殺す手紙



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初公開日(参考)2010年10月
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長編小説

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殺す手紙〔ハヤカワ・ミステリ1840〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリー)

2010年10月08日 殺す手紙〔ハヤカワ・ミステリ1840〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリー)

空襲の焼け跡にある空き家へ行き、指定の時刻ちょうどにランタンを灯してほしい。そして何が起こっても、決して逆らってはいけない…親友からラルフに届いた奇妙な手紙。友の正気を疑いつつも、事情があるものと察したラルフは指示通り夜の町へ出た。だが問題の空き家に警官が踏み込んで来たのを皮切りに、あっという間に事件の連続に巻き込まれてしまう。空襲で死んだ自分の妻を見かけ、ついには殺人事件が!不可能犯罪ものの名手がストーリーテリングの才を発揮するサスペンス。 (「BOOK」データベースより)




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殺す手紙の総合評価:8.33/10点レビュー 6件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(4pt)

謎の迷宮

ネタバレしないように結論から言うと、元々奇想天外な計画に幾つかの偶然と嘘が重なり合って、謎が謎を呼ぶ謎の迷宮を作り上げました。前半から展開はスピーディーですが、後半バタバタと読者を翻弄しながら局面を変えて驚きのラストまで突き進む筆さばきはお見事。こういうことだったのかと伏線も全て回収されます。
この作家はトリック重視というイメージが非常に強いですが、ストリーテラーでもあるのかと感心しました。
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No.5:
(5pt)

まるで、万華鏡のような

1ページ目を読むと、内省的な出だしで主人公の死んだ妻が実は・・・という良くある話かと思いましたが、良い意味で裏切られて、最初の予想とまったく異なる読後感でした。
短い作品ながら一人称で語られる物語は、主人公の目の前で起きる事柄が現実なのか、ゲームのような虚構なのかという二面性を見せるだけでなく、主人公自身を語り手としてどこまで信用できるのかという、2重の構造で読者を惑わせます。
このため読んでいると、前に出てきたあの場面、あの台詞は、主人公が受け取った意味そのままで解釈してよいのか、本当は違う意味があったではないかと思うことがたびたび出てきます。
また、最初はさらっと読み流したあの文章は、実は違う意味が隠されていたと新しい解釈に気付くこともありました。
この意味で読中、読後のこの作品、登場人物に対する時間とともに印象は変わっていくと思います。たとえてみれば、まるで万華鏡のような作品だといえるのではないでしょうか。
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No.4:
(5pt)

カーの再来

これまでのポール・アルテ作品のような不可能犯罪ではないが、スリルとサスペンスに富んだ秀作である。最後のどんでん返しも非常に良い。
本格推理の好きな方は必読の書である。
 この作品以後、翻訳が途絶えているが、是非、翻訳者の平岡さんには頑張って欲しい。未訳の作品が多数残っている。
 流石に、原書を読むために今からフランス語を学ぶことも無理なので、よろしくお願いしたい次第である。
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No.3:
(2pt)

題名

ストーリーが漫画的。題名がなぜ殺すになっているか。意外性がない。
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No.2:
(5pt)

巻き込まれ型サスペンス

これまで密室殺人などレトロ調のミステリを主としてきた著者だが
本書は方向を転換したイメージ。
どんどん話が展開し、そのたびに違う方向にもっていかれる感じで
ページを繰る手を止めさせなかった。
いままでトリックや怪奇ムードの影に隠れていた
著者のストーリーテラーの力量を見せ付けられた感じがする。
今までアルテを呼んだことがない読者にもお薦め。
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