迷宮課事件簿1



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初公開日(参考)1962年01月
分類

長編小説

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迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)

1977年05月01日 迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)

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迷宮課事件簿1の総合評価:9.43/10点レビュー 7件。Dランク


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No.7:
(4pt)

古い作品ですが、意外と新鮮な印象です。

70年以上前の作品ですが、意外と面白かった。もちろん、時代背景の古臭さは否めないのですが、その当時の人々の生活が生き生きと描かれているので、今読むと新鮮に感じました。ただ、倒叙ミステリというカテゴリになるようですが、ミステリーとしての部分はもう一つ弱いかな。
迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)Amazon書評・レビュー:迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)より
4150725519
No.6:
(5pt)

推理小説史上前例のない特異なシリーズ第1弾

他の課で迷宮入りになった事件の証拠を元に捜査する迷宮課の活躍を描いた短篇シリーズ。

迷宮課の活躍と書きましたが、主役っぽいレイスン警部側の捜査はあまり詳述されておらず、犯人側の登場人物がどういう事情で犯罪に関わり、逮捕されるにいたったかに重点が置かれた短篇になっております。

なので市井の人々の人生模様や生活がじっくりと描写されて、この当時のイギリスの市民生活の諸相が活写された作品集になっております。松本清張さんがファンだったという事で、多分この市民生活の部分が面白かったのかと思いました。

また、同じ頃に活躍したシムノンのメグレ刑事やクロフツのフレンチ警視が積極的に努力して事件を解決するのに比べて、このシリーズのレイスン警部は殆ど何もしないで、ただ偶然が重なって一件落着するという、刑事ものでこれだけ探偵役が動かないシリーズも珍しいという連作になっております。はっきり言って、このレイスン警部は空前にして絶後の探偵役ともいえるかも。日本の刑事物で暴力で自白させるのと真逆ですよね。

10篇入っておりますが、全部読むのが難儀な方は冒頭の「ゴムのラッパ」だけでも読んでみては。その魅力が判るので。

推理小説史上稀に見る探偵役を創造した特異なシリーズ第1作。是非ご一読を。
迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)Amazon書評・レビュー:迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)より
4150725519
No.5:
(5pt)

人生模様が英国風で面白い

リアルな造形の登場人物。 日常にありうるちょっと間抜けな人生。 ふと、犯罪を犯さなければならない状況に陥っていることに気づき、淡々と事務的に進めていく感じ。 そして偶然による鮮やかな発覚と結末。 短いながら、素晴らしい短篇群です。 いっぺんに全部読むと胃にもたれるので、一作づつ読んでいくことをお薦めします。
迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)Amazon書評・レビュー:迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)より
4150725519
No.4:
(4pt)

頼まれた本なので

でも、なかなか面白かったそうです。軽く読めたとの事です。寝る前のひと時のちょうど良かったようです。
迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)Amazon書評・レビュー:迷宮課事件簿 1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 48-1)より
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No.3:
(5pt)

人生の哀感が滲む

◆「社交界の野心家」

 ▽あらすじ

  大富豪で銀行業者のステントラーは、社交界の会員制クラブに入るべく、
  学生の時も、成人してからも、時機をうかがい、周囲に根回しをしていた。

  しかし、そのどちらの場合も彼と親交の篤いハデナムによって望みが断たれてしまう。

  怒りに駆られたステントラーは、ハデナムを殺害するのだが……。

 
 ▽感想

  ステントラーとハデナムは、先祖の代から因縁があり、ステントラーの家は、
  昔からハデナムの家に援助してきたにも関わらず、報われないという理不尽。

  上流階級の特権意識に狂わされるステントラーが、なんとも哀れです。

  また、彼らの因縁を象徴する、金の嗅ぎタバコ入れという小道具が、じつに
  効果的に用いられており、最後のオチ(ダジャレ?)にもなっているのが、
  お見事。
迷宮課事件簿〈1〉 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:迷宮課事件簿〈1〉 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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