遺産



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遺産 (文春文庫)
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初公開日(参考)2004年09月
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長編小説

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遺産 (文春文庫)

2004年09月30日 遺産 (文春文庫)

次期大統領を目指すカリフォルニア州上院議員が路上で射殺され、黒人医学生が容疑者 として逮捕される。大物政治家殺人事件の容疑者を弁護したがる弁護士は地元にはおら ず、被告側弁護人としてアントネッリに白羽の矢が立った。“ゆきずりの殺人”として 処理したい検察に対し、“陰謀”のにおいを嗅ぎ取ったアントネッリ。事件の鍵を握る 人物から、予想をはるかに超える罠の存在を知らされるが……。サスペンス度満点のリ ーガル・ミステリ。(解説・三橋暁) 出版社からのコメント 著者はシカゴ大学を卒業後、オレゴン州で弁護士を開業していたという法曹界出身の作 家。1997年弁護士アントネッリを主人公とした『弁護』で小説家としてデビューし、 以降、『訴追』『審判』(以上、文春文庫)とシリーズ作品を発表してきた。トゥロー、 パターソンらとともに、リーガル・スリラーのなかに人生を描く作家と言われる。 第4弾にあたる本書では、これまでのオレゴン州ポートランドから、カリフォルニア州 サンフランシスコへと物語の舞台を変え、アントネッリは政治的陰謀が影を落とす事件 に挑む。その一方で、出自の秘密を明かし、幼少期を過ごしたサンフランシスコで自ら の人生を振り返るなど、シリーズとしての物語の深みも増している。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

遺産の総合評価:8.17/10点レビュー 6件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

読破するためには、かなりの努力が必要ですが、最後に報われます

単なる法廷ミステリーではなく、複雑に絡んだ人間関係と
会話の長さ、独特な言い回し等々、最後まで読むには読者側にも努力が必要ですが、
その努力は必ず報われるので、根気強く読むことをお勧めします。
読み終えたあとの、スッキリ感。これはちょっと意外でした。

初めてのバッファ氏の本でしたが、この感じなら、あと数冊読んでもいいですね!

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

思い出のサンフランシスコで…

弁護士のAntonelliは、いとこのBobbyから頼まれて、
州知事候補の上院議員に対する強盗殺人で逮捕された黒人青年の弁護につく。
 しかし、警察・政治家・経済界、そして市民にとって都合のよい容疑者に対する
捜査・裁判は圧倒的に不利で、Antonelliは、世代を超えてこの地に根付く
人々の階級と権力への執着を思い知らされる。
 さらに事件の陰に潜む、予想をはるかに超えた陰謀の存在を知ったときから、
自身の生命も脅かされることになる…。

 孤高の弁護士Joseph Antonelliシリーズ第4弾です。
 いつもながら登場人物それぞれの描き方が見事で、陰があるけれども、
深く知るうちに惹きつけられずにはいられないAntonelliの人物像も魅力的。
 幼少期の思い出の土地サンフランシスコで、自身の出自も振り返りつつ、
人間として弁護士として、苦悩しながらの裁判となります。
 法廷シーンも相変わらずの切れ味を見せますが、今回は意外な展開も…。
遺産 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:遺産 (文春文庫)より
4167661764
No.4:
(3pt)

全体的にフワッとした印象で盛り上がりに欠ける

いわゆる「リーガル・サスペンス」のなかでもじっくりと読ませるタイプの本書だが、デキはいまひとつ。なぜか。

 まず、最後に軽いどんでん返しがあるにはあるのだが、ストーリー全体がフワッとしていて話しの落としどころ、クライマックスがないままラストを迎えてしまうところが読んでいてツラい。ここぞ、という話しの盛り上がりが1箇所はほしい。

 それに登場人物たちの「顔」が見えてこないのだ。映像のように登場人物たちがイメージできないのである。人物描写が浅い、としかいいようがない。残念だが★3つが精一杯。
遺産 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:遺産 (文春文庫)より
4167661764
No.3:
(4pt)

リーガル・ハードボイルドと呼びたい

常勝の刑事法廷弁護士アントネッリが今回挑むのは
サンフランシスコで起きた上院議員の殺人事件の容疑者の弁護です。
シリーズものですが、アントネッリ以外の登場人物は
ほとんど前作と関係ありませんので、この作品から読む人もご心配なく。
シリーズのなかでも、法廷の魔術師としてのアントネッリの
弁論テクニックにこれほど焦点を当てている作品はないでしょう。
前半3分の1くらいはちょっとテンポが悪いですが、
その後に始まる法廷シーンは十分に楽しませてくれます。
遺産 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:遺産 (文春文庫)より
4167661764
No.2:
(5pt)

一番のでき

このシリーズは、いつも展開が気になって、
一気に読み上げてしまうのですが、
本作品は、今までで最高のできではないでしょうか。
政界のどろどろも読み応えありだし、
どんでん返しにいたっては、ハリウッド映画のよう。
それでも、うすっぺらにならないのは、
主人公アントネッリさんが、冷静でシニカルに物事を
見つめているから。
次回作が楽しみです。
遺産 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:遺産 (文春文庫)より
4167661764
No.1:
(5pt)

待っていました。

この作者は、本当に作品が少なくて、待っていたのでした。そして、相変わらずのアントネッリさんが懐かしく、前の3作品を読み直しましたわ。あああんなこともあったねえ・・・といった感じで。
今回もなかなか面白かったです。ネタがばれてしまうのであまりどこがどう面白いと言えないところが、残念。だからこれも全然おすすめの文章になっていませんね。すみません。
シリーズも4回目になるとつまらなくなってくるという心配はないと思います。前3作が良いと思う方は、損しないと思いますよ。
遺産 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:遺産 (文春文庫)より
4167661764



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