マッターホルンの殺人
- 山岳冒険小説 (42)
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1951年発表。グリン・カー名義の第二長編。 本名で数々の山岳関係の著書を持ち、自身も北極やヒマラヤを制覇した経験豊富な探検家であった作者らしい雄大な山岳描写と緻密な登山のディテールが最大の読みどころであるが、ミステリとしてもやや直線的なストーリー展開ながら、豪快なアリバイトリックがマッターホルンという独特な背景と有機的に結び付いて成功を収めている。 シリーズ探偵である舞台俳優兼アマチュア登山家のリューカーを初めとして登場人物たちが単なるパズルのパーツではなく精彩に富んで描かれている点も好ましく、同じ作者の『黒い壁の秘密』(1952年刊)同様、読後感も清々しい。 随所に織り混ぜられたシェイクスピアなどの古典の引用も嫌味に感じることなく作品に溶け込んでおり、英国探偵小説を読む悦びを感じられる佳作。 | ||||
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