烙印



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    7.00pt (10max) / 1件

    6.00pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    3.00pt ( 5max) / 3件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    10.00pt

    80.00pt

    20.00pt

    20.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1994年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数3,101回
    お気に入りにされた回数2
    読書済みに登録された回数8

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    烙印 (創元クライム・クラブ)

    1994年10月01日 烙印 (創元クライム・クラブ)

    愛し合っていた筈の妻が突然失踪し、投身自殺する―なぜ、どうして。警察を辞め、単身真相究明に乗りだした主人公の前に、暴力団の影が。デビュー長編『慟哭』でミステリ・ファンを唸らせた貫井徳郎、待望の長編第二作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    烙印の総合評価:6.25/10点レビュー 4件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    烙印の感想

    本作を大幅改訂して刊行されたものが「迷宮遡行」。著者によると、”主人公を始めとする登場人物の設定、物語のトーン、発端と結末など、かなりの部分で変更があります。七割は新たに書き下ろした原稿なので、まったく別の作品と思っていただきたい”とのこと。
    なるほど、完成度としては「迷宮遡行」に比べればやや物足りない感はある。
    でもそれはそれで、別の作品として考えれば、十分成り立っている作品と言えます。
    最後のどんでん返しは、初期の時点で貫井流が炸裂しています。
    本作は「迷宮遡行」が出ている時点で絶版状態でしょうが、某古本屋で安価で手に入ったのはラッキーで貴重な買い物です。

    本好き!
    ZQI5NTBU
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (5pt)

    なぜと調べるのは仕方ないが

    追水は知りたいだろうが、最後後東があんな事になるのはショックで追水を起こりたくなる。
    烙印 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:烙印 (創元クライム・クラブ)より
    448801268X
    No.2:
    (2pt)

    『迷宮遡行』と比較して

    この作品をベースにして書かれた作品、『迷宮遡行』を先に読んだので、ストーリーの大体の流れ自体は理解している状態でこの作品を手に取った。そこで、『迷宮遡行』との比較で書いてみる。両者の間での大きな違いと言えば、やはり最初と最後であろう。『迷宮遡行』では「行方不明になった妻を捜す」、というところなのだが、こちらでは「行方不明になった妻が、遺体となって発見された」というところから話がスタートする。また主人公・迫水も、『迷宮遡行』ではリストラにあって失業中の元サラリーマンだが、こちらでは警察官であり、その妻の死を契機に退職する、と言う形になる。その後の流れとしては、ほぼ同様である。勿論、微妙なところで設定が異なっていたり、結果的には同じ内容であっても少しずつ言いまわしが異なるだとかはあるのだが。そして、ラストがまた大きく異なる。ラストに関しては、ネタバレになるのであまり言及するつもりは無いのだが、ちょっと苦しい、というのが感想だ。正直に言うと、実は『迷宮遡行』に関しても不満点がなかったわけではない。だが、こちらと比較してみると明らかに完成度が高くなっているのは明かである。例えば、主人公の設定。ヤクザに痛めつけられる主人公が、元警察官でした、というのと、リストラにあったサラリーマンというのであれば、サラリーマンという方がリアリティを感じるし、感情移入もしやすい。また、オチの部分に関しても、この『烙印』のオチよりも、『迷宮遡行』のオチの方がはるかにスムーズに感じる。勿論、『迷宮遡行』を読まずに、この作品を読めばまだ納得できたかもしれないが、反対となると、その違いがよくわかる。あくまでも個人的には、作品そのものというよりも、この作品と『迷宮遡行』によって、著者の成長というものを感じた。…って、私などが偉そうに言う事でもないのだが…。
    烙印 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:烙印 (創元クライム・クラブ)より
    448801268X
    No.1:
    (2pt)

    『迷宮遡行』と比較して

    この作品をベースにして書かれた作品、『迷宮遡行』を先に読んだので、ストーリーの大体の流れ自体は理解している状態でこの作品を手に取った。そこで、『迷宮遡行』との比較で書いてみる。
    両者の間での大きな違いと言えば、やはり最初と最後であろう。『迷宮遡行』では「行方不明になった妻を捜す」、というところなのだが、こちらでは「行方不明になった妻が、遺体となって発見された」というところから話がスタートする。また主人公・迫水も、『迷宮遡行』ではリストラにあって失業中の元サラリーマンだが、こちらでは警察官であり、その妻の死を契機に退職する、と言う形になる。
    その後の流れとしては、ほぼ同様である。勿論、微妙なところで設定が異なっていたり、結果的には同じ内容であっても少しずつ言いまわしが異なるだとかはあるのだが。そして、ラストがまた大きく異なる。ラストに関しては、ネタバレになるのであまり言及するつもりは無いのだが、ちょっと苦しい、というのが感想だ。
    正直に言うと、実は『迷宮遡行』に関しても不満点がなかったわけではない。だが、こちらと比較してみると明らかに完成度が高くなっているのは明かである。例えば、主人公の設定。ヤクザに痛めつけられる主人公が、元警察官でした、というのと、リストラにあったサラリーマンというのであれば、サラリーマンという方がリアリティを感じるし、感情移入もしやすい。また、オチの部分に関しても、この『烙印』のオチよりも、『迷宮遡行』のオチの方がはるかにスムーズに感じる。勿論、『迷宮遡行』を読まずに、この作品を読めばまだ納得できたかもしれないが、反対となると、その違いがよくわかる。
    あくまでも個人的には、作品そのものというよりも、この作品と『迷宮遡行』によって、著者の成長というものを感じた。…って、私などが偉そうに言う事でもないのだが…。
    烙印 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:烙印 (創元クライム・クラブ)より
    448801268X



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク