カルニヴィア2 誘拐
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
カルニヴィア2 誘拐の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
カルニヴィア2 誘拐の総合評価:
8.67/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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前作では東欧の民族紛争の恥部を探って、読むのも嫌な過去の歴史が語られておりましたが、本書でも米軍基地闘争、それを阻止する為の過激派の誘拐事件、過去のイタリア史の暗部を辿る作品になっております。
ここで展開されている反米基地闘争は近年の沖縄の反米基地闘争や平和運動とリンクして、リアリティがあります。やはり、どの国でも反米で共闘しているのが判って興味深かったです。
誘拐事件でも、誘拐された女子が犯人にシンパシーを抱くシーンがあり、ペルーの大使館占拠事件の際に生じた事象なのでリマ症候群と名付けられたそうです。
遺骨を巡る捜査もやがてイタリアの戦後史に辿り着き・・・とあまり言えませんが、色々あったのが理解できました。
この作品を読む前に「エドガルト・モルターラ誘拐事件」という19世紀のイタリアの宗教事情を扱ったノンフィクションを読んだので、尚更イタリアの事が判った様な気がしました。
前作ほど強烈ではなかったですが、十分楽しめ且つ為になりました。イタリア現代史が判る、10年代出色のサスペンス第2作。是非ご一読を。