迷宮

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種別
長編
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あらすじ

2025年12月12日 迷宮(上) (講談社文庫)

ロス市警未解決事件班刑事のバラードは銃とバッジを盗まれて窮地に陥る。ボッシュの協力を得て窃盗犯に迫った彼女は、犯人が連邦議会議事堂襲撃事件の指名手配犯とつながっていることを突き止めた。二人は市警とは秘密裏にFBIと連携、さらなる大規模テロを阻止し、盗まれた物を取り戻そうとするが──。女性刑事レネイ・バラード登場第6作。ハリー・ボッシュも娘マディと大活躍。(「BOOK」データベースより)

評判

迷宮の評価:

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迷宮の総合評価:

10.00/10点 レビュー 15件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15
(5pt)

いつもながらの大傑作!

読後つくづく思う。マイクル・コナリーは稀代のストリーテラーであると。いつものことだ、こう思うのは。見事なくらいに
筋運びが面白い。本書レネイ・バラードシリーズの新作も、興味深い事件がてんこ盛りだ。まずバラードがサーフィン中に
拳銃、警察バッジなどを盗まれるところから本書は始まる。自分の置かれた立場を考えると、公に出来ない
この失態を挽回するために彼女は犯人を一人で追い詰める。一方、彼女がリーダーを務める未解決事件班が
追いかける連続強姦犯人として浮かび上がってきたのは上級裁判所判事。そして、極めつけは、新たに
新たに班に加わったボッシュの娘マディ・ボッシュが掴んできたネタはとんでもない大事件、LA史上最大の未解決事件
「ブラックダリア事件」だ。それぞれの事件がうまく深堀されているので、もうページをめくる手は止まらない。これは
コナリーの39冊目の長編らしい。私はすべて読んでいるが、一作として失望させられた作品はなかった。この
天才作家がいつまでも元気で新作を世に出してくれることを願ってやまない。
迷宮(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 迷宮(上) (講談社文庫)より
4065409187
No.14
(5pt)

レネイとマディの女子コンビのパワーみなぎる力作

ほぼ年一冊の割合で翻訳されているマイクル・コナリー作品だが、昨年はリンカーン弁護士のシリーズ、今年はレネイ・バラードのシリーズ。どちらにもハリー・ボッシュは登場するのだが、病魔との闘いを経てますます影が薄くなり、ステージの主役を後任のヒーロー、ヒロインたちに譲っている気配は最早否めない。ボッシュはベトナムでトンネル・ネズミという名の非常に苦しい兵役を経験した末、ロスの刑事になったのだが、作者のマイクル・コナリーは1956年生まれで、実はぼくと同年齢である。

 パソコン通信で冒険小説&ハードボイルドフォーラムを主宰していた頃から多くの歳月が去っていったが、今もコナリーは健在で、同年配のぼくはいつも彼と彼の作品に勇気づけられ、今を活きるエネルギーをもらっている気がしてならない。

 とは言え、長年の重責を背負ってきたボッシュは主人公を下りている。作者よりも年上の設定であるから致し方ないと思うが、ナイトシフト専門の女性刑事レネイを、ボッシュの娘であり市警の夜勤警官であるマディがパートタイムで手助けするというアクロバティックな構図の中で、さらにボッシュの登場も許すなど、この作家のどのシリーズにも読者サービスは欠かされることなく、いつも好感が持てて有難い限り。

 さらに本作は、実際に起こった二つの事件を取り込んでの大舞台として用意されている。一つは連邦議会議事堂襲撃事件に繋がる対テロ、もう一つは何と、稀代のサイコ殺人であるブラック・ダリア殺人事件を軸に置いた物語なので、シリーズの中でも現代アメリカ事件史に迫る重要なエポックを絡ませた警察小説という意味で、シリーズの中でも重要な一作となっており、読書の息はさらに上がる。

 ボッシュの登場シーンは少ないが、代わりにレネイとマディの女子コンビのパワーみなぎる力作という意味では、読まずには死ねない重要作品であろう。2025年バリー賞最優秀長編賞受賞というのも頷ける、一気読み必須の快作と言えよう。
迷宮(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 迷宮(下) (講談社文庫)より
4065409195
No.13
(5pt)

レネイとマディの女子コンビのパワーみなぎる力作

ほぼ年一冊の割合で翻訳されているマイクル・コナリー作品だが、昨年はリンカーン弁護士のシリーズ、今年はレネイ・バラードのシリーズ。どちらにもハリー・ボッシュは登場するのだが、病魔との闘いを経てますます影が薄くなり、ステージの主役を後任のヒーロー、ヒロインたちに譲っている気配は最早否めない。ボッシュはベトナムでトンネル・ネズミという名の非常に苦しい兵役を経験した末、ロスの刑事になったのだが、作者のマイクル・コナリーは1956年生まれで、実はぼくと同年齢である。

 パソコン通信で冒険小説&ハードボイルドフォーラムを主宰していた頃から多くの歳月が去っていったが、今もコナリーは健在で、同年配のぼくはいつも彼と彼の作品に勇気づけられ、今を活きるエネルギーをもらっている気がしてならない。

 とは言え、長年の重責を背負ってきたボッシュは主人公を下りている。作者よりも年上の設定であるから致し方ないと思うが、ナイトシフト専門の女性刑事レネイを、ボッシュの娘であり市警の夜勤警官であるマディがパートタイムで手助けするというアクロバティックな構図の中で、さらにボッシュの登場も許すなど、この作家のどのシリーズにも読者サービスは欠かされることなく、いつも好感が持てて有難い限り。

 さらに本作は、実際に起こった二つの事件を取り込んでの大舞台として用意されている。一つは連邦議会議事堂襲撃事件に繋がる対テロ、もう一つは何と、稀代のサイコ殺人であるブラック・ダリア殺人事件を軸に置いた物語なので、シリーズの中でも現代アメリカ事件史に迫る重要なエポックを絡ませた警察小説という意味で、シリーズの中でも重要な一作となっており、読書の息はさらに上がる。

 ボッシュの登場シーンは少ないが、代わりにレネイとマディの女子コンビのパワーみなぎる力作という意味では、読まずには死ねない重要作品であろう。2025年バリー賞最優秀長編賞受賞というのも頷ける、一気読み必須の快作と言えよう。
迷宮(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 迷宮(上) (講談社文庫)より
4065409187
No.12
(5pt)

初心者

パッション、正義感に従い、しかし、ギリギリの倫理観のところで、戦う度胸を兼ね備えた、至極の女性刑事。仲間への厳しい態度の裏に隠れた熱い思いやり。自分の弱さにも向き合い、全てに筋を通す生きざま。こうありたいと思わせる秀作です。
迷宮(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 迷宮(下) (講談社文庫)より
4065409195
No.11
(5pt)

初心者

仕事の進め方の参考になります。どんなに困難でもどうやって乗り越えて行くか。そして最も大事なのは、パッションであり、自分がどうありたいか。
迷宮(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 迷宮(上) (講談社文庫)より
4065409187

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