遺産
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遺産の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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単なる法廷ミステリーではなく、複雑に絡んだ人間関係と | ||||
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弁護士のAntonelliは、いとこのBobbyから頼まれて、 州知事候補の上院議員に対する強盗殺人で逮捕された黒人青年の弁護につく。 しかし、警察・政治家・経済界、そして市民にとって都合のよい容疑者に対する 捜査・裁判は圧倒的に不利で、Antonelliは、世代を超えてこの地に根付く 人々の階級と権力への執着を思い知らされる。 さらに事件の陰に潜む、予想をはるかに超えた陰謀の存在を知ったときから、 自身の生命も脅かされることになる…。 孤高の弁護士Joseph Antonelliシリーズ第4弾です。 いつもながら登場人物それぞれの描き方が見事で、陰があるけれども、 深く知るうちに惹きつけられずにはいられないAntonelliの人物像も魅力的。 幼少期の思い出の土地サンフランシスコで、自身の出自も振り返りつつ、 人間として弁護士として、苦悩しながらの裁判となります。 法廷シーンも相変わらずの切れ味を見せますが、今回は意外な展開も…。 | ||||
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いわゆる「リーガル・サスペンス」のなかでもじっくりと読ませるタイプの本書だが、デキはいまひとつ。なぜか。 まず、最後に軽いどんでん返しがあるにはあるのだが、ストーリー全体がフワッとしていて話しの落としどころ、クライマックスがないままラストを迎えてしまうところが読んでいてツラい。ここぞ、という話しの盛り上がりが1箇所はほしい。 それに登場人物たちの「顔」が見えてこないのだ。映像のように登場人物たちがイメージできないのである。人物描写が浅い、としかいいようがない。残念だが★3つが精一杯。 | ||||
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常勝の刑事法廷弁護士アントネッリが今回挑むのは サンフランシスコで起きた上院議員の殺人事件の容疑者の弁護です。 シリーズものですが、アントネッリ以外の登場人物は ほとんど前作と関係ありませんので、この作品から読む人もご心配なく。 シリーズのなかでも、法廷の魔術師としてのアントネッリの 弁論テクニックにこれほど焦点を当てている作品はないでしょう。 前半3分の1くらいはちょっとテンポが悪いですが、 その後に始まる法廷シーンは十分に楽しませてくれます。 | ||||
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このシリーズは、いつも展開が気になって、 一気に読み上げてしまうのですが、 本作品は、今までで最高のできではないでしょうか。 政界のどろどろも読み応えありだし、 どんでん返しにいたっては、ハリウッド映画のよう。 それでも、うすっぺらにならないのは、 主人公アントネッリさんが、冷静でシニカルに物事を 見つめているから。 次回作が楽しみです。 | ||||
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この作者は、本当に作品が少なくて、待っていたのでした。そして、相変わらずのアントネッリさんが懐かしく、前の3作品を読み直しましたわ。あああんなこともあったねえ・・・といった感じで。 今回もなかなか面白かったです。ネタがばれてしまうのであまりどこがどう面白いと言えないところが、残念。だからこれも全然おすすめの文章になっていませんね。すみません。 シリーズも4回目になるとつまらなくなってくるという心配はないと思います。前3作が良いと思う方は、損しないと思いますよ。 | ||||
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