(短編集)

疑惑



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    初公開日(参考)2009年12月
    分類

    短編集

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    疑惑---推理小説傑作選 (河出文庫)

    2009年12月04日 疑惑---推理小説傑作選 (河出文庫)

    その執拗なまでの観察眼で対象に肉迫する作家・大岡昇平の散文精神は、愛好した推理小説を実践する際にも、その威力を遺憾なく発揮した。ここに収めた初期ミステリの代表作九篇も安易な解決を望むことなく犯人を追う。海外で実際に起きた事件や題材も採り入れながら大胆に展開される。本格的な傑作選。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    疑惑の総合評価:8.50/10点レビュー 2件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    疑惑の感想

    段階式の構図転換が秀逸な「春の夜の出来事」・ロジカルなリドルストーリーの「緑の自転車」が個人的ベストです。

    水生
    89I2I7TQ
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    単純なのに…

    「推理小説」というと複雑にからみあう人間関係、おどろおどろしい殺人現場、デジタル系のツールを駆使した犯罪などが非常に凝った構成で描かれているという先入観がありましたが。そして、読み終わった時には当然、犯人は判明しているわけです。
     ところがこの「疑惑」に出てくる短編小説は、できごと自体はすべて単純なんです。おまけに冷静な目で見つめて、淡々と書いている。ところが、とてもとても言葉が深いんです。単純なできごとなのに重みがある。これは、相当の筆力の持ち主でなければムリ。おそらくできごとそのものより、それにまつわる人間の心理の掘り下げ方がとてつもなく深いからだと思います。
     複雑怪奇な筋立ての推理小説に慣れてしまった私には、かなりショーゲキ的でした。
     ちなみに、誰?犯人は誰?とわくわくしながら最後まで読んだのに、犯人がわからないまま終わる短編もありました。えー?これじゃあ永久に犯人、わからないじゃん!とショックを受けましたが、その締めくくり方がまた味わい深く、いろいろ想像をかきたてられました。
    疑惑---推理小説傑作選 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:疑惑---推理小説傑作選 (河出文庫)より
    4309409954



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