人類狩り
- エイリアン (2)
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人類狩りの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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今回のクーンツは面白かった!!かなり高く評価できる。なぜなら設定、ストーリー展開に破綻がないからだ。SFということで作者なりの世界観が構築されたところがその要因だろう。 | ||||
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異星人の攻撃により殲滅されてしまった未来の地球。探索に訪れた異星人フランは、偶然、地球人の少年レオを発見する。地球人の抹殺指令に背むきレオを見逃してしまったフランは、主任精神科医によってその罪を暴かれてしまう。フランは衝動的に同胞を裏切り、レオを連れて地球人の暮らす避難所へと旅立つのだった…。 戦闘能力を強化した追手<追跡者>、異星人たちの知能とつながる<フェザーシステム>、武器を自己生成する生物兵器<隔離者>など、70年発表の作品ではあるが、ガジェットは今読んでも新鮮だ。 異星人と地球人の少年との逃避行が物語の大半であり、彼らと追手との攻防戦が見所である。クーンツ 全盛期までとはいかずとも、ハラハラは撒き散らしてくれている。 誤解のために人類を滅ぼしたと気づき、良心の呵責に苛まれるフラン。<追跡者>らの攻撃をかい潜りフランは、レオと共に避難所に辿り着くことができるのか…。 ありがちな締めくくり方ではあるものの、今でも十分に読める作品だ(トカゲ型異星人と少年が自然とコミュケーションがとれる!点、除く)。 | ||||
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"あの警告は純粋の地球語だったーなまりのない地球語だ。しびれた腕をさすりながらあたりを見回すと、その人間が目に入った。"1970年発刊の本書は、ジャンルミックスした幅広い作風で知られる著者の初期作にして『ベストセラー小説の書き方』で自らとりあげた異種族間の交流を描くSF佳作。 個人的には既読の"すべての物語は語り尽くされている。新しいプロットなどはない"と真摯な語り口が印象的だった『ベストセラー小説の書き方』に唸らされる所があったので、本書もついでに手にとってみました。 さて、そんな本書はオールドSF風味たっぷりに人類に勝利した【トカゲ型エイリアンと生き延びた地球人の子どもの逃避行】と、その道中における交流を描いているわけですが。そう言えば?かっては頻出した【トカゲ型エイリアンって最近見ないな。。】と、どこか懐かしくも無駄なくまとまっていて読みやすかった。 一方で、著者の特徴とも言える『恐るべき子供』モチーフとはいえ、地球人の子どもの【登場時からの沈着冷静さ、というかふてぶてしさ?】には多少なりと違和感を覚えましたが。。まあ、その分、トカゲ型エイリアンの心境の変化は丁寧に描かれていたので、ページ的にもそれはそれで。といった所でしょうか。 モダンホラーの人気作家としての著者の原点が気になる誰か、オールドSF好きな誰かにオススメ。 | ||||
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クー様 がベストセラー作家になる前の貧乏SF作家時代の作品だが、 長い小説書く能力が無い故に、 逆に感動のコストパフォーマンスは良いであろう。 現在のクー様 は1000P超えが普通だがこれは250Pもない。 短すぎるので読む楽しみを減らさない為に、 内容はあまり紹介したくないが、 知性賛美、暖かい心賛美のクーンツはこれからも読み取れる。 宇宙人に地球が侵略されて、地球が荒廃し、 地球人の生き残りは隠れて生活しているのだが、 廃墟になった都市で、本屋漁りする脇役が素晴らしい! 金を払わずにいくらでも本を持って行ける環境に喜んでいる脇役は私の理想である。 全人類が滅びたとしても、本屋と図書館が全滅しなかったら、 そこは天国だよねw | ||||
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モダンホラー作家として有名なクーンツだが、初期にはSF作品を中心に執筆していたことは良く知らなかった。 冒頭の特異な設定から物語はゆっくり始まる。ストーリーが進むに連れて、テンポは速まる。そこに繰り広げられる逃避行は非常に映像的であり、手に汗握る。しかし本作の本質は「切なさ」にある。はじめから少しずつ「切なさ」がしみ出してきて、エンディングでそれが破裂してしまう。 人類に対するシニカルな視点があふれている点も見逃せない。 | ||||
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