赤の組曲
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種別
長編
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あらすじ
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評判
赤の組曲の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
赤の組曲の総合評価:
9.33/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「赤の組曲」失踪した妻の事件を探る内に、意外な展開が・・・というお話。
「針の誘い」息子が誘拐された事件を調べる内に、紆余曲折し・・・というお話。
どちらも良くできた推理小説ですが、時代が社会派、アリバイ崩しの頃だった性か、両方ともそういう感じになっていると思いました。
アリバイ崩しの場合、始めの方で容疑者が特定されてその人物のアリバイをどうやって崩すかが問題になりやすいですが、その早い段階で犯人が特定されて最後の意外な結末になりにくい、というのが新本格の人が嫌がった理由も多いらしいですが、私も似た様な理由であまり好きではないですが、推理小説としては完成度が高いので素直に楽しめました。
社会派という事で、犯人の動機の背景に社会問題を絡めているのも、この時代らしいですが、いつの時代でも問題はあるので、今流行っている推理小説でも少なからず現実の問題を絡めた物が多いという事で、特定の年代の問題を扱った一種の歴史小説としても記録の残るかもとも思います。
2012年に行われた「東西ミステリーベスト100」にもこの人の作品がランクインしておりますが、日本の推理小説界の中でも独自の地位を占めている存在として土屋さんはの存在は貴重に思えます。
土屋隆夫氏の推理小説の独自性を垣間見られる全集第三弾。機会があったら是非。