ミルキーブルーの境界



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    初公開日(参考)2015年11月
    分類

    長編小説

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    ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)

    2015年11月20日 ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)

    父は幼いころから愛してくれた。でも思春期を迎えたわたしは、あるクリスマスに「頭のてっぺんにキスをしないで」と邪険にしてしまった。翌朝、父は自殺した。もう、謝ることはできない―苦悩の時を過ごして数年、ジェーンはついに睡眠薬自殺を決意し、飛行機内で薬を呑む。だがその時、機体が落下。見知らぬ青年ポールと二人だけが生き残り、深い雪山に取り残される。過酷な自然の中、二人は生き延びようとするが…(「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (3pt)

    読みやすく読後感良好

    読後感の良さに引っ張られて評価を上げがちですがここは堪えて…
    序盤ヒロインの感情・思想は心に響くものがあります。
    緻密な背景描写と少女らしい未成熟な心の動きは、強い魅力を感じさせてくれました。
    中盤以降ですが、チョット急すぎる感じ
    ヒロインたちの気持ちの推移が急激すぎていまいちついて行けず、少しさめた気持ちになってしまいました。
    あと翻訳のせいかもしれませんが情景描写が少し厳しい…
    ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)Amazon書評・レビュー:ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)より
    4151815023
    No.4:
    (5pt)

    欲を言えばヒロイン・ジェーンの事故後の心理をもっと具体的に書いて欲しかったです。

    早川書房と昭和女子大学の共同制作による「自分らしく生きる女性たちの物語」をコンセプトにセレクトされたHM文庫〈my perfume〉シリーズの二冊目です。まず訳者あとがきを読んで著者が二児の父親と書かれているのが意外でしたね。男性作家が女性を主役にした物語を書くのは珍しい事ではありませんが、こういうストーリーの終わらせ方を選択した感性が私にはちょっと驚きでしたね。
    十一歳の時に父が自分のせいで自殺したという罪悪感を抱いて生きて来たジェーンは、精神科施設「ライフハウス」からのクリスマス休暇で一時帰省するタイミングを捉えて睡眠薬自殺しようと決意する。飛行機内のトイレで予定通りに薬を呑もうとした瞬間に機体が激しく揺れて墜落してしまい、やがて彼女は深い雪山にもう一人の生き残りの青年ポールと共に取り残される事となるのだった。
    原題「生き抜く」が訳題「ミルキーブルーの境界」に変更された件について触れますと、きっとこちらの方が日本の読者には魅力的で読んで見ようかなと購買意欲が湧く力になったと思いますし決して否定するつもりはないのですが、一方では後半のとてもそれ所ではない厳しい状況の物語の印象を薄めてメルヘンチックな甘さを感じさせる内容の感を強めてしまうという面もあって、要は人それぞれの考え方次第で賛否両論分かれそうな気がしますね。さて、繊細で細かい事が気になるヒロイン・ジェーンがガサツで大雑把な青年ポールと出会って反発しながらもやる気を出して行くストーリーを読んでやっぱり似た性格同士だとなあなあで中々前に進みそうもない様に思えるのに反して全く正反対の性格だとあらゆる事が刺激になって万事がてきぱきと運びそうな面が確かにあって、とりわけ非常時に際してはとても良い面が出るなと感じましたね。それから落ち着いてなどいられない精神的に追い詰められた状況の中で互いに心に傷を持つ二人が偶然に相手の事情を知って心の深い所で理解し合えた事は本当に幸いだったと思いますよね。本書のクライマックス・シーンでは人として良い悪いという理由などないまさに運命の残酷さ過酷さが描かれていて唯々胸が痛みますね。人間は試練に遭遇すると想像を超える力を発揮すると言いますが、そんな中でのヒロインの頑張りには人間が為し得る必死の力が感じられて感動で胸が一杯になりましたね。唯一点だけ欲を言えばヒロイン・ジェーンの事故後の心理をもっと具体的に書いて欲しかったですね。例えば「自分は間違っていた」とまで言う必要はないにせよ、「こんな形では死ねない」であるとかネガティヴとポジティヴのビフォーアフターの自分の心を見つめ直してどう変わったのかを直接ことばで表してくれたならもっと深く読み手の心に伝わったのではないかと思いますね。でも今現在心に何らかの悩みを抱えて生きておられる方にとって大きな勇気と力をもらえる一冊である事は間違いありませんので、自信を持ってぜひ一読をお奨めしますね。
    ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)Amazon書評・レビュー:ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)より
    4151815023
    No.3:
    (4pt)

    心温まる物語

    美しい表紙に、心温まる物語。 後半はかなりどきどきしながら読みました。
    ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)Amazon書評・レビュー:ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)より
    4151815023
    No.2:
    (5pt)

    ずっと持っていたい一冊

    表紙がきれい。 で、ロマンチックな話かと思ったら、最初は結構暗い。 そのあとは展開が速く、雪山で遭難し、運命を変える男の子と出会って、どうやって生き延びるか・・・。 こう書くと、なんだかユニークなシチュエーションだけど、文章が読みやすいのですいすい一気に読めた。 結末が単なるロマンスになっていないのもよかった。 主人公のジェーンに似ているところ、自分にもたくさんあるなあ。 ずっと持っていたい本です。
    ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)Amazon書評・レビュー:ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)より
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    No.1:
    (1pt)

    山岳に墜落した飛行機から生還を描くが切迫感がない。

    装丁が美しいので購入した。 装丁に惹かれたのはやはり誤りだった。 山岳に墜落した飛行機からの生還を描いているのだが、なんともも 現実感、切迫感がない。 お話にならない。 このような切迫感緊迫感を求めるのであれば、 北海道で山岳遭難を描いた「いのちの代償」 (ポプラ文庫) がずっと優れている。
    ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)Amazon書評・レビュー:ミルキーブルーの境界 (ハヤカワ・ミステリ文庫“my perfume”)より
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