年だが……。

 ミステリ史において、貴族の探偵は何人かいる。
 最も有名どころで、ピーター・ラムジィ卿。最近読んだのは「奇妙な跡」の探偵、おそらくはオーストリア貴族のダゴベルト。プリンス・ザレツキーというのもいる。
 足を使って汗を流しての捜査は「貴族」という属性に似つかわしくないので、こういった物語では、聞き込み等の作業は家臣(使用人)が行い、それを聞いて「貴族」が推理する流れだ。

 ところが、本作の貴族探偵は推理すらしない。使用人にまかせっきりである。
 ただし、場を与えるのは貴族探偵にしかできないということは言える。
 著者の作品だから、ここに深い意味があるのかと考えてしまうが、最初の二篇と次の作品で六年の間が空いていることからも、まぁ短篇用のネタ探偵だろう。
 事件の調査は使用人に任せきりで、貴族探偵は紅茶をくゆらせながら、女性にちょっかいをかけるのが毎度のお約束である。

 それよりも、個人的に興味深かったのは、この貴族探偵の名前は開示されないのだが、毎度々々執拗に呼称される「貴族」という称号。
 乱歩の『化人幻戯』の第一章のタイトルは、「大貴族」wなのだが、日本では、「貴族的な」という形容以外に、貴族という階級が存在したことがない。貴人という言い方はあるが。
 それを云うなら「華族」であろう。
 華族探偵、いや彼の台詞の端々からは、華族どころか皇族探偵のようだw

 おそらく現代を舞台にした物語で、「皇族」や「華族」を名乗れば、あちらこちらからクレームが入る可能性を考えて、貴族としたのではないだろうか。著者が、というよりも日本社会の空気として情けない話である。

 そーだ。「殿さま探偵」にしておけばよかったのでは。
 使用人に「殿さま」とだけ呼ばせておけば、中身は華族で問題なかった。
 ピーター卿の話を読んで、「御前」という名称に違和感があったのだが、実際にそんな呼び方はあったのかな。下々なのでわからないが……。

 うーん、皇族の場合は、殿さまはないか……。

 【注3】と云いながら、
(2021/6/25記)
貴族探偵 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 貴族探偵 (集英社文庫)より
4087451267
No.58
(3pt)

使用人は私の所有物に過ぎないよw

毎回新たな「名探偵」を創造する著者の本作の探偵は貴族。あくまでわたしが読んだのが「今回は」というだけで、貴族探偵初登場は2001年だが……。

 ミステリ史において、貴族の探偵は何人かいる。
 最も有名どころで、ピーター・ラムジィ卿。最近読んだのは「奇妙な跡」の探偵、おそらくはオーストリア貴族のダゴベルト。プリンス・ザレツキーというのもいる。
 足を使って汗を流しての捜査は「貴族」という属性に似つかわしくないので、こういった物語では、聞き込み等の作業は家臣(使用人)が行い、それを聞いて「貴族」が推理する流れだ。

 ところが、本作の貴族探偵は推理すらしない。使用人にまかせっきりである。
 ただし、場を与えるのは貴族探偵にしかできないということは言える。
 著者の作品だから、ここに深い意味があるのかと考えてしまうが、最初の二篇と次の作品で六年の間が空いていることからも、まぁ短篇用のネタ探偵だろう。
 事件の調査は使用人に任せきりで、貴族探偵は紅茶をくゆらせながら、女性にちょっかいをかけるのが毎度のお約束である。

 それよりも、個人的に興味深かったのは、この貴族探偵の名前は開示されないのだが、毎度々々執拗に呼称される「貴族」という称号。
 乱歩の『化人幻戯』の第一章のタイトルは、「大貴族」wなのだが、日本では、「貴族的な」という形容以外に、貴族という階級が存在したことがない。貴人という言い方はあるが。
 それを云うなら「華族」であろう。
 華族探偵、いや彼の台詞の端々からは、華族どころか皇族探偵のようだw

 おそらく現代を舞台にした物語で、「皇族」や「華族」を名乗れば、あちらこちらからクレームが入る可能性を考えて、貴族としたのではないだろうか。著者が、というよりも日本社会の空気として情けない話である。

 そーだ。「殿さま探偵」にしておけばよかったのでは。
 使用人に「殿さま」とだけ呼ばせておけば、中身は華族で問題なかった。
 ピーター卿の話を読んで、「御前」という名称に違和感があったのだが、実際にそんな呼び方はあったのかな。下々なのでわからないが……。

 うーん、皇族の場合は、殿さまはないか……。

 【注3】と云いながら、
(2021/6/25記)
貴族探偵 Amazon書評・レビュー: 貴族探偵より
4087713520
No.57
(5pt)

端正なパズラー

麻耶雄嵩とはとても思えないシンプルなパズラー短編集。
しかし探偵のキャラ造形は素晴らしく、これが毎回笑える上に、パズラー短編という形式に見事にマッチしている。殺人事件の被害者や加害者というのは短編で扱うには重たすぎて、掘り下げるにはとてもページが足りない。だから開き直って掘り下げずユーモア作品として書く方がよかったりするのだが、これが貴族探偵のキャラで見事に達成されているのである。

ミステリとしての読み応えはたしかに物足りないところがあるが(最後の一編『春の声』で絶対にもうひとつどんでん返しがあると確信して肩すかしをくらった読者は多いのではないだろうか?)、しかし『こうもり』で使われている超絶技巧トリックひとつで自分としては大満足である。さすが麻耶雄嵩としか言えない。開いた口が塞がらなかった。
貴族探偵 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 貴族探偵 (集英社文庫)より
4087451267

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