(短編集)

特別料理

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2015年05月08日 特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6)

まったく何ともいいようのないうまさだった――隠れ家レストラン〈スピローズ〉で供される料理はどれもが絶品ばかり。雇い主ラフラーとともに店の常連となったコステインは、滅多に出ないという「特別料理」に焦がれるようになるが……。エラリイ・クイーンが絶賛した戦慄を呼ぶ表題作をはじめ、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作「パーティーの夜」など、語りの妙と優れた心理描写を堪能できる十篇を収録した傑作短篇集!(「BOOK」データベースより)

評判

特別料理の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

特別料理の総合評価:

7.93/10点 レビュー 15件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14
(3pt)

後味の悪さを追求したエンタテイメント

このシリーズでフィニィやマシスンをまず読んだせいで、これは切れの良いオチのある洒落た短篇を書く作家を集めたシリーズ、という印象をもっていた。しかしエリンは傾向が違う(とても「異色」だから、シリーズコンセプトとずれてはいないのだが)。

 エリンは洒落たオチのある話も書けるし、ホラーも難なくこなす。
 例えば、「アプルビー氏の乱れなき世界」。実直な骨董店主アプルビーが金持ちのオールドミスと結婚し、過去6人の妻と同じ手法で7度目の殺害を実行しようとするが、その瞬間、新婦が意外な反応を・・・・という、オチが三重になった巧妙でとても面白いブラックなコメディだ。
 ごく普通のサラリーマンがチェスにはまり、日常がじわじわ狂気に侵されていく「好敵手」は、分裂した自分を相手にチェスを競い、その“好敵手”との会話で女房への憎悪を確認していく、巧くできたホラーだ。

 しかし、それ以外の短篇は、オチということでは何かヘンだ。
 ゴシック風味の「クリスマス・イブの凶事」は最後の2行でファイナルストライク的にオチが来るが、それがオチになっているのかどうか。「パーティーの夜」「専用列車」になると全体の雰囲気が重苦しくなり、オチがやはりオチになっていないという気がする。最後に載っている「決断の時」はさらに重苦しいストーリーのうえ、オチの直前でプツリと話が途切れ、読者は中途半端に放り出される。

 思うにエリンという人は、軽く洒脱なストーリーも書けるけれどそれには興味がなく、書きたいのはむしろ、重苦しくて不可解で救われない終わり方をするもの、つまり「後味の悪い」短篇ではないか。
 そう考えると、「特別料理」のトモグイに入り込みすぎた異様な感覚、「お先棒かつぎ」の、結末をとばしてその先を描き、それを疑似的なオチにするヘンな展開も理解できる。問題は、それがエンタメ小説で成り立つと作者本人が思っていることだ。

 エリンの思考論理とこちらのそれにはどうもずれがある ーー そんな読後感だったが、異様な作品を書く「異色作家」であるのは間違いない。
特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6) Amazon書評・レビュー: 特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6)より
415071956X
No.13
(5pt)

文章が上手いなとつくづく思う

本書は雑誌ブルータス2012の1/15号特集:本 で
テーマ:料理のところにこのスタンリィエリンの特別料理が紹介されていた。
出だしの1Pが丸ごとでかでかと紹介されており、その1pを読んで惹き付けられ本を購入した。

本書の冒頭解説でエリンは小説を書く時一番時間を掛けるのが出だしの一行だと書かれていた。
出だしを読んで全くその世界に入り込めない作品や主人公がなかなか出ず、時代背景ばかり長々と冒頭に書かれる方など
様々いるが、確かに彼の10編入ったこの作品集は出だしからスッと入り込みやすく文章に引かれていくばかりで妙に納得させられた。

タイトルになった特別料理はミステリファンや推理小説が大好きで沢山の量を読んでいる方ならオチが途中で解ってしまうと感じる。
途中でオチが読める作品は読む気が失せる人ががほとんどであるがそれを失わせない程の魅了的な料理の描写や
黒幕であるレトロな料理店スビローズの料理長スビローの独特の癖のある話し方
「解ります、ね?」
「素晴らしい傑作、ね?」
「あなたのお友達、わたし知らない。紹介してくださる、でしょう?」 など最後で楽しめる要素が所々にありました。

昨今の推理小説やミステリものは世の中の記憶媒体の増加によってトリックが複雑かつ困難になってきていると言われているが
小細工等を一切使われていない本書の作品は正に王道だと思います。
特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6) Amazon書評・レビュー: 特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6)より
415071956X
No.12
(1pt)

本の管理が杜撰

本の内容はとても良いです。
しかし、本のカバーに折り目がついており、傷もありました。雑に扱われていることがわかって憤りを感じます。丁寧に扱ってほしいです。
特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6) Amazon書評・レビュー: 特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-6)より
415071956X
No.11
(1pt)

本の管理が杜撰

本の内容はとても良いです。
しかし、本のカバーに折り目がついており、傷もありました。雑に扱われていることがわかって憤りを感じます。丁寧に扱ってほしいです。
特別料理 (異色作家短篇集) Amazon書評・レビュー: 特別料理 (異色作家短篇集)より
4152087412
No.10
(1pt)

本の管理が杜撰

本の内容はとても良いです。
しかし、本のカバーに折り目がついており、傷もありました。雑に扱われていることがわかって憤りを感じます。丁寧に扱ってほしいです。
特別料理 改訂版 (異色作家短篇集 2) Amazon書評・レビュー: 特別料理 改訂版 (異色作家短篇集 2)より
415200102X

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