老女の深情け 迷宮課の事件簿3



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初公開日(参考)1962年01月
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長編小説

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老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2004年01月31日 老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

寂しい金持ち女に窮地を救われ、結婚を迫られた男は、衝動的に彼女を絞殺した。強盗に襲われたように装い、証拠品はすべて処分、アリバイも完璧で、事件は迷宮入りしたかに見えた。死体に残されたアクセサリーの痕跡を、迷宮課のレイスン警部がみつけさえしなければ…スコットランド・ヤードで他の係や課が捨てたあらゆるものを引き受ける迷宮課の事件簿を公開。倒叙ミステリの伝統を守る全8篇を収録した短篇集第三弾。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(3pt)

些細すぎないか

1962年にハヤカワ・ミステリとして出たものの文庫化。
 Roy Vickersの『Eight Murders in the Suburbs』(1954年)の翻訳。
 「迷宮課事件簿」シリーズの第3集で、8篇が収められている(「猫と老嬢」のみはノン・シリーズのもの)。
 倒叙ミステリであり、犯人の小さなミスによって真相が暴かれてしまうというもの。
 読者は犯人側に立って読み進めていくことになるので、どんなミスをしているのだろうとドキドキするわけだが、本書のは些細すぎるミスが多いように感じた。なんというか、カタルシスがないというか、ビックリしないというか。
 迷宮課ものを読むのはけっこう久しぶりなのだが、こんなだったっけとちょっと拍子抜けしてしまった。

老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150725535
No.3:
(5pt)

〈ヘアシャツ〉――自らに科した、屈辱的な罰

◆「ヘアシャツ」

  商業博覧会場の特別夜間展示の後、一夜を共にした、
  文房具の卸業者のグランサムとタイピストのエルジー。

  翌日、グランサムはエルジーにプロポーズし、二人は結婚する。

  結婚生活におけるグランサムは、エルジーの要望はすべて聞き入れ、
  彼女が失敗しても、けっして咎めないという寛容な夫として振舞った。

  しかしある時エルジーは、グランサムの知人が、彼女のことを〈ヘアシャツ〉と
  呼んでいるのを偶然聞き、自分達の結婚に隠された意図があることを知ってしまう……。

  犯人が抱く動機は、よく言えば人間の尊厳を侵されたためとも言えそうですが、
  単に、身勝手で怠惰な本性が表面化されただけのような気がします。

  まあ、たしかに被害者の歪んだ倫理観も相当イタいのですが(w

  また、些細な証拠物件から真相が芋づる式に引き出されていく解決のユニークさが、
  《迷宮課事件簿》シリーズの読みどころですが、本作はその点でもピカイチです。
老女の深情け (ハヤカワ・ミステリ 734)Amazon書評・レビュー:老女の深情け (ハヤカワ・ミステリ 734)より
4150007349
No.2:
(5pt)

《迷宮課事件簿》シリーズ第三弾

◆「ヘアシャツ」
  商業博覧会場の特別夜間展示の後、一夜を共にした、
  文房具の卸業者のグランサムとタイピストのエルジー。
  翌日、グランサムはエルジーにプロポーズし、二人は結婚する。
  結婚生活におけるグランサムは、エルジーの要望はすべて聞き入れ、
  彼女が失敗しても、けっして咎めないという寛容な夫として振舞った。
  しかしある時エルジーは、グランサムの知人が、彼女のことを〈ヘアシャツ〉と
  呼んでいるのを偶然聞き、自分達の結婚に隠された意図があることを知ってしまう……。
  犯人が抱く動機は、よく言えば人間の尊厳を侵されたためとも言えそうですが、
  単に、身勝手で怠惰な本性が表面化されただけのような気がします。
  まあ、たしかに被害者の歪んだ倫理観も相当イタいのですがw)
  また、些細な証拠物件から真相が芋づる式に引き出されていく解決のユニークさが、
  《迷宮課事件簿》シリーズの読みどころですが、本作はその点でもピカイチです。
老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150725535
No.1:
(4pt)

怖い!

期待通りの怖さ。いつものように、一見普通そうに見えるのに、狂気を秘めた犯人。特別な意味もなく行った行為が思いがけなくも殺人につながっていく。もう迷宮入りかと思われたのに、ひょんなところから何気ない手掛りが出現しレイスンの興味を引いていく。ひょっとしたら、あなたや私も、そうなのかもしれない。
老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:老女の深情け―迷宮課事件簿〈3〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150725535



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