ゼロの焦点

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初版刊行(参考)
種別
長編
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7,797回
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3
読書済み登録回数
76
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あらすじ

1971年02月23日 ゼロの焦点 (新潮文庫)

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。ようやく手がかりを掴んだ時、“自殺”として処理されていた夫の姓は曾根であった!夫の陰の生活がわかるにつれ関係者がつぎつぎに殺されてゆく。戦争直後の混乱が尾を引いて生じた悲劇を描いて、名作『点と線』と並び称される著者の代表作。(「BOOK」データベースより)

評判

ゼロの焦点の評価:

6.33/10点 レビュー 6件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.33pt

ゼロの焦点の総合評価:

7.89/10点 レビュー 113件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(7pt)

時代を感じるミステリー

物語の舞台が戦後であるため、実感が湧かない点も幾つかありましたが、時代を感じる作品です。馴染みのない難しい言葉や古い言葉も少なくはないですが、松本清張の文章が美しく、その場の光景や雰囲気が容易に浮かぶ情景描写は素晴らしいなと感じました。

物語の内容に関しては、失踪した男性の妻が事件の真相を探ろうとするもの。警察官目線ではないため、確実な証拠があるわけでもないのに主人公がほとんど想像に近い考えで推理をしていくので、本当にそうなのかな?と懐疑的に読み進めていきました。
主人公の感情や風景を描写するシーンが多いため、あまりテンポはよくはないですが、これが社会派ミステリーなのかなと思いました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2
(8pt)

清張の代表作

昭和ですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.1
(7pt)

ゼロの焦点の感想

物語の時代背景として、女性の社会的地位が低かった時代というのがあります。
謎を追うのは、探偵でも刑事でもなくそんな普通の女性です。
彼女には人脈も情報収集力もないはずで、贔屓目に見ても推理とは言えないはずが、難題とも言える核心に徐々に近づいていくという・・・
それでいて最後犯人が真相を告白しない訳ですから、彼女の推理はぴったしカンカンだったって事なんでしょう。
納得出来ないという意見が多いのも頷けます。
でもこの作品は、戦後アメリカの占領下において逞しく生き抜いてきた日本人女性の悲哀を描いた作品だと思います。
そんな女達の物語なんだからこれでいいんですよ。探偵や刑事が割り込んできてよい物語ではないと思うんです。
重きが置かれるのはホワイダニットなのですから。


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梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.107
(5pt)

深い推理を考えさせる濃い内容が素晴らしいと思いました。

深い深い推理を要求される内容で
松本清張さんならではの最高傑作だと思いました。ありがとうございました。
ゼロの焦点 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロの焦点 (新潮文庫)より
4101109168
No.106
(4pt)

もう一つの砂の器

とにかく、わからないことが多い物語だと思う。
 まず、禎子が結婚する際の、仲人による鵜原の説明に首をかしげる。鵜原は「二三の職業を経て」A社に勤めるのだが、身元保証としては、その後明らかになる二三の職業の内の一つ(ネタバレのため伏せます)は、隠すよりは、むしろ積極的にアピールすべき部類に入ると思う。
 また、禎子が全編に渡って探偵のように、妙な行動力と調査力で、あーじゃないか、こーじゃないかとを半ば決めつけるかのように犯人の動機と行動を推理していく展開にはついていけない。「点と線」の終末部も似たような展開があったと思う。
 その他にもたくさんあるが、ネタバレになるので書きにくいが、首を傾げながら、どうしてこういう展開になるのかと悶々としながら読んだ。
 ただ、戦後の混乱を生き抜き。かなりの成功をおさめた人物が、その地位を失いたくないために、人格を汚すような過去を隠したいが故に、殺人に手を染めた物語とすれば、どこか「砂の器」を思わせ、寒々とした悲しさは痛切に感じとれるものと評価したい。
ゼロの焦点 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロの焦点 (新潮文庫)より
4101109168
No.105
(4pt)

敏速で丁寧な対応に感謝。

価格がお安く、敏速で丁寧な対応に感謝します。
ゼロの焦点 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロの焦点 (新潮文庫)より
4101109168
No.104
(5pt)

はじめての松本清張

中学三年の時に文庫本を買って読んだ。本屋のおばあさんはカバーにハサミを入れてくれた。今はハサミを入れてくれる店員さんいなくなりました。最初の一行目から引き込まれてぐいぐい読んだのを覚えています。もう一度読もうと思い買い直しました。
ゼロの焦点 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロの焦点 (新潮文庫)より
4101109168
No.103
(5pt)

最後が良かった

松本清張の作品で初めて手にしたのがこのゼロの焦点。古き良き推理小説。今の時代の携帯などがない、ホシを追って手がかりを追って、何度も現地や地方に足を運んで読み解いていく王道殺人事件。最後の終わり方がなんとも悲しく美しく感じ、印象に残る作品です。
ゼロの焦点 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゼロの焦点 (新潮文庫)より
4101109168

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