吸血鬼の仮面
- 名探偵 (559)
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数多く存在するホームズパスティーシュの1バリエーションと言った印象の本書。 名こそ違えど正にホームズ&ワトソンと言った風情のコンビが吸血鬼伝説に挑む。 ホームズ、ディクスン・カーがお好きな方にはお勧めです。 | ||||
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不気味な煙とともに現れるマントの怪人…、真夜中に徘徊する死んだはずの女…、納骨堂に横たわった二人の女の死骸の胸には杭が打ち込まれ、しかも死後一年以上たっているにもかかわらず全く腐敗が進んでいない不思議…、銀の弾丸…、鏡に映らない男…、妖気な煙が暖炉のなかに吸い込まれていった密室には、死体だけが横たわり犯人の姿はない…、等々。 ディクスン・カーをリスペクトする著者らしい、吸血鬼ものに正面から取り組んだ、エピソードや道具立ての連続にワクワクさせられる。突っこみどころは多々あれど、超自然的な吸血鬼ホラーとしか思えないストーリーが、現実的な犯罪スリラーとして謎解かれ、収束してゆく物語が楽しめる。二つの密室殺人のトリックが、もう少しオリジナリティの高い斬新奇抜なものだったら、☆5つ付けても良かったんだけれど…。 | ||||
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吸血鬼テーマの本格ミステリということで読んでみた一冊。 一章には「一九〇一年」とあるのに他のところでホームズ役のバーンズが「一九八六年、今から五年前」なんていいだしたりするから、過去と現代を行ったり来たりする構成なのかと思ってしばらく読んでしまいました。✕「一九八六年」→〇「一八九六年」ですよね? 吸血鬼が出現したとしか思えない怪事件の連続にホームズ&ワトソン風の探偵コンビが究明に当たるというストレートな内容。もちろん、そこは本格ミステリなので合理的に謎が解明されるわけですが……どいつもこいつも、なんでそんなまわりくどいことを? ひと通りは謎に説明がついているものの、目的と手段が逆転しているというか、なんだか不可解な状況を作ることが目的になってしまっているような。論理よりも力技で解明してしまったという読後感なのであります。 | ||||
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