少女と武者人形
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種別
短編集
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あらすじ
評判
少女と武者人形の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
少女と武者人形の総合評価:
7.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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80年代はバブルの始まりで景気がどんどんよくなりつつあり、70年代の学生運動に象徴される社会の左傾化がひと段落した頃。けれどそれで何も成し遂げることができなかった世代は反体制的な価値観のまま世間を斜めに見て、会社などの組織に属することを拒否する人も多くいました。
ここに収録されている作品にもその傾向が色濃く出ていて、社会からドロップアウトしたような登場人物が多いです。どこか投げやりで陰鬱さが表に出た作品が多めでそのあたりは好みが分かれると思います。
また、山田正紀氏の長編大作に親しんでいるファンには物足りないかもしれません。
個人的にはタイトル作の「少女と武者人形」がよかったです。母親と弟を交通事故で亡くし精神のバランスを崩した少女。高原の別荘の叔母に預けられた彼女は屋根裏部屋で大きな武者人形をみつけて・・。思春期独特のもろさと残酷さを描いて、幻想的な作品で秀逸でした。