貴族探偵
発行日:2010年05月26日
出版社:集英社
ページ数:296P
あらすじ
本格愛好家へ贈る、ディテクティブ・ミステリーの傑作!!自らは推理をしない「貴族」探偵、登場。推理などという〈雑事〉はすべて、使用人任せ…。「趣味」探偵の謎の青年が、生真面目な執事や可愛いメイド、巨漢の運転手などを使い、難事件を解決する。知的スリルに満ちた本格ミステリー!麻耶雄嵩5年ぶりの最新刊。――著者コメント――『貴族探偵』は一作目から足かけ十年を要して完成した短編集です。十年の間に本格ミステリーに対する作者の考えや嗜好もいくらか変わり、結果的に様々な傾向を持った作品集になりました。そんな変わった部分、逆に何も変わっていない部分を楽しんでいただけたらと思います。――巽昌章氏書評より――人形芝居がただ人の所作の模倣にすぎないのなら、そんなものはとうに滅びていただろう。私たちがいまなお人形たちの動きに惹きつけられるのは、彼らの「人間そっくり」な演技につきまとうカクカクしたぎこちなさが、