喜劇悲奇劇

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種別
長編
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3,096回
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あらすじ

2010年01月20日 喜劇悲奇劇 (創元推理文庫)

上から読んでも下から読んでも「きげきひきげき」―題名に始まり、章見出しや登場人物は回文ずくめ、言葉遊びが随所に鏤められた本書。加えて主人公はマジシャン、紛うかたなき本格ミステリとくれば、斯界の魔術師泡坂妻夫のまさに真骨頂です。動く娯楽場“ウコン号”で起こる事件を、知的遊戯に長けた粋人は如何に描いたでしょう。余人をもっては代え難い話芸をご覧じませ。(「BOOK」データベースより)

評判

喜劇悲奇劇の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

喜劇悲奇劇の総合評価:

7.30/10点 レビュー 10件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

回文ミステリ

奇術師の集まる客船ウコン号で起こる奇妙な連続殺人事件。
著者自身が奇術師なのもあり、奇術の情景が良く描かれたミステリです。
また、言葉遊びを用いて回文を散りばめているのが面白いです。
これは、とても泡坂作品らしい作品だと感じました。

背景はちょっと重めな話を扱ってたのですが、
呑んだくれのダメ奇術師と若くて美人の弟子のコンビや
回文遊びなどが相まってユーモアな作品に仕上がっていると思います。

見出しを簡単に抜き出すだけでも
期待を抱き、危険劇、どこまで真(まこと)
と言った具合に回文尽くしです。

奇術と回文を巧く用いた作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(4pt)

懲りすぎた作品。

凝りに凝った作品。登場人物の名前の多くが回文であり、21あるすべての章題も回文となっている。それどころか本書のタイトル『喜劇悲奇劇』がすでに回文である。舞台はショウボートという閉鎖空間で、そこで発生する連続殺人が焦点となるのだが、主人公の奇術師は幾分不安定な人物とされていて、物語を推進する役目を与えられてはいるが、事件の解決をする探偵ではない。主人公の美貌の助手が探偵役なのかというとそうでもない。つまり主に物語の視点を構成する登場人物はあくまでも視覚を作り出すのみで、物語を結末に導くわけではない。それはどことなく推理小説のセオリーから外れる気がするし、それゆえ肩透かしな印象も受ける。とはいうものの、ある種のユーモアを湛えながら回文をしつこいくらいに詰め込んだ本書はその部分だけでもとてもユニークな物語となっている。
喜劇悲奇劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 喜劇悲奇劇 (創元推理文庫)より
4488402194
No.7
(4pt)

懲りすぎた作品。

凝りに凝った作品。登場人物の名前の多くが回文であり、21あるすべての章題も回文となっている。それどころか本書のタイトル『喜劇悲奇劇』がすでに回文である。舞台はショウボートという閉鎖空間で、そこで発生する連続殺人が焦点となるのだが、主人公の奇術師は幾分不安定な人物とされていて、物語を推進する役目を与えられてはいるが、事件の解決をする探偵ではない。主人公の美貌の助手が探偵役なのかというとそうでもない。つまり主に物語の視点を構成する登場人物はあくまでも視覚を作り出すのみで、物語を結末に導くわけではない。それはどことなく推理小説のセオリーから外れる気がするし、それゆえ肩透かしな印象も受ける。とはいうものの、ある種のユーモアを湛えながら回文をしつこいくらいに詰め込んだ本書はその部分だけでもとてもユニークな物語となっている。
喜劇悲奇劇 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 喜劇悲奇劇 (ハルキ文庫)より
4894565196
No.6
(4pt)

懲りすぎた作品。

凝りに凝った作品。登場人物の名前の多くが回文であり、21あるすべての章題も回文となっている。それどころか本書のタイトル『喜劇悲奇劇』がすでに回文である。舞台はショウボートという閉鎖空間で、そこで発生する連続殺人が焦点となるのだが、主人公の奇術師は幾分不安定な人物とされていて、物語を推進する役目を与えられてはいるが、事件の解決をする探偵ではない。主人公の美貌の助手が探偵役なのかというとそうでもない。つまり主に物語の視点を構成する登場人物はあくまでも視覚を作り出すのみで、物語を結末に導くわけではない。それはどことなく推理小説のセオリーから外れる気がするし、それゆえ肩透かしな印象も受ける。とはいうものの、ある種のユーモアを湛えながら回文をしつこいくらいに詰め込んだ本書はその部分だけでもとてもユニークな物語となっている。
喜劇悲奇劇 (角川文庫 (6085)) Amazon書評・レビュー: 喜劇悲奇劇 (角川文庫 (6085))より
4041461057
No.5
(4pt)

懲りすぎた作品。

凝りに凝った作品。登場人物の名前の多くが回文であり、21あるすべての章題も回文となっている。それどころか本書のタイトル『喜劇悲奇劇』がすでに回文である。舞台はショウボートという閉鎖空間で、そこで発生する連続殺人が焦点となるのだが、主人公の奇術師は幾分不安定な人物とされていて、物語を推進する役目を与えられてはいるが、事件の解決をする探偵ではない。主人公の美貌の助手が探偵役なのかというとそうでもない。つまり主に物語の視点を構成する登場人物はあくまでも視覚を作り出すのみで、物語を結末に導くわけではない。それはどことなく推理小説のセオリーから外れる気がするし、それゆえ肩透かしな印象も受ける。とはいうものの、ある種のユーモアを湛えながら回文をしつこいくらいに詰め込んだ本書はその部分だけでもとてもユニークな物語となっている。
喜劇悲奇劇 (1982年) (カドカワノベルズ) Amazon書評・レビュー: 喜劇悲奇劇 (1982年) (カドカワノベルズ)より
B000J7OGMC
No.4
(4pt)

回文小説と回文便器

回文には興味があったが、これほどまで徹底しているとただただ脱帽。最近あるトイレで、便器に記されたロゴが回文文字になっているのに気が付いた。「LIXIL」だった。最初のLの向きを左右反転させたロゴにすれば、形の上でも回文になるがと思った。
喜劇悲奇劇 (1982年) (カドカワノベルズ) Amazon書評・レビュー: 喜劇悲奇劇 (1982年) (カドカワノベルズ)より
B000J7OGMC

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