ロンドン・ブールヴァード



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初公開日(参考)2009年10月
分類

長編小説

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ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)

2009年10月28日 ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)

3年の刑期を終えて、ミッチェルは出所した。かつてのギャング仲間から荒っぽい仕事を世話される一方、彼はふとしたことから往年の大女優リリアンの屋敷の雑用係に収まる。リリアンに屈折した愛情を注ぐ執事ジョーダンは、彼女がミッチェルを“独占”できるよう何かと骨を折るのだが、おかげでミッチェルは危険な隘路へ―。華やかな受賞歴を誇る「ノワールの詩人」、会心の一作。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(4pt)

どんな事態にも冷静に対処する完全に吹っ切れたタフなヒーローなのだが・・・・。

2001年発表のMWA最優秀長編賞受賞作「酔いどれに悪人なし」の邦訳でお馴染みのアイルランドの中堅ハードボイルド作家ブルーエンが著し現在映画化が進行している傑作クライム・ノヴェルです。本書はアメリカ犯罪映画の名作「サンセット大通り」を下敷きに舞台を1950年代のLAから現代のロンドンに変えて書かれた作品だという事です。些事ですが版元が早川書房から新潮社に変わり著者名の表記が「ブルーウン」から「ブルーエン」に変更されましたので、著者も日本では2つの呼び名を持つ作家のひとりになりました。
3年の刑期を終えて出所したミッチェルは、すぐに昔のギャング仲間から手荒な仕事を任されて世話になりながら、一方でふとした縁から往年の大女優リリアンの雑用係の職を得る。何かと世話を焼く彼女の執事ジョーダンを含めてミッチェルは次第に舞台復帰に執念を燃やすリリアンとの関係を深めて行く事となり、最初はごく軽く考えていたのが思いも寄らぬとんでもない事態へと発展するのだった。
本書は400頁近い文庫本ですが、主人公が所々に詩的な会話を割り込ませている為に全体的に余白部分が多く、集中すれば誰でも短時間でさらっと読めます。ミッチェルは文学からミステリーまで何でもござれの小説マニアで、作品から一部を引用したり彼流の警句を吐いたりして、笑えても笑えなくても常にご機嫌な爽状態でぶっ飛ばします。そしてどんな事態が起きても全くあわてず自信満々のタフガイ振りで冷静に対処します。それに悲しみにも動揺せず立ち直りが早いとなると殆ど完璧と言えるでしょう。ところが、そうなると意外にも著者のこれまでの作品に登場したダメ男が恋しくなります。要はあまりに人として欠点や悩みがないと人間性が見えず愛すべき魅力を感じないのです。小説の深みを求めると少し物足りなさも感じますが、本書は軽いノリで最後まで楽しめる上手く出来た犯罪小説だとは思います。
ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)より
4102174419
No.2:
(5pt)

ハードだけどどこか憎めない

この本も表紙に惹かれました。

設定も内容もレビューを書きたくなるほど面白く、

人に薦めたくなる1冊です。

映画『サンセット大通り』がベースになっているそうです。

ハードな殺人があるものの、どこか憎めない登場人物。

ストーリー展開も意外性があり、最後まで一気に読めます。
ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)より
4102174419
No.1:
(4pt)

当り!!

全然知らない作家、題名。本屋でジャケ買い状態で購入。でも面白い!のめりこんで一日であっという間に読んじゃいました。
この訳者さん、いいですね。わかりやすいしセンス良いと思います。
翻訳本ってわかりにくいの多い気がするけど、この訳者さんいいです。読みやすい。
「人生の中でがっかりする事の一つにコーヒーってのが香りほど旨くないって事だ」って所、ちょっと笑っちゃいました。確かにそう。(でもこのあと主人公は旨いって言ったけど)
まぁ、兎に角いいです。読んでみてください。
ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ロンドン・ブールヴァード (新潮文庫)より
4102174419



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