煙か土か食い物

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初版刊行(参考)
種別
長編
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9,651回
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19
読書済み登録回数
93
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あらすじ

2004年12月14日 煙か土か食い物 (講談社文庫)

腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが?ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー!故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

煙か土か食い物の評価:

7.25/10点 レビュー 8件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.25pt

煙か土か食い物の総合評価:

8.17/10点 レビュー 132件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(5pt)

あまり面白くなかった

ゴチャゴチャしてた。

わたろう
0BCEGGR4
No.3
(6pt)

好き嫌いは分かれそうだけれど、とりあえず「個性」は凄い

ミッシングリンク殺人(未遂)が題材かと思えば密室消失ネタなどが出てきて、かといって本格かと言えば、バイオレンスな作風はハードボイルド寄り?
随所の笑えるようで笑えない展開はブラックユーモアというよりは、むしろそれと真逆の一見ユーモアに見える重い展開であったり……とにかく特定のジャンルのくくりで説明できない、この作者だけの世界が広がっていた作品です。
個人的な感想を一言で言うと、ミステリ作品の皮をかぶった「こういう独自の作品」でした。

この独特な空気と文章は、合う人はスラスラ流れるように一気読みでしょうし、合わない人は拒否反応を示すでしょうね。全編通して直接事件とは関係ない部分含め、暴力、暴力&暴力なので、この辺も爽快感を得る人と、嫌悪感を催す人が分かれるのではないかと思います。
自分としては合うのか合わないのかよくわからなかったというか、ある部分では合ったしある部分では合わなかったと感じたので、間を取ったような点数になりました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2
(6pt)

煙か土か食い物の感想

タイトルはかっこいいんですけどね。
兎に角個性的過ぎです。

多くの方が言うように、句読点は少ない、改行をしない。
客観的な考察などは殆ど省略。
そしてカタカナ言葉連呼でアメリカンな乗り。
で、主人公の「またしても唐突に俺は閃く」が登場して急展開。
何というか、余りにも独りよがりで突飛な閃きで、最早一人ツッコミ一人ボケの世界。
読み手に推理させる暇も与えないというより、読み手を完全に置いてけぼりにしている
作者の計算づくだろうが、これを「圧倒的文圧とスピード感」と取るか、「投げやりなだけ」と取るかは読み手次第だろう。
低俗な暴力描写、言い回し、汚い言葉遣いが多く、学校関係者やPTAからは、間違いなく「有害図書」に認定されるはずだ。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(6pt)

煙か土か食い物の感想

暴力的な内容に負けないぐらい攻撃的な文章が迫ってきて、ただただ圧巻でした。

Lin
Y7I7W18A

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.124
(4pt)

推理パートは妄想に近いが

これはこれでアリだと思う。主人公の魅力で読める。
煙か土か食い物 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 煙か土か食い物 (講談社文庫)より
406274936X
No.123
(4pt)

推理パートは妄想に近いが

これはこれでアリだと思う。主人公の魅力で読める。
煙か土か食い物 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 煙か土か食い物 (講談社ノベルス)より
4061821725
No.122
(5pt)

人間死んだら煙か土か食い物や。火に焼かれて煙になるか、地に埋められ土になるか、へたしたら獣に食べられてしまう

ページあたりの文字の密度は高いのに、高速道路を突っ走る真っ赤なスポーツカー並みにドライブ感ある文体で、読者はいやがおうにも力づくでグイグインと牽引される。
 それはオープンカーの車内で立ち上がり、強烈な風を前から受けて体がのけ反りながらも、猛スピードで前進していくイメージか。
 暗号を解いていく探偵ミステリーの体裁でスタートした物語がそっちのけになり、いつしか奈津川家にまつわる父と一郎、二郎、三郎、四郎の4兄弟の物語に。
 その家族の物語は暴力に包まれ破滅に向かいながらも家族の愛にも包まれている。
 と、ここまで書くと「なんじゃそりゃ!」って感じでしょうが、一言でいうと「面白い」。
 面白さの一端をちょっと紹介しよう。

 小学生にして「苦痛が人間をどこまで追い詰めるのかを主眼に設定され根拠と確信のもとに」暴力を実行する二郎。二郎の暴力は、容赦がなく救いもない。自分をいじめた奴らへの復讐は徹底的だ。
 そんな二郎の書いた詩がこれだ。
「犬を三匹殺して山に捨てた。犬は三匹ナイフでさされて痛いといった。僕を恨むなクソ犬三匹め。」
煙か土か食い物 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 煙か土か食い物 (講談社文庫)より
406274936X
No.121
(5pt)

人間死んだら煙か土か食い物や。火に焼かれて煙になるか、地に埋められ土になるか、へたしたら獣に食べられてしまう

ページあたりの文字の密度は高いのに、高速道路を突っ走る真っ赤なスポーツカー並みにドライブ感ある文体で、読者はいやがおうにも力づくでグイグインと牽引される。
 それはオープンカーの車内で立ち上がり、強烈な風を前から受けて体がのけ反りながらも、猛スピードで前進していくイメージか。
 暗号を解いていく探偵ミステリーの体裁でスタートした物語がそっちのけになり、いつしか奈津川家にまつわる父と一郎、二郎、三郎、四郎の4兄弟の物語に。
 その家族の物語は暴力に包まれ破滅に向かいながらも家族の愛にも包まれている。
 と、ここまで書くと「なんじゃそりゃ!」って感じでしょうが、一言でいうと「面白い」。
 面白さの一端をちょっと紹介しよう。

 小学生にして「苦痛が人間をどこまで追い詰めるのかを主眼に設定され根拠と確信のもとに」暴力を実行する二郎。二郎の暴力は、容赦がなく救いもない。自分をいじめた奴らへの復讐は徹底的だ。
 そんな二郎の書いた詩がこれだ。
「犬を三匹殺して山に捨てた。犬は三匹ナイフでさされて痛いといった。僕を恨むなクソ犬三匹め。」
煙か土か食い物 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 煙か土か食い物 (講談社ノベルス)より
4061821725
No.120
(5pt)

デビュー作から手練れ

舞城王太郎のメフィストを受賞したデビュー作。

奈津川家の面々が主役の、奈津川サーガ第一作でもある。本作品は、米国で腕利きの外科医として名を馳せる奈津川四郎が主人公。

母親が連続主婦殴打事件の5人目の被害者となったことから、帰国して犯人探しに奔走する四郎を描いている。

事件の顛末と並行して、議員の父丸雄、中央政界を目指す長男一郎、暴力指向が強く密室から忽然と姿を消したきり行方知れずの次男二郎、小説家の三男三郎、と奈津川家の人々の歴史(?)が語られる。疾走感たっぷりのポップな饒舌文体は、実に刺激的である。事件の顛末より、こちらの方に目がいってしまう。

主要な登場人物かと思いきや、あっさり命を落としたりと、デビュー作でなかなかの手練れぶりをみせてくれる。二郎の密室からの脱出トリックや、5人の犠牲者の見立てから真犯人に辿り着くくだりはミステリなのだが、怒涛のラストで家族の愛の物語だったのかもと気づく。

【メフィスト賞】
煙か土か食い物 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 煙か土か食い物 (講談社文庫)より
406274936X

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