不可視の網



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.75pt ( 5max) / 4件

楽天平均点

3.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2022年04月
分類

長編小説

閲覧回数421回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

不可視の網 (光文社文庫)

2022年04月12日 不可視の網 (光文社文庫)

船田信和は「安全・清潔都市事業モデル地区」に指定され活気のある姫田市で自分の能力を発揮し、人生をやり直そうとしていたが、アプリに紹介された廃屋の解体現場で、バラバラにされた人体を発見してしまう。警察の聴取を終え、金のかからない空き家に住みつくがーー。 近未来を舞台に、人々の成功と生きることへの執着をAI監視社会を通して描く意欲作登場!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

不可視の網の総合評価:7.50/10点レビュー 4件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(2pt)

林さんの作品では最悪の読後感

読んでいる最中も読み終わった後も、気分が落ち込みました。林さんの本は架空戦記もSFもほとんど読んでいると思いますが、本作は、最悪の読後感でした。現実世界が数年後にまさしく作中の設定のようになってしまうという思いが付き纏ってしまうからです。それはそれで文学の役割としては有りなんですが、でもやっぱり林さんには将来に希望が持てる明るいSFを書いてもらいたいです。
不可視の網 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不可視の網 (光文社文庫)より
4334793436
No.3:
(5pt)

うひょー-ぞわぞわっっ

小野不由美「屍鬼」、桐生裕狩「剣の門」、小林めぐみ「魔女を忘れてる」などに感じた、いいもん/わるもんが反転して反転して人間の集団が怖くなる感じ。いやーいいっすねえ。
AIがそれを無思想に助長して、でも社会の大半は何かが起きてることなんかに気づきもしないってのも現代的でよござんす。
侵略者の平和シリーズのラストで見せてくれた悪の味を久々に味わえました。
不可視の網 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不可視の網 (光文社文庫)より
4334793436
No.2:
(4pt)

未完成のAI、内包するものに思わずゾクッと

●物語の時代背景は近未来。といっても2024年で今よりわずか2年先である。この微妙な差異はおそ
らく「SF」と宣言する程大げさではないが、ひょっとして将来にはこんな町こんなシステムがあるか
もと想像させる位には空想的である…という事か?
 社会の底辺であがいている主人公の人生も、安全・清潔都市事業モデル地で導入されたSCS(監視
カメラシステム)も或いは縦割り行政の壁も、なんか目に見えないものにからめとられ雁字搦めにさ
れている様な閉塞感におそわれてしまう。
 自分の人生もシステムの瑕疵も行政の壁も、要は人間の意志のあり方で解決できるのに・・・と示
唆している様。

 話の広げすぎ深堀のしすぎで文字密度が濃く、流れが渋滞。後半頃には少々バテ気味になった。せ
っかちな私的にはもう少しダイエットして、スッキリとしたストーリーにして欲しかった。
 が、巧みな伏線を強烈に回収してくれた点は流石でした。
不可視の網 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不可視の網 (光文社文庫)より
4334793436
No.1:
(4pt)

デジタルとアナログの絡ませ方,見せ方が印象的

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

AIによる最新のセキュリティシステムが導入された,実験都市にて起こる大事件と,
それと並行して描かれる,ワケありな人々の奇妙で不気味な集団生活の様子が面白く,
少し説明過多な点はありますが,先の展開をなかなか読ませず,引き込まれていきます.

また,システムが生み出した矛盾や区別,何より見落とされていた盲点が興味深く,
その背後にある市民の意識,つまりは人間の存在という,デジタルとアナログの関係,
そして,二つの視点で描かれる展開が,興味深く,それでいて皮肉的で印象に残ります.

一方,どん底の人生を歩んできた男が,事件の中で,思い上がり,転落していく姿は,
確かに愚かではあるものの,ちょっとしたずれと誘惑がなければ…と同情もしてしまい,
彼が最後に抱いた感情は,事件の畳まれ方も相まって,いささか複雑な余韻を漂わせます.
不可視の網 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不可視の網 (光文社文庫)より
4334793436



その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク