死者と踊るリプリー
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
死者と踊るリプリーの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
死者と踊るリプリーの総合評価:
9.43/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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今回はシリーズ最終作という事で、劇的な大団円を迎えるかと思っておりましたが、見事に裏切られた感じもしました。個人的にはリプリーというキャラが凶悪犯に思えるけど、生きている人が普遍的に持っている営みも有しているという一筋縄では行かないキャラに思えるので、こういう風に終わるのも何となく納得した次第でした。
最高傑作、代表作に挙がる「変身の恐怖」で、主人公が人を殺した可能性があり、最初は罪障感を感じるけど、何も言われないので、それが消えるという内容だったと思いますが、リプリーも毎回犯罪を犯すので、あんまり罪悪感がなくなり、それが常態化した感じですが、人間が常に自分の事を中心に物事を考える性向があるので、私が仮に犯罪を犯したら、リプリーみたいに偽装工作を弄したり、逃げたりするかもしれないと思いながら読みまして、そういう風に読むとあまり批判できない、という感慨を抱いたりもしました。
これでシリーズは終わりだそうですが、ハイスミスがもう少し長生きしたら、更にシリーズが続いたかもとも思いまして、著作権継承者の公認で、他の作家がシリーズを書き継ぐ可能性も全くない訳ではないと思いますが、ハイスミスの作品がどれも特異な感じで、誰もまねできにない感じの物が多いので、無理かもとも思います。
異色のシリーズ最終作。是非シリーズ順に通読をお勧めしておきます。