空(から)のグラス
- マリリン・モンロー事件 (1)
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もちろん現実に起きた事件を扱ったフィクション作品ですが、 そんなことは読んでいるうちに頭から消え、 ただひたすら主人公が巻き込まれた闇の深さをともに体験するような感覚にとらわれます。 事件の真相は? 犯人は? その手段は? そして、主人公の行く末は? 取りつかれたように真相と、そこに待ち受けるであろう破滅へ突き進む主人公の行動に引っ張られ、ページを繰る手が止まりませんでした。 あまりにも重い最後の1ページを読み、しばし呆然とさせられました。 | ||||
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原題 The Empty Glass 原著2012年刊 1962年8月5日早朝発見されたマリリン・モンローの死。 現場に駆けつけた検視官代理が真相を探るうち巻き込まれる闇に満ちた迷宮。 ケネディ兄弟やピーター・ローフォードらが実名で登場するが、本書の眼目はモンローの死の真相に関する陰謀論的な暴露よりも、真相追究の執念に囚われた主人公が袋小路の如き状況に陥る心理的サスペンスにある。 ジャーナリスト出身の作者の第一作と聞き感じた先入観は良い意味で裏切られ、謎めいた冒頭から哀感や無常観さえ感じられる結末に至るまで一気に読ませる力を持つ。題名に込められた寓意も味わい深い。 | ||||
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