リリアンと悪党ども
- 誘拐ミステリ (101)
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タイトルが面白そうなので読んでみましたが、ユーモア音痴の人向けです。通勤電車内での時間つぶし用です。 | ||||
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内藤陳さんの「読まずに死ねるか!」で知りましたが、読んでよかった~。最初から最後までニヤニヤしっぱなし。詐欺師まがいのバニー、美人で趣味がよくて生真面目なエラ、ちょっとオヤジギャル?でタフなリリアン(リリアンのキャラクターが絶品)、などキャラクターの立て方やアメリカらしいちょっと小粋でユーモラスな会話もさりながら、過激派を阻止するための天下の奇策やら、悪党たちがこけつまろびつ、話がどんどん転がってラストはアクション活劇になる展開もたまりません。作者のサービス精神にブラボー、な作品。 スラップスティックというと私は筒井さんあたりを想像してしまうけど、これはシニカルではあるけど毒はなく、もっと安心して読める感じ? この作品が絶版になってるって何か間違ってる感ひしひし。ほかのケンリックの作品も読んでみたいです。 | ||||
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初読は高校のガキの時、桜井一さんの表紙絵が印象的でした。 ホームズやクイーン、クリスティからアイリッシュ、ハメット、アンブラーに興味が移っている頃、新潮文庫から「シャドー81 (新潮文庫)」(復刊はハヤカワよりシャドー81 (ハヤカワ文庫NV))や「ブラックサンデー (新潮文庫)」なんかが出始めていた。 少ない小遣いの中から、悩みに悩んで「スカイジャック (角川文庫)」とカッスラー「QD弾頭を回収せよ (新潮文庫)」を購入したのがケンリックとの出会い。背表紙は白からエメラルドグリーンに変わっていましたが石岡瑛子さんのカバー画でした。アニーの飛行機のエピソードで爆笑。でも「ふすまパン」の「ふすま」の意味が判らなかった。「襖」?な訳ないし... ハマッて他の作品は無いのかと探したら「リビエラ」は品切重版未定で、この「リリアン」を見つけました。アメフトのルールが全く判らなかったのであのシーンはほぼ理解不能でしたが(当時の自分の頭の中でどうなっていたのか見てみたい)、そこを除いても無茶苦茶面白かった。(特にシドとエロル) FAOシュワルツやカラヴェルも文脈で判断するしかなかったので、カタカナが苦手な人には不利だと思うけど、ダマされてみてください。 おふざけ企画で、舞台を日本に置き換えてカタカナ固有名詞を差し替えた「翻案」版を作ってみたらどうかな 如何に自分の頭の中で映像化できるかが勝負だから | ||||
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T.ケンリックは読者を選ぶ作家である。多彩な作品を書くが基本はユーモアである。それもアメリカ流のスラップスティクス・コメディである。よくアメリカのコメディ・ドラマの面白くも無いギャグ・シーンに(仮想の)観衆の笑いをかぶせる演出があるが、その台本を書いていると言っても良い。これが体質的に合うかどうかで作者に対する評価が決まる。 本作はちょっと捻りを入れた誘拐劇だが、結局はスラップスティクス・コメディである。それもアメリカ人にしか通用しないアメラグのドタバタ等が出て来るので、読んでいて白ける。アメリカ流ドタバタ劇が好みの人にはどうぞとしか言えない。 | ||||
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T.ケンリックは読者を選ぶ作家である。多彩な作品を書くが基本はユーモアである。それもアメリカ流のスラップスティクス・コメディである。よくアメリカのコメディ・ドラマの面白くも無いギャグ・シーンに(仮想の)観衆の笑いをかぶせる演出があるが、その台本を書いていると言っても良い。これが体質的に合うかどうかで作者に対する評価が決まる。 本作はちょっと捻りを入れた誘拐劇だが、結局はスラップスティクス・コメディである。それもアメリカ人にしか通用しないアメラグのドタバタ等が出て来るので、読んでいて白ける。アメリカ流ドタバタ劇が好みの人にはどうぞとしか言えない。 | ||||
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